弁護士先生の思い* 富士山の裾野とラポールを目指して
裁判官も経験された弁護士歴30年のベテラン弁護士先生に、
真理子さんが上手に質問され、お人柄やモットーなどを引き出されます。
弁護士先生、 初めに
「尋問受ける側の気持ちも味わいたいと思って、対談をお引き受けしました…」と笑わせてくれました。
先生のお話がとても心に残ったので、ご紹介を・・。 1. 富士山のてっぺんをきわめる
富士山のように頂の高い山はすそ野が広い・・ 多くのことに興味を持ち、多くの人達の話を聞き、寄り添って考え、
様々な経験を積み重ねることで、裾野が広がり、その人の人格を高め、
人生を豊かにする…と。
ボランティアなどを引き受けられ、多くの方と関わっていらっしゃる方
お花や野菜を作り、趣味を究め、読書や映画や旅で知識を深められる方、
お孫さんや家族のお世話をよくなさっている方・・そんな方がたを思い浮かべました。
人間は知識だけ学んでもダメ。大事なのは人としてのあり方、人格です。
嘘や悪口、デマ、無責任な言葉が巷に溢れている現状は嘆かわしい。
弁護士さんご自身も好奇心旺盛で多趣味。
読書も登山も、運動も音楽も・・特に読書は知識の源と。
(学生時代は勉強ばかりだったので、大人になってから運動や登山を)
仕事も、民事、刑事、裁判官、弁理士、家事調停委員・・と
何でもこなせるようにすることで、自分の裾野を広げてこられた。
✿もう一つの富士山の高さの秘密ですが・・
これはつぶやきんから教えていただきました。コメント欄から借用。
富士山の高さの秘密は、いつも新鮮な溶岩を出してきたこと、富士山からは、色々教わることがあります。 多方面への関心と飽くなき探求で裾野を広げ、
好奇心、向学心、向上心で、日々新たに生きること・・。
2、先生の面白い勉強の仕方
特に人と交わる勉強が大切だったそうです。
勉強は5,6人のグループで図書館や喫茶店で。
閉じたところで学ぶのは心地よいが、それだけではいけない・・と。
おそらく、弁護士という人間を相手にする職業柄、
友人と学び合ったことが自分の血肉となっていると思われたのでしょう。
3.ラポールという人間関係を目指している
ものごとを相対的にやわらかく見ることを心掛けている
人との関係もみんな違ってみんないい。
自分の物差しを、人に当ててはいけない。
居心地の良さが、次のエネルギーになる。
居心地の良い仲間とのおしゃべりやランチ、
たしかに元気になります!
ラポールとは・・・
ラポールとは、フランス語で「橋をかける」という意味で、相手と自分との間に橋が架かっ ている状態、すなわち、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態を指す。
心が通い合うこと。どんなことも打ち明けられる関係
ありのままに受け止めること。
そだね~。そうなんや。も、ラポール
自分らしく生きるのもラポール
自由にのびのびと生きること、
お互いを認め合って生きることを大事にしたい。
最後にお茶目な真理子さんが、奥様にいきなりマイクを向けて、
日頃の弁護士さんの姿を尋ねられました。
真理子「飲んだら寝てしまう・・とか、ご家庭でのエピソード どうぞ!」
奥様「山に家族で行く時は、一人で荷物を全部持ってくれるんです」
真理子「う~~ん、そんなエピソードですかぁ…(笑)」
家族にも尊敬され、慕われ、ますます株が上がってしまった先生。
最後に、好きな詩、金子みすゞの「みんな違ってみんないい」を朗読され、
好きな歌「冬の星座」を歌ってくださいました。
冬の星座 知らない歌でしたが、歌詞が素敵です!
歌もお上手で、60歳過ぎても、みずみずしい感性。
最後に、「自分を見つめ直す機会を与えていただき感謝しています」と。
とても謙虚で真面目で青年のような弁護士先生でした。 |