玉城デニーさんが政治家を志したワケ 「弱い立場の人のために」
玉城デニーさんが政治を志したワケ 「弱い立場の人のために」
2018年9月30日 22:15
社会の負の側面を見てきたからこそ、困っている人や社会的に弱い立場の人のために、できることがあると思い、きょうまでやってきた」ーー。
社会的弱者を守りたい 玉城デニーさん(58)
30代後半に、琉球大学の公開講座で地方自治の授業を受けたのが、政治に興味を持ったきっかけ。当時はラジオDJやタレント活動をしていたが、政治の可能性や面白みに触れ「人生を人のためにささげる仕事がしたい」と思った。
政治家になるにはどうすればいいか。周囲に相談していたところ、2002年の沖縄市長選に出馬するという記事が新聞に出た。ラジオの仕事は失ったが、政治の道へ進む一つの転機になった。市長選には出馬しなかったが、その後、沖縄市議選で当選し、政治家としてスタートを切った。
子どもの頃は「ハーフ」という理由で奇異の目で見られ、いじめられた。母子家庭で育ち、貧困も経験した。「社会の負の側面を見てきたからこそ、困っている人や社会的に弱い立場の人のために、できることがあると思い、きょうまでやってきた」
つらいとき、心の支えになったのは音楽。今でも音楽が好きで、おじさんバンドを組んでいる。好きなことや夢中になれることがあれば、逆境を乗り越える力になる。若い世代には「夢中になれるものを見つけたら、その気持ちを一生大切にしてほしい」と願う。
子どもや若い世代が夢を持ち、可能性を広げるためには、平和な未来が保障され、かつ経済が発展していくことが重要だと訴える。「平和と経済は切り離して考えるものではなく、両立できるもの」。その環境を実現するため、ぶれずに行動していく。(社会部・松田麗香)
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デニーさん、当選おめでとうございます。
彼を選んでくれた沖縄の人たちもありがとう。
自民公明の札束のばら撒きにも、菅官房長官の携帯電話料金の値下げの話にも乗らず、(←むしろ軽蔑され、逆効果だった!)(^0^)
これからが大変だと思うが、私はデニーさんの毅然としたこの言葉に希望を感じる。
「あなたの国(米国)の血が私には2分の1流れている。だから私の言うことは半分は聞いて頂く。残りの半分は日本政府に聞かせる。
彼なら沖縄の人たちの立場で考え、アメリカにも日本政府にも立ち向かっていくことだろう。
「社会的弱者を守りたい」
「人生を人のために捧げる仕事をしたい」と言う気持ちから政治家になった。
彼は翁長知事の志を受け継いで、きっと沖縄を変えることができると思う。
彼は半分、陽気で親しみやすいアメリカ人。
奥歯に物が挟まった言い方や忖度もしない。
そして、全くぶれることのない誠実なお人柄。
そんな彼だからこそ、基地問題にもきっちり向き合えると思うのだ。
沖縄の基地問題は、実は私たち日本の問題でもある。
私たちも彼を応援していこう。