金曜トークサロン:リタイア後の暮らしは8教科の実践で♫by竹中良行先生

2ヶ月に1度の金曜トークサロンは、奈良市の小中学校で教育一筋の竹中先生。
特に理科教育では有名な先生で、奈良のサイエンススポットを紹介した「奈良を理科する、奈良で理科する」という本を自費出版で3冊出された。

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「自然を学ぶ理科はその地へ行って学ぶことが大切」というのがモットー
あちこち旅をし、写真を撮り、資料も見せて、
「理科は面白い」と気づかせたい。と。
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たしかに、実際に訪れることで得られる知識や感動は大きい。
サイエンススポットで、興味が広がる。
私も、この本を片手に訪ねてみようと思う。

理科は覚えることでなく考えることが大事と。
理科教師は手ぶらで教室に行くなと言われ、いつも子供の興味を引くものを色々持って教室に行かれたそうだ。

例えば、ピンクの紫陽花の花が、お酢を入れると青色に変化‼
 
(子供達が)びっくりする  → なんでやろう??と考える →わかった!

このような過程を通って理解することが望ましいとのこと。
驚き、なぜ?と考えるところから知識が身につく。
これも理科だけのことではないなぁ…と感心した。

さて、竹中先生の定年後の過ごし方が何とも素敵である。
タイトルの8教科の実践とは?

国語…ミニ新聞作り、コラムの書写、ブログ、本作り
数学…数独
社会…旅行のしおり作成、記録
理科…サイエンススポットを訪ねて紹介する
家庭科…奥様を亡くされてからは家事全般、
           エプロンつけて調理実習、可愛いエプロンでしょうと写真を(笑)
体育…毎日のラジオ体操、ウォーキング、グランドゴルフ
音楽…コーラス部に所属、貴重な男性会員
美術…スケッチが好きで、絵画展も。

こうして見ると、8教科の実践はバランスもよく、
楽しみながら充実した暮らしぶり

自分の生活や趣味をこのように分類して眺めてみるのは面白い。
やってみると…
国語…読書、発表の資料のまとめ、ブログ?(自分の記事少ないけど。)
社会…旅行、温泉学、人間学
理科…園芸、アゲハ蝶の観察(笑)
体育…プール、卓球、ウォーキング
家庭科…手抜き家事、料理
美術…美術館巡り、絵は描けないけど写真は好き
音楽…昔はピアノ、でも今は…??
あれ、数学は???(^_^;)
足りないものは何か始めても良いですね。

皆さまはいかがでしょうか。

最後に長年コーラスで鍛えられた歌唱力を披露
昔、オルゴール館にいったときの事を思い出して感慨深かったです。

立派な先生ですが、尊大なところが全くなく
はにかみ屋で、謙虚な竹中先生、素敵な方でした。
真理子先生がずっと憧れていたお兄さんのような方と言われたのも納得でした。