小さなアゲハが羽化しました。

4月8日、花まつりの日、

アゲハ蝶の半分くらいの大きさのアゲハが羽化しました。

帰宅すると、ベランダのサンダルにちょこんと乗っていました。

寒くて飛べなかったようです。

りんごと比べてみると・・

羽を広げても、親指くらいしかない親指姫のようなアゲハです。

この子は10月中旬、寒い時期に命をもらったので、生きるのが大変でした‼

とても育たない…と思われたのに、

凍えそうな寒さに耐え、懸命に生きる姿は感動もの。

レモンの葉がなくなり、

近所の方の厚意で金柑の葉をいただいて命を繋ぎ、10月末に蛹に…。

長い冬眠期間を経た越冬蛹からの羽化です。右の空っぽの蛹がそうです。

寒い時期で少食だったので、蛹も小さく、無事、蝶になれるか心配でしたが、小さくても綺麗な蝶です。

よく見ると鳥のようにふわふわの毛がついているのも珍しく、可愛い。

(親バカですね～)

ただ、五体満足な蝶なので、手乗りで蜜を…というわけにいかず、

仕方なくベランダ側の入り口にお花を集めました。

このところ、東京の母だけでなく、

こちらでも「私をお母さんと思って…」と言ってくださった大切な方が大怪我をして入院。もう1人、家族のようにお世話になった方も亡くなられ…お見舞いや告別式が続きました。

そんな私を元気づけようと、早めに羽化してくれたのかな。

まだ仲間もいなくて、外も寒いのに…。

でも、とても癒されています。

ちょっちゃんの3代目。

寒い季節をがんばって生き抜いたのですから、少しでも長く生きてほしいです。