七夕祭り(2) 七夕いろいろ・・・

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七夕いろいろ・・

仙台の七夕の特徴は…
長さ10メートル以上の青竹に巨大な薬玉と色とりどりの和紙の吹き流し。

商店ごとに工夫を凝らして、数か月前から丁寧に手作りされます。

それぞれにいろんな工夫やアイデアがいっぱい

スポーツ用品店はこんな感じで
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これは眼鏡屋さん
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吹き流しで視力検査をしてね~・・・。笑

幼稚園、保育所
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中にはこんな川柳を短冊代わりに出すところも…
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(みなさん、読んで~。消費税反対!)

大阪の王将もありました。
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飾り付けはちょっと手抜き~(^0^)・・

だけど、お店は大人気、行列が出来ていました~♪
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8月6日から始まるので、平和への祈りも・・・
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毎年、商店や商店街単位で飾り付け審査も行われ、受賞作品には金賞や銀賞のプレートが貼られます。
きれいな飾り付けを見つけたら、入賞作品かどうかを確かめてみるのも楽しいです。

金賞受賞作品
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上から下まで丁寧な作品です。
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藤崎デパートの作品  銀賞です。
支える人支えてくれる人の笑顔を吹き流しにしました!
笑顔を集めるというアイデアが良いですね^^

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・・・・・仙台七夕の七つ飾り・・・・・・

七夕飾りへの願いや思いは、人それぞれですが・・・

仙台七夕の七つ飾りにはそれぞれ意味があります。

投網(とあみ))・・・・・・豊漁と幸運

紙衣(かみごろも)・・・・・病や災いの身代わりと裁縫の上達

吹き流し・・・・・・・・・・織り姫の織り糸の象徴で機織りや技芸の上達

折り鶴・・・・・・・・長寿への願いと折り紙を通して教わる心(学ぶ心)や人に教える心を学ぶ

短冊・・・・・・・・・夜露を硯に集めて墨をすり、詩歌を書いて学問の上達

巾着(きんちゃく)・・・・・富貴、節約貯蓄。無駄使いへの戒め

屑篭(くずかご)・・・・・七つ飾りの裁ち屑や紙屑をこの籠の中に入れる
             物を粗末にしない倹約と清潔の心を育てる

注意してよく見ると、笹飾りに付いていますよ。(金賞作品の笹の下の方に見えています)

昔の人たちの願いは、つつましいですね。

商人が中心になって復興させた七夕祭りですが、

商売繁盛とか家内安全とか神社にあるようなお願いではなくて

人生をよりよく生きるために身につけておきたいことを中心のお願いになっています。

もともとが技芸上達を願う星祭りだったせいもあるのでしょう。

学ぶ心や物を粗末にしないことなど・・・・・・・人として大切なことばかり・・・(^_^)

裁縫、学問、倹約貯蓄・・・・・・・・・mimiに足りないものばかり・・・(@@)

この七つ飾りに込められた願いにも感動したmimiでした。

私は仙台生まれ。

小学3年生までこちらで過ごしたので、小さい頃、何回か連れて行ってもらった記憶があります。

ただ、子供心にきれいだなぁ~と見て歩いたのですが・・・

丁寧な手仕事への感動など、子どもの頃とは見る視点が違っているからでしょうか、

七夕の歴史を知り、七夕に寄せる願いなどを知った今回の方が感慨深いものがありました。


物事の歴史やそこに受け継がれている思いなど、表面には見えない物を知ることによって、物事がより良く見えてくることがありますね。

わが町 仙台。
長い伝統を持つこの七夕祭りは、仙台っ子の私にはちょっと誇らしく思えるものでした。^^