中秋の名月と仲秋の満月(^^)
昨日は大雨と雷から始まった一日でしたが、午後からは天候も落ち着き、
夜空にきれいな満月が雲間から顔をのぞかせてくれました。
一昨日の中秋の名月を見そこなった私ですが、
昨夜は夜遅く、高く上がった満月を眺めることが出来ました。
上から順に8時、10時、12時の写真です。
同じ位置で写していたら、月がどんどん高く上がるのがわかるのですが・・。
同じ位置で写していたら、月がどんどん高く上がるのがわかるのですが・・。
仲秋の「満月」です!(仲秋は陰暦8月のこと陰暦8月の満月です)
・・・ 中秋の名月とちがうの~?
・・・ ちがうんですよ~。
うっかり者の私は、中秋の名月を昨日の満月の日と勘違い・・
お友達のブログにもとんちんかんなコメを書いてしまいました~(><)
「恥ずかしいなぁ。穴を掘って入りたい・・・」と言ったら、
「もう遅いよ~」って・・(^0^)
そこで、もう一度、「中秋の名月」の復習をすることにしました・・・。
おつきあいしてくださいね~。
陰暦での四季の分類は・・・
春が1~3月、 夏が4~6月 秋が7~9月、冬が10~12月
だから、中秋とは・・・初秋(7月)仲秋(8月)晩秋(9月)の中の
秋の真ん中・・・つまり8月15日のこと
【中秋の名月とは、「陰暦8月15日」の月を指します。】
( mimiちゃん、わかった~? ハイハイ~!)
陰暦8月15日は、太陽暦(今の暦)では、いつになるのかな??
手持ちの陰暦カレンダーで探しました。
・・・陰暦8月15日は、西暦の9月22日でした。。つまり一昨日。
、必ず15日は満月に近い形に見えます。
だから・・・満月=十五夜の月 と考えてしまうのですが・・・、
実際は、新月(朔)から満月(望)までの平均日数がピッタリ15日ではなく、
約14,76日のため、毎年、昨日のように、一日や二日のずれが出来てしまうそうです。
もちろん、8月15日が満月と一致する年もあります。
(調べてみると、過去では2002年から2005年まで。この先では・・・
2011年から2013年までが「中秋の名月」と「仲秋の満月」が一致しています。)
来年からしばらくは間違えることなさそうですね^^(ホッ!)
ところで、かぐや姫が、月の都に帰った日はいつでしょう?
これも陰暦の8月15日、中秋の名月の晩です。
陰暦8月は、今の9月ごろ。
秋の澄んだ夜空に、こうこうと照る月を見て、物思いをするかぐや姫
中秋の名月の晩に、泣く泣く月の都に連れ帰らされてしまいます・・・
(天の羽衣を着せられたから、人間の心を失って、悲しみは忘れていますけど・・)
秋の澄んだ夜空に、こうこうと照る月を見て、物思いをするかぐや姫
中秋の名月の晩に、泣く泣く月の都に連れ帰らされてしまいます・・・
(天の羽衣を着せられたから、人間の心を失って、悲しみは忘れていますけど・・)
この話、良くできていますけど、人情味がないですね~。
あんなにかわいがって大事に育ててくれたお爺さんとお婆さんを置き去りにして、
悲しませて終わってしまうなんて・・ひどい。
せめてお爺さんとお婆さんも一緒に、月の都に連れて行ってあげて欲しかった
・・と憤慨する私です。
あんなにかわいがって大事に育ててくれたお爺さんとお婆さんを置き去りにして、
悲しませて終わってしまうなんて・・ひどい。
せめてお爺さんとお婆さんも一緒に、月の都に連れて行ってあげて欲しかった
・・と憤慨する私です。
話が月の都まで飛んでしまいましたが、・・
日本ではずいぶん昔から月を眺める風習があったのですね。
でも、この風習も中国から入ってきたそうです。
現在の諸問題はひとまず置いておいて・・、
日本の文化形成に、中国の影響ははかり知れません。
日本ではずいぶん昔から月を眺める風習があったのですね。
でも、この風習も中国から入ってきたそうです。
現在の諸問題はひとまず置いておいて・・、
日本の文化形成に、中国の影響ははかり知れません。
☆☆おまけ☆☆
お月見は二回あるのをご存じでしたか?
十五夜と十三夜です。
十五夜とは陰暦8月15日の月 今年は陰暦カレンダーによると9月22日
十三夜とは陰暦9月13日の月 今年は陰暦カレンダーによると10月20日
「十三夜の月」は、「豆名月」、「栗名月」。
大豆や、栗が収穫できるのは、里芋より遅いからだそうです。
昔の人は、行事と農業がしっかり結びついていたんですね。
大豆や、栗が収穫できるのは、里芋より遅いからだそうです。
昔の人は、行事と農業がしっかり結びついていたんですね。
☆お月見は、この十五夜と十三夜の二つとも見るのがよいそうです!☆
十五夜を見た皆様、十三夜もお見見しましょうね~(^^)
長々とおつきあいありがとうございましたm(_ _)m