京都 嵐山の紅葉

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友人と嵐山の紅葉を見に行きました。

行き先は天龍寺と宝厳院。

天龍寺世界文化遺産
暦応2年1339年)、足利尊氏が、後醍醐天皇の菩提を弔うために
夢想国師を開山として創建された禅寺。
京都五山第一位として栄えた名刹

先ず、参道の真っ赤な紅葉に迎えられます。
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この季節の一番のみどころは  夢窓国師作庭「曹源池」庭園。
*嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、
 貴族文化の伝統と禅好みの手法が溶け合い、四季折々の美しさが楽しめます
 拝観料   大人 500円 小人(中学生以下)300円
      午前8時30分開門~午後5時閉門

この庭園は、望京の丘を登り、竹林を通って、紅葉の嵐山を望む曹源池まで、
・・広い庭園の中をゆっくりと散策できます。
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・・紅葉は、やはり木々の人生の?秋を感じます。

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でもそれは、寂しさではなく、・・むしろ、冬に向かう木々の最後の姿として、
精一杯、美しく自分の命を輝かせているような豊かさ・・。


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もみじも桜も・・・葉の一枚一枚が違う顔、違う色で、命の輝きを見せてくれます。



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  竹林

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 嵐山を借景にした曹源池の紅葉


この後、天竜寺から徒歩6分ほどの宝厳院へ向かいました。

宝厳院…大本山天龍寺塔頭
    有名な獅子吼(ししく)の庭は嵐山を取り入れた借景式山水庭園

*獅子吼(ししく)は、仏が説法する…という意味です。
庭園を散歩すると、鳥の声、風の音を聴くことによって、人生の真理、
正道を肌で感じて、心が癒されるという庭だそうです。
昔の人はこんなところに、心の癒しを見いだしていたんですね。
たしかに、心静かに、風の音、鳥の声に耳を澄まし、美しい紅葉を眺めていると、
心癒されるものです。
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この庭で舞妓さんにも出会い、写真を撮らせていただきました。
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宝厳院の参道・・紅葉のトンネル。モデルはmimiの友人です。

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宝厳院は夜のライトアップも良いものです。
*11月13日~12月5日(5時半~8時半)

門前には嵐山羅漢が70体ほど祀られています。
羅漢とは、釈尊の弟子で崇高な修行者「悟りを得た人」を意味します。
この嵐山羅漢の杜は、宝厳院の呼びかけで、阪神大震災で身内を亡くした人や、
孫の成長を思う祖父など、各地の人々の思いを託した石仏の寄進に寄るものだそうです。
羅漢さんは、釈尊の弟子・・・といえども、どうです?この表情?
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鳩や鹿を持っている者、笑っている者、いろいろあって・・・、
何だかとても人間くさい羅漢さん。見ているだけでも和んでしまいます。

嵐山名物いろいろあれど・・人力車もその一つ。
写真は撮れませんでしたが、いかにも体力のありそうな若いお兄さんが
人力車をあちこち走らせていました。

そして、嵐山で食事といえば・・湯豆腐!
でも、かなり高い湯豆腐・・さてどうしたものでしょう??
続きは次回に・・。