祈り

昨日、発生した三陸沖大地震東北地方太平洋沖地震)は、M8.8国内観測史上最大のものでした。

大規模な地震とそれに伴う津波、次々起こる余震、そして原発炉心溶融・・

自然災害から、原発事故という人災?まで加わって、日本列島を恐怖に陥れました。

被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私にとっても、仙台は生まれ故郷。

母や祖母、伯父、叔母・・と、大事な人がたくさん住んでいるところです。

でも、無事を確認したくても、電話はつながらず、いまだに連絡は取れません。

母は75歳、祖母は去年100歳。伯父、叔母も高齢者ゆえ、無事を知らせてくれる手段は電話だけ。

ただただ・・電話があって「大丈夫。元気です」という言葉を聞けるのを待っています。



昨日のテレビでのあの信じられない映像・・。

きれいに耕された田畑や農地が、悪魔のような津波の黒い舌に次々飲みこまれていく画像・・

映画の一場面を見ているようで、現実とは認めたくないし、とても正視することが出来ませんでした。



あの巨大津波に、どうか飲み込まれたりしていませんように・・。

どうか、命だけは助かっていてくれますように・・。


お母さんは隣の中学校の体育館が避難所。

昨日は雪も降っているのに、停電のままでしたね。

火の気のない避難所は寒くありませんでしたか?

やっと仕事を辞めたから、4月には少しだけ親孝行に行くからねって、約束していた・・。

どうか、元気で生き延びて・・ちゃんと親孝行させてね!

伯父さん、叔母さん、おばあちゃまも、どうか家族と一緒に、無事避難していてくださいね。



避難所にいらっしゃる多くの方がた、大切な命を救われた方々・・

どうか、もう少しの辛抱ですから、頑張ってくださいね。

これから、たくさんの応援や助けも集まってきます。

それまで何とか励まし合って、持ちこたえてくださいね。


今の私に出来るのは、祈ることだけ。

これ以上の被害が広がりませんように。

大切な命が、一人でも失われることがありませんように・・。

早く、余震や津波の不安から解放されますように・・。

心から、お祈りしています。