たねまきジャーナル 続き

山口さん、復興債発行の償還、消費税を前提にしていないということです。それほど多数の人が反対しているのに、菅総理、消費税を引き上げるのが個人の願望、財務省の手先となり、歴史に名を残したいという発想なのです。平野さん、2次補正20兆円、これをどうするのかで、山口さん、原発にいくらいるかはまだ分からない、土地の収用なら数兆円いる、10~20兆円かかる、国債を日銀引き受けでやるなどの案があり、消費税増税にはこだわっていない、しかし、復興会議は増税と言っているのです。全体の意見を反映しているのかという疑問もあるのです。


リスナーから、消費税10%で東北が復興するのかとの指摘があり、川口さん、将来の増税は、未来の消費を減らすことになり、増税は被災地にマイナスとのことでした。西村さん、民間にお金が余っている、その金を政府が引き上げたらいい、民間の使われない金を利用し、何年かして、復興、年金のことを消費税でやるのかという論議にしたらいい(3~5年)、法人税引き上げは反対、雇用がなくなるとの指摘でした。


 最後に、山口さん、小出先生に共感する、アジアの活力を作るために体制を作るべき、川内さん、子供たちを守るため、菅総理をおろす、タンカーも菅総理では実現しないと(菅総理が仲間とやっているからすべてダメ)、菅総理以外なら、裏切らない人なら出来るとのことでした。ひとつひとつ立て直すのです。西村さん、原発、景気低迷、先が見えず、国民が不安であり、希望を見えるように、原発は小出先生、アメリカNRCの発言がオープンになっていない、自民党も責任があるとのことでした。経済の建て直しをしたいとのことでした。


 リスナーより、田中真紀子さんも官邸が動かないと言うが行政は官邸にしか権限がないとの、川内さんの指摘もありました。

そして、原発のニュース、男性社員一人が250ミリシーベルトを超え、限度被曝は9人となりました。未調査の1300人から、一人330ミリシーベルトの被曝(計器復旧作業)をしており、120人以上被曝検査がまだです。


 汚染水処理システム、5時間でアウトであり、セシウム吸着塔でトラブル、セシウム吸着塔の線量の確認を東電はやります。5時間で処理したのは7.5トン、全体で11万トン!なのです。


 2号機の建屋の扉が開放され、16億ベクレル放射能が出て、5~30ミリシーベルト、湿度低下の模様です。


 大阪市の平松市長、関電の八木社長と会談し、脱原発を提起し、しかし、関電は明言を避けました。大阪市も、15%節電を目指すが、難しいとのことでした。


 海江田大臣、安全対策を適切と評価して、自治体に原発再開を指示、しかし、福井県西川知事はそれを拒否しています。地震津波、老朽化の説明が国からない、第一は県民の安全とのことでした。


 小出先生の見解、海江田大臣の安全宣言、リスナーから疑問があり、小出先生、「原発再開に呆れた」と一言(川内さんも呆れた)、山口さんは本当に安全か国民に示せたらという条件付で賛成、再生可能エネルギー変換のこともあり、国民を納得させられるかということでした。西村さんは、安全管理をさせて、原発再起動をさせるべき、国民は、国が楽観的なシナリオでやっていることを信用していない(政府の事故の対策が悪い)、その上で浜岡を止めたこと、根拠、基準がない中で、思いつきで止めて、安全との保証なし、既存の原発は安全確認のうえで動かさないと電気がなくなり、企業も海外へ逃げるとの指摘がありました。IAEA報告のために、政府は安全確認している、保安院も確認していないとのことでした。川内さん、政府は原発の事故は津波で起こったと解釈し、津波対策で安全と言っているが、実際には地震で配管が壊れた指摘がある、地震が原因から、54基全部止めないといけない、川内さんは、地震でやられた模様であり、それを検証せず安全とはとんでもないとのことでした。


 小出先生、原発は機械であり、地震津波でやられる、「対策を立ててもそれをすり抜けて事故が起こる」、原発は事故が起これば終わり、電気の2割がなくなるという話ではない、原発は都会に建てないことに自民党はしている、安全ではないからであり、国民に安全は示せない、事故が起こらないものは出来ない、自民党民主党は踏襲している(川内さんは踏襲しないと発言)と指摘、水力、火力のほとんどを止めており、日本の原発を全て止めても、水力、火力でピークも動かせる、脱原発は可能とのことなのです。揚水発電は夜間電力のためのものであり、今回こそ出番、老朽火力を動かすことも可能です。


 西村さん、水力、火力もOKとのことですが、5~6年動いていない、その間のために、節電がいる、新規の原発は無理だが、既存の原発は動かすしかし、安全委員会、保安院は機能していない、既存の原発を止めることへは反対の模様でした。


 川内さん、東電管内、5600万キロワット、揚水を入れずのもので、1650万キロワットの自家発電があり、供給は安定であり、「埋蔵電力はいくらでもある」、これで夏の甲子園を応援しよう、東北は自家発電能力は高く、十分供給できる、原発に頼らずに供給できるということでした。これに対して、小出先生、川内さんの発言をうれしいと言うことでした。小沢一郎氏も原発は過渡的なもの、今でも原発なしで供給できる、ガスコンバインドサイクルが可能、再生エネルギー+燃料電池でできるとのことでした。山口さん、まかなえるかどうか疑問もあるが、電力会社の作り上げている話に疑問もある、民間会社にうそついているかと言えない、しかし、今はそんな時ではない、電気事業法、電力会社は必要な電力を供給する義務があり、ダメなんて言えない、国は指導監督をしないといけないのです。原子力村は仕事がなくなることを恐れているが、核廃棄物、使用済み燃料など研究はたくさんあるから大丈夫ということでした。


 小出先生、即刻原子力は止めてほしい、原子力にはどうにもならない仕事が何万年ある、原発で電力を得たため、100万年放射能のごみの始末をしないといけないのです。大変な仕事が残っている、福島事故の始末だけで何百年かかるか分からないのです。


 原発は安いと言われていましたが、平野さん、地元へのお金も含めると安くはないし、何万年、100万年のコストを入れたら大変なものになる、風力発電原発40基可能と環境省が言っています。また、平野さん、東電は会社整理し、賠償だけで東電では賄えない、東電に電気料金も上げるスキームは問題とのことでした。


 リスナーから西村さんへの質問、原子力政策は自民党で進められた責任について、選んだことは間違っていなかったが、事故が起こらないものとして、固定観念により続けてきた、これへの反省がいるとのことでした。西村さんは脱原発理念で、河野太郎さんと一緒にやっている、やれる現実は限られている、原発とともにやる(既存のものはとめたらむちゃくちゃになる)という発想でした。しかし、小出先生、安全な原発はない、日本の原発がどこが危ないかと聞かれて、浜岡と言っていた、東海地震震源域にあるからで、そんなところに原発があるのは認められないのです、津波対策をしたら再開というのが、ばかげているとのことで、川内さん、これが菅総理のばかげた発想だという指摘でした。菅総理、何をやりたいかわからないとのことで、しかし、小出先生、浜岡が危ないと言いつつ、事故は福島で起こった、どこが危ないと言っても、予想外のところで事故は起こる、安全だと思って動かしても、事故が起これば終わりであり、原発の被害は火力の比ではない、国家が潰れるものなのです。


 西村さん、スマートグリッド、各家庭で太陽発電できる、でも足りないものは原発がいるのとことでした。川内さん、原発の安全とは何を意味するのか、総理が浜岡を地震が87%と止めたが、福島は0.1%でおきた、経産省の機構で、水がなくなり格納容器が壊れる確率は1億年に1回と言っていた、その1回が起こった、つまり、原子力に安全はないとの結論なのです。事故が起きても原発をやるのか、ということを言われました。


 小出先生、子供を守ること、日本に住んでいる人は1ミリシーベルト/年である、小出先生で20ミリ/年であり、現時点の法律だが、福島の事故で、膨大な汚染地帯が出来てしまい、20ミリ/年以上しか避難しない、子供にこんな20ミリの被曝を許すことは出来ない、何とか、放射線に感受性の高い子供を守るため、土を表土5cm剥ぎ取る、これを必ず実行する(福島県の半分以上、福島市、郡山、千葉、茨城も入る)、少なくとも子供の遊ぶ場所は早急にしてほしいとのことです。文科省は1ミリを目指すとしており、そこまでやっと来た、しかし、年間8ミリであり、川内さん、それを履行してほしいとの見解でした。学校を安全に絶対にすると、川内さん言われました。山口さん、西村さんも、1ミリ以下にすると言いつつ、官邸は20ミリから離れない(基準が変わっていない)とのことでした。


 小出先生、政治に絶望したが(川内さん、そんなこと言わないでとのこと)、原子力政策を進めた自民党、踏襲する民主党、しかし、福島事故を収束させ、子供を守るため、政治家はがんばってほしいとのことでした。以上が、結論でした。