藤島さんの小出先生インタビュー その2

番外編2

 藤島さんの小出先生インタビュー、続きが藤島さんのブログにアップされました、これの書きこしをいたします。映像は以下にあります(合計4つ、今回書き起こししたのは後半の二つです)。

http://twitcasting.tv/kochi53/show/


 藤島さん、「放射能との付き合い方で、耐えないと仕方ない」と言われるのですが、「国民はつらい話は聞きたくない」。
融け落ちた燃料の処理以外に、原発を止めてどうするかなのですが、トリウム溶融炉もダメ、原子炉は核分裂反応をさせるので、核分裂生成物ができてしまい、それを処理する力が人間にない、核分裂をしてはいけないのです。


 核分裂生成物はマグマにサンダーバードみたいに落とすことは出来ないかと言い、小出先生、「放射能の無毒化は70年研究してきて出来ていない」。
どこかに埋めるのはダメ、人間の手で保管するしかないのです。無毒化への研究は、核分裂生成物を生んだものの責任で、やりたいのです。


 無毒化は、さらなるエネルギーを与えて(核変換)、それに膨大なエネルギーが要り、それに原発を使えない、無毒化に膨大なものがいるのです。
 中性子をぶつけて核変換させるのですが、中性子を作るのに膨大なエネルギーが要り、半減期の短いものに変える可能性があるが、なんでもないものを放射性物質中性子が変える危険性もあるのです。人類総がかりでやっているものの、とてつもなく難しいのです。


 モンゴルに埋めるという話もあるものの、核廃棄物、核のゴミの処理は必要で、藤島さん、昔代々木に原子炉実験所を作ろうとして作れず、高速中性子実験所を作ったのですが、高速中性子加速器であり、これを作ると、エネルギーの高い中性子を作ると、たくさんの放射線が出てきてしまい、ニュートリノが出る、遮蔽が難しい、高速中性子の回り、人のすんでいるところが被爆する可能性が高いのです。藤島さんの勉強した頃から量子物理学が進化し、今は藤島さん国民に肉体で訴えており、国に、小出先生に予算をあげる運動をしないといけないと言われました。


 トリウム溶融炉は無理、核のゴミの無毒化は難しいことを確認し、京都大学は熊取6人衆を良く残したと藤島さん言い、学風であり、京大の学風、東大は国家を支える官僚養成機関、原子力を進める技術者を養成するもので、京大は、東大の向こうを張ってか、研究者の独自性を重んじてきたのです。小出先生、自分の信じる学問を続けている限り、受け入れてくれるのです。藤島さん、小出先生を支えた京大に感謝しておられます。意見の多様性が豊かな社会を作るのです。小出先生、やりたいことをさせてもらって感謝しておられます。


 今は戦争状態であり、研究に専念したいが、今は乗り越えないといけない、こういうタイプの人がいたらいいという質問に関しては、「一人ひとりが自立したらいい、自分は思ったことに従い行動してきたが、微々たる存在であり、ほとんどの人は国の決めたことに逆らえず来たのだが一人ひとりが自分のやりたいこと、真実を追究したら原子力は止まる」と小出先生言われました。


 小出先生、政治はきらいと言われ、スポークスマンではないが、国民が小出先生に期待している、小出先生の背負えないものを国民が変わる部分がある、藤島さん、小出先生にわがままを言って欲しいと言うことでした。しかし、小出先生に出来ることはわずかである、国民一人ひとりがやるべきことをやって欲しいと言うことで、藤島さん、墓穴を掘ったと言われました。


 国民のメッセージが来ており、収束に向かいつつあるといいのだが、収束に向かわせないといけない政府、東電が保身から隠している、小出先生は研究に専念し、国民が政府、マスコミを動かすべきと藤島さん言われました。


 小出先生、つらくはない、自分のやりたいことをしてきた、いやなことはしていないと語られました。


 この中継、197人が生中継を見ており、藤島さん、小出先生が原子力にかかわったことをざんげされることもあるが、集約、整理する作業が要る、多く国民に真実を伝えるのに、マスコミは東電の広告代理店と化している藤島さん言われました。きちんとした、スポークスマンが要る、情報発信源の小出先生もいる、と言うことです。小出先生、「藤島さんのような人がもっと増えたらマスコミに対抗できると思うが、まだまだ」と言うことです。

 海外のマスコミ他が日本の現状を憂いており、海外のマスコミ、政治家が小出先生に来て、みんな日本政府にいらだっているのです。「日本人はまじめで正直と思われていたのに、原発事故で日本はうそつきと思われてしまった、この損失に政府が気づかないのが虚しい」と藤島さん言われました。


 藤島さん一人テレビで情報発信、街宣車での活動もやっているが、一人ひとりが、自立した生き方を目指すべきなのです。「日本人は勤勉だが、権力、国家に忠誠を誓う形でまとめられたのがこの結果であり、最後は、一人一人の問題」なのです。


 出来る限り真実を発信している小出先生の存在は大きい、これを、明るい未来にする努力は、藤島さん他がやらないといけない、黒船を幕末に導きいれた勢力がある、外国のジャーナリスト、子供の被爆を心配する勢力が日本政府にだめだしする必要がある、日本の権力を叩き潰す必要があると藤島さん言われ、市民連帯の会、刑事責任をはっきり問いたい、国家の拠出したお金で賠償をさせたいと藤島さん言われました。


 以上が藤島さんによる小出先生のインタビューの全部です。藤島さん、本当にお疲れ様でした。