たね撒きジャーナル10/13小出先生のお話(世田谷の放射線はラジウム226、野放しにされている放射能のゴミ)

10/13(木)

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員藤田悟さんの案内で放送されました。


 原発関係のニュース、新潟、千葉などでホットスポットが伝えられており、小出先生の本でもチェルノブイリの際に8000km離れた日本にも放射能が来ており、今回は放射能が地球を汚染しているのです。


 世田谷の弦町での高い放射線量、住宅の床にあった瓶に原因があり、その中身の特定を進めています。ここに30マイクロシーベルト/時間を超える放射線が出ています。近くに小学校,保育園があり、対応に追われています。


 千葉県船橋市の公園で、地上1cmで5.8マイクロシーベルト放射線が出て、立ち入り禁止になりました。


 そして、小出先生のお話、世田谷の放射線、民家の瓶が原因と分かり、ラジウム226ではと言うことであり、ラジウムだと、事故に関係ないのです。ラジウム原発事故で出ることはなく、全く別の原因で汚染物質でした
ラジウム温泉ラドン温泉に喜んではいっていたのですが、これ、大変な被曝源であり、今も人形峠のウラン鉱山に放射能のゴミが置き去りにされ、それを商品としてばらまいており、たくさんの商品が出回り、家庭に放射能が入っているのです。


今回も地表より高くなり、そのため福島ではなく、すでに出回った放射能と疑われたのです。針の振り切れる放射線で、残念ながら、ラジウムラドン温泉を取り締まる法律がなく、これが野放しなのです。藤田さんも驚かれました。
人形峠では、ウラン入りのゴミが3000立方メートル最高裁より撤去を命じられ、ウランの煉瓦として市販されて、市場に出回り、害があるのに、どうにもならないので、煉瓦に焼いて、より放射線の濃度の高いものは、アメリカ先住民の土地に日本が捨てに行ったのです。酸化チタン(自動車の塗装の白顔料)に放射性物質が副産物として出て、それを環境に捨てて、整備する法律がなく、福島事故以降は、そんなことが問題にならないほどの汚染が日本を襲っているのです。世田谷の背景は、これなのです。


高濃度の放射能取扱いの法律がなく、問題なのです。法律の網の目をくぐり市場に出回っている、規制する当局も頭の痛い問題であったのです。


福島から遠く離れた横浜、船橋、新潟にホットスポットがあり、横浜で195ベクレルのストロンチウムがあり、この数字は高く、しかし局所的な異常な値であり、これを隔離したら対処できるのです。しかし、ストロンチウムが飛んでいるなら、その1000倍のセシウムがあるのです。泥、土に高い値が出る、そこだけであり、これをどけたら被曝は避けられるのです。


西日本にホットスポットの出る可能性はあり、しかし少なく、測定してかかるかは不明ですが、それで安全、安心ではない、心配すべきは福島、東京、関東圏なのです。


神奈川のリスナーより、屋上の下の階(最上階)の被曝の危険性は、ゼロではないが、ストロンチウムベータ線しか出さず、建物の下の人は大丈夫である(木材1枚で止まる)が、セシウムは1000倍あり、ガンマー線は分厚いコンクリートでないと止まらない、突き抜けるものもある、しかし、堆積物は特殊な部分にのみあり、ここから被曝が問題になるほど出るとは思われない、行政に調査させて、掃除したらOKと言うことです。


今日の、小出先生のお話をお知らせいたしました。