柏市で、放射能から子供を守る会を解散させた代表の大作ゆきさんの苦悩/子どもを守りたくて活動しても周りの非協力、温度差で孤立!

放射能汚染ホットスポットのある柏市で、小さいお子さんを持ち、活動されていたお母さんのお話です。
 

小さい子どもたちを守りたくて行動しても、訴えても、妨げになるのは同じ地域に住む人たち

幼稚園の園長、柏市自治体、市長、周りの声・・・子どもを守ることに賛同してくれると思った人たちからの協力は得られず、逆に、大きなつまづきとなって活動したいのに、出来ないところに追い込まれています。
 
大切な子供を預かる側の幼稚園の園長が、「放射線量を測定して高かったらどうする?」と、経営姿勢むき出しで怒る・・・・・
 
放射能ホットスポットのある市長が香山リカの文章を盾にして、子どもを守るために闘う人たちを押さえ込もうとする・・・・・
 
マスゴミのウソの報道にごまかされる人たち・・・・・
 
ただでさえ、空気や食べ物が汚染された地域で、子どもを守ることは大変な苦労なのに、地域の子どもたちのために活動しても、孤立するばかり・・・こんな悲しい実態です。
 
お金や利権にしがみつき、子どもを守ろうとしない園長や市民を守ろうとしない市長は論外としても、周りのお母さんたちまで意見が分かれるというのは驚きます。
 
同じ地域で、同じく子供を持つ母親として、どうして、子どもを守ろうとしないのでしょう??
 
マスゴミのせいもありますが、多くの人は、自分で考えたり、調べたりすることをせずに、安易な情報にすがりついて安心している・・。これが問題だと思う。
これでは全く、問題の本質が見えない。
・・・・こうして国民は目の見えない本物の奴隷になっていくのだと思う。
 
という漢字は、目を針で潰されて見えなくされた人と言う意味
 
為政者は国民が何も知らず、何も見えない方がやりたい放題のことができるので、都合がよいのです。
 
見えている人は、見えない人に伝えましょう・・・・。
見えないことは危険なことです。
大切な人も、自分も守れなくなってしまいます。
 
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以下、昨日のたね蒔きジャーナルより
 
放射能から子供を守る会を解散させた代表の大作(おおさく)ゆきさんの電話出演がありました。千葉県柏市にお住まいで、原発より200km以上離れていますが、10平方キロのところに放射線が検出されており、柏市は離れているのに、汚染されています。

 柏市に商店街で放射線を測るシステムが出来ましたが、検出限界は10~20ベクレル、これでは安心できないもっと細かい値も欲しいのです。子供の食べるものであり、お金もかかるのです。
 
3歳と1歳の男の子を持つ大作(おおさく)さんであり、柏の子供たちを放射能汚染から守る会を5月に作りました。
その経緯ですが、4月に幼稚園の先生に砂場が危ないと言ったら、市には大丈夫と言われ、交渉したが、線量計で測って、高かったら、どうする」と園長に怒られて(除染の必要はどうする)、公の機関の測定なら受け入れると言われて、議員に当たり、逆のやり方なのです。
高い値は出てほしくないのですが、文科省ホットスポットになっているのです。


東大のキャンパスでも高く、それを言っても園長に理解してもらえず、自治体で除染は、8月に放射線対策室が出来て、しかし、
ボランティアで親がやっているのです。直接訴えても、かけあってくれなかったのです。


親たちの反応は、気にしている人と、気にしていない人と(除染などに金を使うなと言う)いて、意識のある人がこの会を作りました。
会員は、署名提出では100名分あったのです(名簿なし)。
 
市役所も動いてきたのですが、この活動の必要性があるものの、子供が鼻血を出し、被曝の初期症状と聞いて、九州に避難し、活動が休止しました。
 
活動したいのに、出来ないところに追い込まれているのです。代わりに代表をしてほしい人は移住などを希望しており、引き受け手がないのです。
 
温度差に参っている母親もいて(放射能を気にするのに耐えられない、マスクするのも大変)、放射能防御をやりすぎと言われる空気もあるのです。大作さんの活動も、気にされているのです。


文科省のデータで、放射線が高いことが分かっているのに、活動を続けたくても、活動を派手にやってほしくない、避難しているのはおかし
いとか、自分の周りの声で、精神的に参っているのです。
 
放射能のことで、温度差が出来て、気にする人としない人の温度差が苦しいのです。子供の健康の問題があり、大変なのです。これには、藤田さんも驚かれました。
放射能が地域のコミュニティを崩壊させているのです。

正しい情報を行政が伝える動きは、少しずつ小出しに出てきているものの、
柏市市長も「放射能を気にする人はニートか引きこもり」と、香山リカ氏の言葉を引用したり、「福島の人はもっと高い線量で暮らしている、こんな線量で文句を言うな」との空気があるのです。
 
大作(おおさく)さん、自治体に、小さい子供を持つ親に、放射能のことを考えて欲しいと言われています。
避難したら、気にせず子供を外で遊ばせられる、買い物も気にせずにできる(団体で行ったわけでなく、その点は苦しかった)のです。避難した人は、10人はいるのです。


離れたところにいても、子供たちを守りたいと言う意識があるのですが、地域が一体となって動いているのではないのです。


どうして行くのか、
テレビ、新聞で、「柏がホットスポットはデマ」と言われて、大作さんの親世代は新聞を信用して、それもつらかったのです。


地域の人が放射能のことを勉強し、食べ物の暫定規制値を何とかしてほしい(外国より高い、致死量と言っている大学教授もいる)。安心して子供に食べさせられない。


放射能と闘っている最前線の人の肉声をお伝えいたしました。