たねまきジャーナル11/14(ストレステストへの疑問&小出先生のお話&日本の汚染マップ

原発のニュース、福島県が子供の甲状腺検査、医師の回診が川俣町で開始です。福島県立医科大だけでなく、2014年3月まで36万人の18歳未満の子供の検査を終える予定です。

 停止中の伊方3号機について、地震に耐えるかのストレステストの結果を出して、安全と結論付けました。大飯3号機について2番目です。
保安院が専門家から意見を聞き、再稼働の可否は経産相らが判断する。
保安院は地元説明は別途すると言うのです。
 
もんじゅの開発は、1兆810億円も支出されていました。
人件費、固定資産税等を入れたらこの始末で、380億円かけた関連施設は全く利用されていません会計検査院、公表を経費までまとめています。

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ストレステストについては、初めから原発を稼働させるのが前提といわれているテストで、黒まぐろさんも「ストレステスト手法に疑問」という記事に書かれていますので,ご紹介します。

 
 そして、小出先生のお話、
福島の子供たちのこと、内部被曝の検査で、ホールボディーカウンターを3台使ったら、機種により数値が違う(南相馬市アメリカのを入れたら、6件→274件に増えた)ことについて、「そのように機種により違うのです」。
保護者の方、不安であるが、放射能の測定は難しく、機械で簡単に分かるものではない。ホールボディーカウンターは、大掛かりで、ピンキリがあり、検出限界、ある程度の汚染が分かるものから、精密なものもある、日本製、アメリカ製は関係なく、「測定器の性能には大きなばらつきがあるのです


 子供のデータ、過小評価されたら、事故との因果関係が重要になり、今、真実が必要で、小出先生、子供たちに原子力の責任はない、子供たちに精密な測定をして発病に備えないといけない、微量の測定も出来るもので測ってほしい、高価な装置、検出効率を高め、周辺の放射線も遮蔽しないといけない


 検出限界、文科省が、日本の各地が放射能汚染地図を発表し、東日本の結果が出た(HP公開)、文科省は、西は群馬~長野の県境で止まっていると言っており、地図の色も変わっている。
事故の影響の範囲をどれだけのものかとして、10000ベクレルを超えたところとして、1平方メートル10000ベクレルのところを文科省が超えてとしており、4万ベクレルを超えたら管理区域から持ち出してはいけない(どんなものでも)、1万を超えているところに色を付けているのです。
平野さん、群馬より西のことを遅らせており、「信じられない汚染が生じている」、4万ベクレルを超えたら人がすんだらいけないのに、それを無視して、1万以下ならOKと国がしているのです。
国の地図は、4万ベクレルで切っておらず、どこまでを管理区域にすべきか分からないようにしているのです
小出先生のおられる管理区域でも、1万ベクレルを超えているところはほとんどない!1万ベクレルとは、そこまですさまじい汚染なのです。
しかし、その1万を超えているところが結構あり、しかも、秋の収穫期なのに、注意はしていない、普通の人は、日本の国が情報を出さず、収束していると言うので、終わったと思うと危惧されるのです。日本の国は忘れさせる方に向いているのです
 

 ストレステスト、住民は、保安院に批判的な人を入れるべきだと言っていたのに無視されており、小出先生笑われて、保安院は安全をチェックする、推進の組織ではないのに、保安院が推進のアリバイ工作をする始末で(やらせメール)、未だに、保安院原発を安全と言いたがっているのです


 文科省の出した地図自体が途方もない汚染を証明しているのです。このお話をお伝えいたしました。