野呂美加さん講演その3 子ども達は早く避難を!!!確実に起きる放射線障害

その1.http://blogs.yahoo.co.jp/sayuri2525maria/28540361.html

その2 http://blogs.yahoo.co.jp/sayuri2525maria/28547380.htmlからの続き

年代が進むほど・・障害児が多く生まれてくる

チェルノブイリ2世の子ども達は生まれながらに、障害を持って生まれてくる子どもが多い。
2003年からのデータをとってみると、健康な子はどんどん減っている。
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2006年には31,3%、2010年には29,4%しかいない。
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汚染された地域では徴兵に行ける健康な男性は30%、徴兵不可が40%、その他は、条件付き健康と言う。
心筋梗塞が多発。事故当時10代の子が30代になり,チェルノブイリハートと呼ばれている。心臓の奇形、心臓に穴がいくつも空いている子もいる。
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このように1~15キュリーの村で、これだけ心筋梗塞が増えている。
キュリーは古い単位だが、日本で換算すると、福島付近はほとんど40キュリーを超えている。でも,政府は、そこへ戻れといっている。
 
子どもは放射能を取り込む力が強く、栄養不足だと、よく似た放射性物質が入ってきてしまう。
野菜を食べない人はカリウムの代わりにセシウムを取り込んでしまう。
 
  男性や子どもには、しっかり野菜を食べさせること
入ってしまったらどうするか??
 ・新陳代謝をよくする
 ・排出できるように便秘しないことも大切
 
被曝1世同士の結婚も大きなリスクがある。結婚すると子どもがほしくなるが
不安である。実際、多くの奇形が生まれている。
奇形も年代が進むにつれて増えている。
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「なぜ中絶しない?」と聞くと、「本当に妊娠しにくい。やっと妊娠したので、生むことを選ぶ。」と。そして、この家族を守るために生き抜きたいと言っている。また、そう思わないと生きていけない。
私たちも3月11日から同じ世界に入ってしまった。
孤児院に行かされた子ども達も多い。脳に障害があったりして育てられないから・・。
被曝2世に多いが、将来、日本でも起こる可能性が高い。
 


内部被曝とは・・・

給食に汚染されたものをが使われているのは問題がある。
これは10年前の子どもの放射能の値で、汚染されたものを食べ続けるとこうなる。
1番下の「1番」の子だけが安全
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20ベクレルを超えたら、保養に出した方が良い。
7番のように50ベクレルを超えてしまうと、転地療養でも治しにくい
関東でも甲状腺に異常が出ている子どもが出ているが、放射能との関連は分からないと言われる。群馬でも異常が出ている。
早期の段階で、療養、治療をすれば癌にならなくて済むのに、そのまま放置されている。
どうか、関東,東北のお子さん達、早く避難をして下さい。
 早ければ、転地保養で症状が良くなる可能性があります!
 
地産地消も、今、するなんて頭が狂っているとしか思えない
福島の危険なキノコまで食べさせていた。
プールの水を抜いた後の掃除、泥の中に18000ベクレルあったのに平気で子どもに掃除をさせていた。何かあったら困るのに、親たちも何も言わない。
子どもの安全を考えていないし、無知な教師も多い。
内部被曝の画像
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これは長崎で亡くなった方の腎臓。いまだに放射線を出し続けている。放射線でDNAを切られても、身体の中の酵素で修復されるが、汚染され続けていると修復も間に合わない。
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下のグラフは、保養に出た子どもについて調べたもの
10年前より、右(保養後)の数値が下がっている。
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当時は、身体から放射能が出ていくことが知られてなかった。しかし、それが出ていくと分かってきた。
アーニャ先生は、汚染地に住んでいないのに、放射能汚染された食べ物を食べて
内部被曝、妊娠できずに悩んできた。政府の基準が緩くなり、スナック菓子にも含まれていた。
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子どもで下痢などが止まらない時には、(放射能に)汚染されたものが
身体に入ったと考えられる
抗生物質では治らない。抗酸化物質を摂らなければならない。チョコレートもダメ。
牛乳など何か危ないものが混ざって作られたものは、お腹の調子が悪いときには止める。
 
汚染されたものを食べると、口や胃腸の粘膜が壊れる
酵素は生のものに入っている。大根のすりおろしや、リンゴのすり下ろしがよい。
胃腸にあるものを吸収して外に出してくれる。
 
今、福島では、自分で除染させているのが恐ろしい。
特に、若いお嫁さんが子どもと一緒にしているのはとても危険。
 

内部被曝を減らすために・・

・ビタミンミネラルなど微量栄養素が大切。果物や雑穀などに多く含まれている。
・味噌汁、漬け物など、発酵したものを食べると良い。
・和食が良い(洋風の食事は胃に負担をかける)
・電子レンジはなるべく使わない→食べ物を酸化させる
 
有機栽培を長くやっていると、放射能は入りにくい。同じように,人間も栄養が足りないと入ってくる。人間も地球の一部、畑と同じかもしれない。有機と化学物を食べている子をくらべると,明かな違いが出てくる。同じ汚染されたものを食べても、きちんと家で料理されたものを食べている子の方が良い。
 
相馬市の保育園の様子
100%定員のところに150%,市長は、汚染がないかのようにふるまいだした。マスクをするな・・など、狂ったことを言い出す。でも先生方は絶対被曝させたくないと、新しい保育のあり方を考えている。水や野菜も他から取り寄せている。
3/11まで普通の女性だったが,今は子どもたちのために闘っている。
中途半端でなく汚染のないところへ、子どもたちは移住させなければならない・・。国の政策を変えるしかない。
 
もう子ども達を犠牲にするのは止めよう。子ども達に十字架を背負わせてしまった。ベラルーシの子どもたちが、日本語で「がんばれ」と言ってくれた。
「私たちは生き抜いた。だからあなたたちも・・」と言うメッセージを被曝2世からも贈られた。
 
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お母さん達が頑張らないと、子ども達は生き抜けない。
子どもに関しては,ありとあらゆるものを注いで、助けていかないといけない。
それが幸せにつながる。
 
経済性だけを追求してはいけない。人を愛し、人を助ける心は経済や効率ではできない
 
被曝はいつ出てくるか分からないし、子どもの将来も分からない。
お母さんが努力しても2割は夫に任せないと・・一人で頑張るとお母さんは潰れてしまう。どんなに苦しくとも自分だけの力で乗り越えようとしないこと。
先祖の墓を掃除したから一ヶ月は大丈夫と言うおもしろいお母さんも居た。
何かに守られているという意識は必要。
 
ホピ族の言葉に,ウランは聖地に眠り・・・
「地球は母親。絶対に掘り出してはいけない。掘り出せば世界に災いを起こす」という言い伝えがあった。
掘り出されたウランは広島長崎に原爆となって落とされた。それを知って国連に訴えたが門前払いされた。食べ物もない貧しい人達が訴えた。平和のために走り続けた。
ポピ族の予言を信じる人々,アースキーパーと呼ばれる。地球の良心を持った人々。原爆の灰に苦しめられた人々も、今の人々も一緒に闘い、考えていかないと行けない。エネルギー論争の問題ではない。掘り出してはいけないもの、自然の声を聴かないといけない。自分の声を押し込めず、「怖い」と言おう。
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・はるばるアメリカからやってきて、私たちのために祈ってくれた人々がいた。
こんな人が居たから、地球はまだ滅びずにいたのかも知れない。無意味と思われても人の心を動かす。
・今、気付いたことは、今、行動に移そう。
チェルノブイリには言論の自由がなかった。でも日本では言える。きちんと伝え、世界中に「原発はいらない」と言おう。
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チェルノブイリでは・・・・・イメージ 5
 
 
 
 
この後、質疑応答  ・・・・その4に続く