SPEEDIは福島に送られていた。福島県知事の犯罪。その1

 
ぬまゆさんのぶろぐより
 
(動画がすでに、削除されて見られませんでしたのでそのままコピー転載させていただきました)
福島県庁の現地災害対策本部にも、3月11日の時点からSPEEDI情報が送られていたのです。

さて、「なぜSPEEDI 情報は届かなかったのか」に迫ったNHKの動画ですが、3月11日の夕方にはSPEEDI情報が霞ヶ関、官邸には届いていたのですが、福島県庁へは回線が不通になっていて、インターネット経由では送ることができなかったと関係者が証言しています。

そしてFAXで福島県庁に送ったのが3月13日の午前10時半頃というのです。

前日12日には1号機が水素爆発していました。

福島県庁は確かに3月13日、午前10時37分には受信していたのです。

これはNHKの取材に対して、福島県庁が言っていることです。
しかし、これは事実ではないようです。福島県庁が嘘を言っている、ということです。

下の動画に、その証言があります。


この動画は民主党川内議員辻議員らが主催する「東日本大震災の勉強会」の様子を撮ったものです。
これは、アップが4月20日ですから、おそらく前日に開かれた「勉強会」だと思います。

参加者は、
手前の黄色の服を着た2人が原子力安全委員会の職員。
その隣が民主党の川内議員(会の進行役)。その隣が辻議員。
向こう側の二人が、原子力安全・保安院の二人。
辻議員の隣が、保安院の中村審議官。

この勉強会には、川内議員、辻議員の他に、鳩山元首相、森ゆうこ議員、その他の専門家が参加しています。

この動画の01:05:30から、しっかり聴いてください。

テーブルのいちぱん奥の黒いスーツ姿の男性。
原子力安全技術センターのツネヨシ氏の証言です。

原子力安全技術センターは、SPEEDIを動かしている政府機関です。このセンターを管轄しているのが文部科学省
3月16日に、官邸の菅直人文部科学省から原子力安全委員会に移管させました。

ツネヨシ氏:
福島県庁、防災センターの両方に3月11日からSPEEDI情報を配信しています。当初はSPEEDIシステムの中継器が地震で壊れていたため、メールとFAXで県庁に送っていました。

(原発近くの飯館村富岡町楢葉町浪江町広野町葛尾村川内村など)周辺の自治体までは送っていませんでしたが、福島県庁に送っていたので、当然、これらの町村には送られているものと理解していた」。


これが、本当の事実なのです。

つまり、福島県庁には、東京の経済産業省原子力安全・保安院や、内閣府原子力安全委員会などに送っていたと同時に、3月11日の夕方にはSPEEDIの拡散シミュレーション情報をメール、FAXで送っていたのです。

福島県庁は、原子力安全技術センターから直接、SPEEDI情報を受けていたにもかかわらず、原発周辺の自治体だけでなく、福島県民すべてに知らせなかったのです。

県、高放射能データ公表せず 3月、福島市などで検出
避難指示 6自治体に伝わらず

そして200万人の福島県民はとりかえしのつかないほど被曝させられてしまったのです。生まれたばかりの赤ちゃんまで。
誰の仕業?

答えは必要ないでしょう。
福島県の人たちにとっては、原発から金を引っ張ってきてくれたありがたい人


佐藤知事が放射能廃棄物処分場の建設費の吊り上げをやっている間は、子供たちは被曝させられ続ける。
佐藤は、福島の児童を放射能の実験台に使い、それだけでなく、人質にとって「値段の吊り上げ」をやっている

無能な知事、佐藤雄平には、宮城県の知事や岩手県の知事のように復興に向けてのビジョンなど、ありません。
ひたすら郷土を原発に切り売りして、それと引き換えに利益誘導を図ってきただけのゼニゲバです。

三ヶ月経っても、小学校の校庭の表土を削り取ることさえできない無能な知事。
「国が動かない?」。
とんでもない。首長が決断すれば、すぐにできることです。

福島の住民の怒りの矛先が自分に向けられないように、ひたすら「補償、補償」とわめいて、政治家、東電に頭を下げさせるパフォーマンスをやっているだけです。

最初のうちは、拍手喝さいの福島住民でしたが、次第に「どうも復興の声が具体的に聞こえてこないのは、別に原因があるのでは」と気づいてきたのです。

東電、政府は補償する、と言っています。時間はかかるでしょうけれど。
問題は、自治体からのほうから復興のプランが何も出てこないことなのですよ。
原発の収束が見えないということもありますが、これでは、国も、自治体の意向を聞くというスタンスが取れない。

つまり、どういうことかというと、福島県が二度と復興できないことを佐藤雄平は知っているのです。
そして、利口な国は、それを黙って見ているのです。
佐藤雄平の一人芝居の幕が落とされるまで。

そのとき、佐藤雄平が、無能で、とんでもなく悪徳な知事であることが世界中に知れ渡るでしょう。

放射能汚染がれきの最終処分問題「「県内はありえない」と佐藤知事

小学校の校庭の表土が除染できないのは、そして農地の除染ができないのは、処分場を福島県内に造ることを佐藤が拒否しているからなのです。
福島の汚染した土をトラックに積み、東北道を走って、どこか別の遠い県に運べ、といっているのです。

震度6の地震で倒壊するかもしれないと知りながら、IAEA原発専門家たちの警告を無視してプルサーマルを強引に稼動させ、いざ事故が現実に起こってみれば、今度は、すべての責任は国にあると。

福島県内に処分場を造って欲しければ、さらに金を出せ、ということです。


2:00~
「処分地の話は、最後はお金でしょ。
どうしても受け入れてくれないというんであれば、今までの2倍払いましょう、それでもダメなら5倍払いましょう、さらに10倍払います。どっかで(自治体が)手を挙げる」

斑目さんは、正直です。

佐藤知事は、処分場の建設候補地について国の提案に反対しているそぶりをみせながら、「値段を吊り上げているのです」
福島児童は、この瞬間にも被曝しています。
鼻血を出している子供も多いといいます。

残念ながら、数年後には恐ろしいことが起こるでしょう。

「福島児童を被曝させているのは政府のせいだ」と、国民の非難の矛先を政府に向けさせているのです。

政府も、焦って、だんだん処分場建設にかかる予算を増やして、福島県に2倍、5倍、10倍と好条件を提示していくでしょう。
それは私たちの税金です。

つまり、福島県の親御さん自身が自分の子供を被曝させているのです。

処分場ができるまで、福島の子供は被曝させられ続けていくのです。
それも、自分の親に。


福島県人は、「どうでもいいから一刻も早く処分場を造れ」と、声をひとつにして、金のために処分場の建設を遅らせている佐藤知事の放逐に向けて働きかければ、福島の児童の被曝量は、それだけ少なくなります。

佐藤知事が処分場の建設費の吊りあげをやっている限りは、子供たちは救われることはありません。
数年後、あるいは10年後、佐藤を殺人者として起訴したところで、子供たちは還ってこないのです。

仮に、1年後、2年後に、法外な条件を要求してきた佐藤知事の目論見のとおり、通常の10倍の交付金を勝ち取ったからといって、処分場建設が遅れた分、被曝させられ病気になっていった福島の子供たちの犠牲と比べて、どんな価値があるのでしょう。

福島の親御さんは、自分の子供たちを20ミリシーベルトの被曝から守れない根本の原因がここにあることを考えて欲しいと思います。

福島の人たちは1kmでも遠くに避難すべき

佐藤知事がやったことといえば、避難させるどころか、SPEEDI情報を隠し、赤ちゃんまで大量被曝させ、「日本のメンゲレ博士」、こと「世界のヤマシタ」を長崎大学から呼び寄せて、「被曝安全神話」を福島県民に吹き込ませてマインド・コントロールしたことだけ。そして、今でも、それをやっている。