私の散歩道より(福島の方の日記)原発の再稼働について/夫と妻との考え方の相違

やちよ2 7 様は福島在住。
福島の桃源郷を記録に残し福島の末裔の人達が遙かに故郷を思い出すときのよすがにしてもらいたい・・と、始められたブログです。
福島の美しい自然の紹介と共に、放射能に脅かされる日常の様子もさりげなく書かれています。
美しい微温湯のおおしまざくらの記事から,後半を抜粋させていただきました。

私の散歩道(その109)ぬる湯のオオシマザクラ :

60年前は全国的に放射能値が以上に高かった。日本中が放射能の薄いベールに包まれた、米ソの核実験のせいである。50年たったら寅さんが死に60年たったら藤田まことが死に、その他有名人が肺がんでバタバタ死んだ。
 
 
厚労省は認めないが精密検査をすればわかる、肺の中にはプルトニュームがべたっと張り付いているはずだ。同じ状態が今日本列島を覆っている1960年代の1000倍という話だ。もちろん福島県は一万倍という恐ろしい話だ。
 
政府はそのような恐ろしい話は、しらばくれておくびにも出さない、マスコミもすでに分かっているのに、記事にしない、記事にないことは国民は知らない。みんな知らぬが仏である。当時の恐怖を知らない青二才政治家は、何も知らないくせに何でも知っているような顔をして、原発再稼働なんて言っている。政治判断だって、笑わせる。
 
本日大飯町議会で14日に原発再稼働を認めるというニュースが入った。交付金に頼る生活はもうやめろって!絶対幸せになれないって、交付金もらって幸せになれると思うのは錯覚です。お金では幸せになれません。双葉郡が幸せになれました?今、誰も住んでいません。
 
貧乏で苦労するのが一番です。人の世の幸せとはそういうものです。原発のない市町村を見てみなさい、苦労していても結構立派にやっています。
長崎県広島県の市町村の人達をごらんなさい。あれが品格というものです。
 
60年前を何も知らない人は阿武隈裏日記」たくきよしみつ氏のブログhttp://gabasaku.asablo.jp/blog/ -の最初の方を見ればわかる。当時の日本を覆った放射能の状況がよくわかる。 
1960年代の放射能の状況と肺がんの関係をデータにもとづいた調査している人は、決してデータを出さない、研究費を止められるからである。ほとぼりが冷めたころ発表するはずだ。国家の税金や電気料で研究してきて、今発表しないでどうすると思うのだがなぜか発表しない。つい国賊という言葉が心をよぎってしまう。
 
さて震災関連死が発表された。(2012.3.31現在)福島県761人、うち66歳以上700人、たぶん、震災関連を認められなかった人はまだまだいる。復興庁の発表だから、眉つばではあるが2011.12.31では573人だったからこの3カ月で188人ふえたことになる。
 
官僚も東電の社員もお見舞いの一言もかけなかったろう。おそらく、避難所に見舞いに行った原発関係者は皆無であろう。早く死んでもらいたいのであろう。それだけ補償金の支払いが安くて済む。世の中シビアなのである。国の態度、東電の態度、裁判所の態度を見れば、よくわかる。
 
死の灰は「無主物である」という歴史的な、福島裁判長の仮処分命令はおそらく100人くらいの人達の死に影響しているんじゃないか。福島裁判長は国家から雇われている人である。下世話に言えば国がつぶれれば給料がもらえなくなる。当然の判決である。まあ良い死に方はできまい。
 
原発被害を国家が裁くのは正義に反する、当然、憲法に違反している。元々原発憲法になじまない。全くの外国人、第三者の判断にゆだねるのが妥当である。
 
国家が犯罪を起こし、それをお手盛りで適当に処分するのは、まるっきり江戸時代に逆戻りである。大岡さんの裁判になる。当時は原発なんかなかった。もっとはっきり言うと泥棒と検察が同じ人ということである。(危うく警察と書くところでした、震災の殉職を見てから警察の悪口は言いません。)
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私の散歩道(その108)ただちに健康に 

 http://blogs.yahoo.co.jp/b960115115/5309810.html
ry4785さんよりの質問 ヤフー知恵袋より 子どもの健康
 
 原発から65kmの福島市に在住しています。
子供の原発による健康被害について私と妻の考え方に相違があり困ってます。
 
子供は今週から学校もはじまりました
私は、学校が始まったのだから、今まで家の中にいて運動不足なのだし、ストレあるし、
スポーツ少年団に入っているので、少し外で運動をしたら良いのではないか?と話をしました。
 
 ところが妻はすごい剣幕で断固拒否されました
 妻の言い分は 
  ・将来健康被害があるかもしれない。
   ・周りの人でだれもそんな人いない。
  ・あなたは常識がない 等々です。
私はヘリクツかもしれませんが、
  ・大丈夫だから学校も始まったんでしょ?
 ・国も問題ない数値と言っているし、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの方も、洗濯物も外に干して良いし、子供も遊 ばせて良い、
むしろ心配する方が健康に悪い!と言っている。
最悪の事を考えれば・・・!と妻は言いますが、それは気分的なものだけであり、何の根拠もない事と思っております。
私は科学者ではありませんが原発が爆発をしたりして事態が変わらない限り、少なくても公表されている数値を見る限りまったく心配しておりません。
 
むしろ子供にそれが現実!と言って”将来結婚出来ないかも?”とか”奇形の子供が生まれる”とか”癌になる”と言っていたずらに不安がらせるのは良くないと思います。
 私はむしろそう言う考えが現在の風評被害の原因の一つではないか?とさえ思います
心配なので安全な方を選択する気持ちは十分わかります。
が、そんな事言ったら
   ・外を30分歩いて学校に行って大丈夫なの?
  ・福島市の数百人の避難による転校生はどうして福島市に来たの?安全だからじゃないの?
   ・現在も地元の水や野菜を食べてますが大丈夫なの?
  等 言い出せばキリがありません。
学校はたった一人の父兄から”外で遊ばせると心配だから・・・”と言われれば学校すべてで”外での遊びは禁止”とせざるを得ませんので、そういう対応をしています。

現在でも国や関係機関、諸外国の機関で”まったく問題ありません”と発表しているので、
私は”これ以上客観的に判断のしようがないし、逆にどうすれば、どういう数値がでれば、
子供が外で元気よく遊べるのか?”が分かりません。
”周りに右ならえ”のこの考え方は私には理解しがたいのですが私の考えは間違ってるのでしょうか?
 
 質問日時:2011/4/7 21:15:01
 
 
 ベストアンサーに選ばれた回答
 a893410753さん (やちよ27さんのことです)
私も福島市の住人です。ご心配ごもっともです。結論から申し上げると、奥様の意見が妥当です。風説は根拠があって、風説になるのです。
フジテレビ「ほんまでっか」の武田邦彦博士のブログを参考にして下さい。先生は「第一種放射線取扱主任者」でその道のプロです。
 
御用学者(国から研究費をもらっている学者)マスコミ、安全不安院,枝野の話は眉つばなのです。私はいつ向こうに行ってもいい年齢なので、腹くくって残りますが、子供さんと奥さんだけでも会津、ないしは県外に避難するべきです。
 
私たちは非常に悔しいのですが、3/15以来1週間だけで、すでに2.52ミリシーベルトの被ばくを受けたのです。
 (国の規制値は1ミリシーベルト/年)当然県も市も「管理区域」として設定するべきですが、何故かしません。法律違反をしているのです。福島の未来のために子供さんを守ってください。
 回答日時:2011/4/8 00:00:02

質問した人からのコメント

  • 武田邦彦博士のブログ読ませて頂きました。とても参考になりました。後で問題が起きてからでは遅いので予防もかねてしばらくは外で遊ばせない様にします。
  • コメント日時:2011/4/8 14:34:43
 
去年の今頃福島市では、毎日毎日こんなやり取りがありました。政府、県当局の発表が信じられず、人々は家族を守るべく、暗中模索で切々と訴えるのです。
 
今、4月1日の新基準をむかえて、「ああ!あの政府を信じなくてよかった!」 と、つくづく思っているに違いない。そんな政府や行政って、ある?