宮城県「がれき広域処理問題」議会での様子・宮城県議長抗議声明に至る全容/横田有史県議

宮城県「がれき広域処理問題」議会での様子・宮城県議長抗議声明に至る全容/横田有史県議

 
真実を伝えてくれることが多い番組であるモーニングバード
宮城県中村議長が抗議声明を出したことには、
なにか裏がありそうに感じて仕方がありません


詳しくはこちら↓
細野大臣が失言しまくりだったモーニングバードに宮城県議の中村功議長が抗議声明を出した!

中村議長はインタビューに応じた県議の発言にも問題があるとして、
各会派の代表に6日、議員の発言に注意するよう要請した。  
       
              ↓

議員の発言に注意するよう要請」とはどのような意味でしょうか?
真実を話してはいけないという事でしょうか?
これは、私たち国民に情報を公開しない世の中に向かっていくという事に聞こえました。とても恐ろしいことです。

モーニングバードに出演して下さった自民党の議員さん
自民党の方なので彼に対する圧力はかなり強いかもしれません。

自民党相沢光哉県議にも、正直に話して下さってありがとうございますと
感謝の気持ちで応援したいと思います
 
もうひとり、モーニングバードに出演されていた宮城県横田有史県議のブログを教えていただきました。
がれきに対する宮城県での議会の様子がとてもよく分かりますので、ここに紹介したいと思います。

横田県議にも圧力がかかった事でしょう。
この県議さん達を、私は、応援したいと思いますლ (。◕ˇε ˇ◕。ლ)


宮城県 横田有史県議のブログより一部抜粋転記させていただきます。ーーーー


2012年7月7日(土曜日)
テレビ報道の波紋を受けて・・・『今こそがれき問題に冷静な決断を』と念じています。

昨日の夕方から今日にかけて、マスコミ各社の取材も相次ぎ、
多くの方々から「怒り」や「激励」のコメントも相次いで寄せられていますので、一応・簡潔にご報告しておきます。
 
議会最終日の昨日・
午前11時から「各会派会長懇話会」(一人会派の3名も含む非公式な議長の諮問機関)が開催され、
予定の議題が終了した時点で、議長から
今朝、北九州市長から抗議の電話があったので
議会終了後記者会見して“議長声明”を出したい」旨の提案がなされた。

私から「その声明を文書で提案するよう」要求。

本会議開会直前の12時40分から再度開催の連絡。 
そこで6行の「議長声明」案が提示され、
私からは「最初の3行で『宮城県議会が広域処理を転換したと報道した』かのように断定的に述べているが、報道内容を精査し、本当にそうなのか確認しないと、
報道の自由への介入問題にもなりかねない」ことを強く主張し、散会しました。
 
その後、県議団事務局に「番組の録画」で精査・検証していただきました。
その結果は、

(1)私の発言は「ぜひ最大限、県内で処理するという立場で努力すべきじゃないかというのが、宮城県全体・県議会全体としての意向かなと思っていますけれども・・・」と述べており、一切「問題ない発言」であること。
相沢議員についても「問題」はありません。

(2)テレビ局が、宮城県議会本会議場をバックに流したテロップは
宮城県議会 全議員59人が「いのちを守る森の防潮堤」構想 
広域処理より県内処理の推進を要望』と表現しており、
報道の自由裁量の範囲とみるべきである。というものです


その間に、議長が記者会見でどのように述べたのかは定かではありませんが、
今朝の報道では「テレビ局も『誤解』を与えたとするならば反省する」と述べており、
これ以上は「見識」を問われる事態というべきです。

まして議長が“お詫び”かたがた、
「改めて北九州市に広域処理をお願いする」などという事態になれば、
5月21日の“総量見直し後”の流れをさらに混迷させることに他なりません。
“色々と為にする文書も飛び交っているようですが”、
今の瞬間ほど、すべての経過を精査し、冷静な判断を行うことの大切さが求められている“時”はありません。
 

2012年7月5日(木曜日)
「宮城のガレキ広域処理問題」のテレビ報道番組で、大きな反響!・・・・・


今朝の朝日テレビ「モーニング・バード」で
宮城県のガレキの広域処理』問題が、環境大臣との対話を中心に特集報道され、
その問題提起者として宮城県議会の相沢議員(自民党)と私が録画出演しました。
その直後から、電話・メール・ブログへの返信等が殺到。
抗議の電話もあったようですが、多くは賛意を示すものでした。
なぜ北九州市という遠くまで高額の輸送費を懸けて処理するのか。
4割もガレキの推定量が減量・見直された時点で、少なくとも『超広域処理』はきっぱり見直すべきでした。
ところが「環境省は今日の細野大臣発言でも明らかなように、何故見直そうとしないのか」。
ここまで来ると“異常な事態”としか言いようもありません。
 
宮城県からお願いされているから」と北九州市が“つらい思い”を吐露していると伝えられていますが、
宮城県知事も「お願いした以上、断れない」という姿勢ではないでしょうか。

その一方で、北九州市と同じ程度の「遠距離自治体からの受託回答」は、
宮城県が“正式に?”お断りしているのが事実です。


放射能汚染の拡散」を憂うる、多くの国民の「至極当たり前の感情」を受け止めた
「事態の解決」を決断すべき時であることを、改めて実感しています。


2012年7月4日(水曜日)
北九州市など、「遠隔地への広域処理」はいよいよ再検討の局面を迎えています・・・。

2日・3日は、補正予算審査で、環境生活・農林水産「分科会」。
今日と明日午前は、同じ「常任委員会」。
最初に示されたのが10件近い陳情書。
そのほとんどが、北九州・福岡などの方々からの「ガレキの広域処理の見直し」を求めるもの
なので、
改めて「北九州市へのガレキの広域処理は、一旦棚上げすべきであること」を強く主張。

要請したから」「要請されたから」と言う“金縛り”を凍結し、
防潮林等への活用などの「県内処理の拡充」と、
「せいぜい近県処理」の努力結果を踏まえてから次に進むべき事を強く主張しました。
「愚かな・超広域処理」に高まる国民的批判に、“決断の時”は迫っています。


2012年6月28日(木曜日)
宮城のがれき・『県内処理を拡大し、広域処理の見直しを!」・・・県議会本会議の一般質問で大合唱!



25日から今日までの4日間、本会議での一般質問が行われ、16人が質問を行いましたが、
多くの議員が「宮城の瓦礫の広域処理を見直すべき」と主張しました。

地元紙も『瓦礫県内処理を―拡大求める声相次ぐ―』の見出しで報道しました

民主系会派の内海氏
「県外に要請する114万tのうち、86万tは埋立で、焼却処理希望の県外自治体とずれもあり、処理期限にこだわらず県内処理の強化」を主張。

自民党の只野氏
仙台市の10万tに続いて
利府町石巻東松島両市の瓦礫焼却灰を引き受けることになり、もっと県内自治体と協議を進めるべき」と質した。

昨日は私の質問(宮城県委員会ブログに全文)し赤旗に掲載。

今日は自民党の最長老、相沢・今野両氏広域処理の見直しを強く求め、
「広域処理を考えるとしても、コストを考えれば、せいぜい東京まで程度」と強調。
 
これらに対し、村井知事
「県内処理は望ましいが、県内だけでは足りない」
「広域処理は費用対効果も考慮しできるだけ処理できるよう検討する」
批判を覚悟で手を挙げてもらったので、北九州市への搬出は、予定通り進めたい」・・・などと述べ、他は
「最大限、県内処理の努力を行う」
「広域処理はできるだけ近いところ」や「防潮林への埋立」などを検討する旨、答えざるを得ない事態になっています。

環境省や鹿島の縛り”を解く為の、更なる取り組みが求められています。
 
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モーニングバードで明らかになった、宮城県の震災瓦礫の処理量は、もう広域処理が
必要でないことは明らかです。
県議会でもほとんど一致した意見なのに、それでもまだ広域処理をしたいと言う細野大臣の不自然さ。
いったい彼は誰に脅されてここまで言うのだろうか・・・
そして、細野や北橋を庇う宮城県議会議長の中村氏の異様な発言。
正義の味方、横田県議の発言と活躍に期待したいです。
宮城県 横田有史県議のブログ
北九州から来ているたくさんのコメントも参考になります!