たねまきを応援する皆さんへ

「風まかせ」のかんこさんからの連絡です。

たね蒔きジャーナル」存続を求めて、改めて明日9月7日(金)19時@MBS本社前にあつまろう(打診中)。
19時からMBSとの意見交換の上、20時から本社前で呼びかけ人らによる報告の予定。参加者:小出裕章、石井彰、今西憲之、湯浅誠
ぜひご一緒してください。

たね蒔きジャーナル存続お願い、呼びかけ人のお一人である放送作家の石井彰さんからです。
たね蒔きジャーナル存続の声は、日増しに大きく広がっています。
ネット上の存続署名運動(署名TV参照)は、4725人に増え(6日午前9時現在)
番組の市民スポンサーになろう!という呼びかけには、907万9469円もの寄金が 寄せられています。(4日現在)。郵便振替口座の場合、加入者への振り込み連絡は数日間かかりますので、さらに額は増えていると予測されます。

こうした幅広い人たちからの番組存続の声を携えて、明日7日に再び毎日放送小出裕章さん、山本太郎さんらとともに、番組存続のお願いに行ってきます。
同時に考えられるあらゆる方法を使って、存続の要望を毎日放送には伝えていますが、社内では着々と、番組の打ち切りと新番組の準備が進んでいるようです。

そんな中、昨日の朝日新聞夕刊「窓」に、番組存続の運動が取り上げられました。
またジャーナリストで法政大学教授の水島宏明さんが、自らの放送局での体験も踏まえて、今回の番組打ち切りと、存続運動の意味を考える論考を書かれています。こちらは有料ですが、ぜひご一読いただけると幸いです。 ともかく明日、毎日放送へ行ってきます。 報告は追って、取り急ぎご連絡まで。
石井彰
昨日の朝日夕刊「窓」
窓・・・論説委員室から

 一つのラジオ番組を存続させてほしいと、これほど多くの人が声をあげる例は聞いたことがない。毎日放送(大阪)が2009年から始めた「たね蒔きジャーナル」である。
  「ニュースの種を見逃さない」という狙いで、旬の問題についてゲストの専門家らが1時間、論評する。
 存在が広く知られたのは福島第一原発後だ。京都大原子炉実験所の小出裕章助教らが出演し、事故の状況をわかりやすく伝えた。
 今春、この時の原発報道で関西の優れた報道に贈られる坂田記念ジャーナリズム賞特別賞を受賞した。
 毎日放送は打ち切りを発表していない。が、10月の番組改編で終わるという話が流れ、存続運動に火がついた。8月27目、小出さんや反貧困ネットワーク湯浅誠さんらが同社を訪れ、「市民スポンサーとして支えたい」と申し入れた。同社は幹部が対応し、要請を聞きおいた。
 社の前に集まった数十人を前に、小出さんは「原発事故でマスメディアは権力側の情報を流したが、この番組は全く違った」と語った。

 生の言葉をじっくり伝えるラジオの利点を生かした番組づくりが、支持を広げた一因だろう。熱い思いを受けとめつつ中立を守る放送局の立場もわかる。ネット時代、オールドメディアの役割はまだまだ大きいと自戒をこめて思う
〈前田史郎〉