自分たちの特権的な利権・地位を維持するために、社会の健全性と人の幸せを破壊する人たち(電力・財界・官僚・・・)が運営する社会を変えよう

岡山博先生のブログより
 
①自分たちの特権的な利権・地位を維持するために、社会の健全性と人の幸せを破壊する人たち(電力・財界・官僚・・・)が運営する社会を変えよう

原発はリスクを入れたら超不採算であることを、電力会社と官僚は全部知っている。
原発再起動に賛成する議員は、それを知っているか、議員業を続けるために理解さえせず、電力や官僚の小間使いをしているかのどちらかだ。

原発が不採算であることに加えて、福島大惨事が、何百万人の今と未来に大損害を与えることも知っている。
国と多数の人に大損害を与えることを知っていて、自分たちの目先打算と保身の為に、原発を再稼動する人格・精神の人たちが、日本社会を運営している。
これが日本の現実。変えるべきだ。

④「何が得か・損か、上司や実力者から非難や嫌がらせを受けないか」という、打算と保身だけで行動し、「道義・健全・他人を傷害しないこと」に対しては思考停止する人たちが、国や、多くの団体・企業など社会を運営する地位を独占している。
そのような人しか高い地位を維持できない不健全社会が今の日本だ。

⑤偽りや道義に反することを、社会や周囲の人が、例外なく批判することをせず、道義・健全が言動を縛る力にならず、他人と社会を傷害しても平気で、打算と保身だけで行動する人達が運営する社会は、
社会と人の健全性と人の幸せを破壊する。

⑥なぜこうなったか?利権・打算・保身で動く社会で高い役職を持つ人たちが悪いのはもちろんだ。
同時に、
国民の多くが「どれが得か・損か、上司や実力者から非難や嫌がらせを受けないか」で言動を決めているのも同じ問題を持つ。

道義・健全性が基準から抜け落ちて、「どれが得か・損か、上司や実力者から非難や嫌がらせを受けないか」で言動を決める精神構造
 
これは、官僚や社会の実力者たちが都合よい社会運営をするために、一貫してやってきた、国民愚民化政策の成果でもある

打算と保身だけで行動し、道義性・健全性が、多くの日本人の言動を決める規範から失われて久しい。
どれが得かどれがいやな目にあわないか」が今の多くの日本人の判断や行動の基準になっているが、今の日本に顕著なこと

⑨自分が判断すべきときにも、「現実は・・」と言って道義性・健全性・きちんと考える事を避けて、思考停止する。
この現実を変えずに、利権と保身で人と社会を欺き、利益を得ようという、電力業界や財界、官僚による社会運営を変えることは出来ない。

⑩官僚や財界などの利権・打算・保身だけで動き、社会や社会を損なう、社会的強者による愚民化政策で教育し育てられた貧しい精神と、判断・行動傾向が、私たち日本人ひとり一人の中に強く根付いてしまった。
彼らと共通の貧しい精神を、してはいけないものと自覚・努力して自らを克服すべきだ。

⑪自分が利権を得られる立場にいないからやらないだけで、もし出来る立場なら、不道徳であっても甘い汁を吸いたいという精神が自分にあっては、官僚や財界・電力の悪行をきちんと批判することは出来ない。

⑫彼らと同じ物があるから批判を控えるというのではなく、共通の貧しい精神があったままで批判する(それなりに正当で必要ではある)事を吟味しましょう。
自分の問題・課題や発見は社会全体に共通の価値になります。
気づきは発見。勇気があれば発見は言動に進みます。
勇気も必要

福島大惨事で、原発の不採算性・反社会性がはっきりしているのに、原発再稼動をするという不健全社会、
被災者の人生と家族を破壊して、補償や生活再建取り組みも行なわずに放置したままで、原発を再稼動するという不健全社会を止めさせて、人と社会が自分と他人を大切にしあう健全な社会を作ろう。

⑭「何をしてはいけないか、何を黙認・同調してはいけないか」とは子供の教育にとっても基本的で大切な課題です。道義性に無関心になり、悪行に対して系統的に批判をしない人間にする。これが彼らの狙い。
そうなるように愚民化政策・愚民化教育をしてきた。流されずに子供を立派な人に育てましょう!

力強くまともな批判、発言をするためにも、
「何をすべきか、何をしてはいけないか、何を黙認・同調してはいけないか」
という道義的課題を、自分の言動を決める基準の一つにする精神を
私たちの中に育てる取り組みをしましょう
 
(字数制限のため、若干省略しました) 
 
岡山先生のこういう考え方を、いつも心に留めておきたいです。
 
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