グリンピースより、原発事故を繰り返さないために
あの日から2年。3.11がまた巡ってきます。
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2011年3月11日、宮城県沖で発生したマグニチュード9.0の大地震は、
東日本全域に大きな被害をもたらしました。
北海道から千葉県にかけての太平洋沿岸は最大で40メートル(遡上高)
を超える巨大津波に襲われ、死者行方不明者1万8000人以上という、
近代他に例を見ない未曽有の大災害となりました。
福島県大熊町の東京電力福島第一原発では、地震の影響で送電線の
鉄塔が倒壊、外部電源が失われたところに津波が押し寄せ、地下に
設置されていた非常用電源が故障しました。
このために原子炉を冷却する水のポンプが作動しなくなり、
高温に達した核燃料が溶けて原子炉そのものを破壊し、大量の放射性物質を
放出しはじめました。
これが、未だに収束のみえない原発事故の始まりでした。
この震災ではピーク時では40万人もの人が安全な生活の場を失い、
避難しました。
現在の避難者数は31万人(2月7日現在/復興庁)。
あれから2年。
今も、元の生活に戻れないでいる人がこれだけいるのです。
このうちで、福島県から県内外の他地域に避難している人は16万人。
半数以上です。
この大災害と大事故から、私たちは多くのことを知りました。
私たちの生活、安全、健康は、他の誰でもない、
私たち自身の手で守らなくてはならないこと。
毎日消費しているエネルギーについて知るという責任。
子どもたち未来の世代に、今の環境を引き継いでいくことの難しさ。
この事故によって初めて明るみに出たこともありました。
今年2月、福島第一原発4号炉の原子炉圧力容器を製造した
元パブコック日立の設計技師・田中光彦氏が、当時、
製造中の圧力容器に欠陥があったにも関わらず、
社内で隠蔽された事実をグリーンピースに告白しました。
Profit Before Safety: Engineer Exposes Coverup of Reactor Flaw
(安全より利益優先:エンジニア、原子炉の欠陥の隠蔽工作を告白)
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=lyUFf5Uspj4
違法だとわかっていても、法に従えば企業の利益に反するという理由で
隠されたこの問題を、今回の原発事故と直接関連づける証拠はありません。
しかし、何よりも安全が重視されるべき原発関連ビジネスに
このような隠蔽体質が存在することが、
原発の安全性を根底から揺らがせていると いえます。
誰がどのように原発事故の責任を負うかを定めた原子力損害賠償法は
今年8月までに改正が予定されています。
インドでは2009年、原発にもメーカー責任を問うための法律がつくられました。
グリーンピースではこの法律の成立に尽力した弁護士をお招きし、
2月27日にセミナーを開催しました。
詳細は下記URLをご覧ください。動画もご覧いただけます。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243238&c=36663&d=b0a0
いま、グリーンピースでは、原発にもメーカー責任を問うための
オンライン署名を実施中です。
まだ署名されていない方は是非、ご参加ください。
オンライン署名→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243239&c=36663&d=b0a0
詳細→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243240&c=36663&d=b0a0
メーカーに直接メーカー責任と原発事業からの撤退を求める
アクションハガキもご用意しました。
ブログ: http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243241&c=36663&d=b0a0
現在こちらのセットをご希望の方に無料で差し上げています。
あなたの言葉で、思いを原子炉メーカーに直接お伝えください。
封入物:アクションハガキ・ステッカー・リーフレット「でんきのほんと でんきのこれから2」
お申込はこちら→ https://secured.greenpeace.org/japan/ja/form/1/?gv20130309
原発事故をくりかえさない。そのために、原子炉をつくったメーカーにも責任を。
まずはオンライン署名にご参加を。そしてハガキでメッセージを。
原発のない明日へ、いっしょに変化の波をおこしましょう。
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2011年3月11日、宮城県沖で発生したマグニチュード9.0の大地震は、
東日本全域に大きな被害をもたらしました。
北海道から千葉県にかけての太平洋沿岸は最大で40メートル(遡上高)
を超える巨大津波に襲われ、死者行方不明者1万8000人以上という、
近代他に例を見ない未曽有の大災害となりました。
福島県大熊町の東京電力福島第一原発では、地震の影響で送電線の
鉄塔が倒壊、外部電源が失われたところに津波が押し寄せ、地下に
設置されていた非常用電源が故障しました。
このために原子炉を冷却する水のポンプが作動しなくなり、
高温に達した核燃料が溶けて原子炉そのものを破壊し、大量の放射性物質を
放出しはじめました。
これが、未だに収束のみえない原発事故の始まりでした。
この震災ではピーク時では40万人もの人が安全な生活の場を失い、
避難しました。
現在の避難者数は31万人(2月7日現在/復興庁)。
あれから2年。
今も、元の生活に戻れないでいる人がこれだけいるのです。
このうちで、福島県から県内外の他地域に避難している人は16万人。
半数以上です。
この大災害と大事故から、私たちは多くのことを知りました。
私たちの生活、安全、健康は、他の誰でもない、
私たち自身の手で守らなくてはならないこと。
毎日消費しているエネルギーについて知るという責任。
子どもたち未来の世代に、今の環境を引き継いでいくことの難しさ。
この事故によって初めて明るみに出たこともありました。
今年2月、福島第一原発4号炉の原子炉圧力容器を製造した
元パブコック日立の設計技師・田中光彦氏が、当時、
製造中の圧力容器に欠陥があったにも関わらず、
社内で隠蔽された事実をグリーンピースに告白しました。
Profit Before Safety: Engineer Exposes Coverup of Reactor Flaw
(安全より利益優先:エンジニア、原子炉の欠陥の隠蔽工作を告白)
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=lyUFf5Uspj4
違法だとわかっていても、法に従えば企業の利益に反するという理由で
隠されたこの問題を、今回の原発事故と直接関連づける証拠はありません。
しかし、何よりも安全が重視されるべき原発関連ビジネスに
このような隠蔽体質が存在することが、
原発の安全性を根底から揺らがせていると いえます。
誰がどのように原発事故の責任を負うかを定めた原子力損害賠償法は
今年8月までに改正が予定されています。
インドでは2009年、原発にもメーカー責任を問うための法律がつくられました。
グリーンピースではこの法律の成立に尽力した弁護士をお招きし、
2月27日にセミナーを開催しました。
詳細は下記URLをご覧ください。動画もご覧いただけます。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243238&c=36663&d=b0a0
いま、グリーンピースでは、原発にもメーカー責任を問うための
オンライン署名を実施中です。
まだ署名されていない方は是非、ご参加ください。
オンライン署名→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243239&c=36663&d=b0a0
詳細→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243240&c=36663&d=b0a0
メーカーに直接メーカー責任と原発事業からの撤退を求める
アクションハガキもご用意しました。
ブログ: http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M243241&c=36663&d=b0a0
現在こちらのセットをご希望の方に無料で差し上げています。
あなたの言葉で、思いを原子炉メーカーに直接お伝えください。
封入物:アクションハガキ・ステッカー・リーフレット「でんきのほんと でんきのこれから2」
お申込はこちら→ https://secured.greenpeace.org/japan/ja/form/1/?gv20130309
原発事故をくりかえさない。そのために、原子炉をつくったメーカーにも責任を。
まずはオンライン署名にご参加を。そしてハガキでメッセージを。
原発のない明日へ、いっしょに変化の波をおこしましょう。