卒業式でした。

今日は次男の大学の卒業式。
学生生活最後の卒業式ということで、・・仕事を休んで行って参りました。
 
大学は、学位授与式というのですね。
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子どもが大人になって、巣立っていくのは、ちょっと寂しいけれど、
成長した姿を見るのは、やはり、嬉しいもの・・
背広姿がまぶしく見えました。
 
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君の学生生活は、まるで大学に人質にやったようなものだと思っています(笑)
 
もちろん、大学からアメリカに留学させてもらって、
良い体験をさせていただいたことには、感謝しています。
 
母親が週休二日なのに、君は土日も、ずいぶん大学に通ったよね。
学会に次ぐ学会で、発表のための準備に追われる毎日・・・。
あまり人間らしい生活とは言えなかった。
 
もっと、本を読んだり、映画を見たりして、心を耕す時間がほしかった・・とお母さんは思います。
小出先生が時々話題に出されたガンジー田中正造宮沢賢治松下竜一・・
こんな立派な生き方をされた人達を、知っているでしょうか・・・?
 こんな人達の生き方を知って、心に刻んでおいてほしいです。
 
 原発事故以来、科学の商業化には危険を感じています。
科学(化学)はそれ自体、危うさを秘めているもの・・
一歩間違えば、原発核兵器のように、
人間にとってリスクのあるものも平然と作られる。
 
君の化学の勉強と努力は、そんなもののためには使わないでほしい・・。
 
原子力原発安全神話も、考える余裕のない中で勉強すれば、
簡単に洗脳されてしまうのでしょうね。
 
 
思い出すのは小学生の時の卒業式
先生方と生徒の手作りの式で、生徒一人一人に夢を語らせた。
君は、「21世紀の社会に役立つ人間になりたいです。」と言ったよね。
今の研究がどんなものかわからないけれど、
お母さんは君の「社会に役立ちたい」という気概を忘れないでほしいな。
化学で仕事をするのなら、自分の生き方や良心に恥じない仕事をしてください。
 
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卒業式が終わると、かわいい女の子が次男のもとに駆けてきて
「おめでとうございます」と、何か手渡している。
次男が赤くなって急にそわそわ・・・
でもなんだか嬉しそう・・。
 
「よかったら一緒に写真撮りませんか?」
と彼女と記念写真を・・。
 
はい。ピース!(^_^)vな~んて言わなくても、
次男の口元は緩みっぱなし!
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アハハ・・知らないうちに、青春してたようです!
彼女いない歴も、卒業おめでとう!