「都議選」 自公が全員当選という異常な選挙。~参議院においても議席を占めるということに勢い。「やりたい放題の政治に」危機感。

自公が全員当選という異常な選挙。
今回の都議選は、
安倍晋三内閣の発足後、初の大型選挙は国政与党が完勝し、7月予定の参院選にも大きな影響を与える。

http://jp.eastday.com/node2/home/xw/gj/images/00050683.jpg

ウソのマスコミ世論調査などによって、それを信じてる、有権者は決まりきった選挙に足をはこばなかったこともあると思う。
投票率は43・50%。前回の54・49%を10・99ポイント下回り、過去二番目の低さだ。
もし、この投票率が低い程、自民には有利に働いた。
半分行かない投票率。民主的選挙とは言いがたい感じがしてならない。

高齢者を中心に、まだまだ大手マスメディアの報道を鵜呑みにしてる。また、そのような有権者が投票にせっせと行くのである。
大手マスメディアの自民寄りの洗脳・世論操作は凄いモノがある。まるで、戦中の大本営発表と同じような感じさえする。

◆ 僕は、3.11の被災を受けて、その報道姿勢に大きな疑問を今も持っている。
それは、いかにも「復興が進んでる」ような報道。しかし、現地に来ればそれがウソだとわかるます。
イメージ 2

◆更に、福島原発事故の報道は、絶対に歪曲、あるいは大事なことは報道されていない。
イメージ 3

イメージ 4


自民党が勝つ根拠は何なのだろう・・・?
 民主党マニフェストを破った結果、自民に政権を奪回された。分裂して今回も惨敗である。、
しかし、自民党だって、先の衆議院選挙の時は、「原発収束を含む復興第一」に据えたはずだ。でも、TPP公約なしくずしに推進するわ、この前の、高市発言をもわかるように、いつのまにか原発利権推進し、国内は福島原発事故で大変なときに、安倍総理は海外にトップセールスして協定を結んでいる。
成長戦略だって、財界、大手企業に偏る政策であり、庶民には何の変化もない。僕は、失敗だったと思っている。国民の税金使って株、国債大暴落させてるじゃないか?東証を舞台に、儲けいたのは海外のヘッジファンド機関投資家にみである。
自民党がそんなにすごい理由が僕には見えない。分からない。

更に、自民党政権

憲法改正や「秘密保全法」、「国防軍」、「徴兵制」を進めようとしている。
最終的には、憲法改正のハードルを低くして、平和憲法の9条改正を目論でいるように見えるのです。
最悪、先の大戦のことは忘れてる、知らない世代を狙って、「戦争のできる日本」にしようとしてるタカ派が多く自民党には存在します。
もし夏の参議院選挙で、自公とそれに連なる勢力とが一緒になって、参議院においても議席を占めるということになりますと、本当に、その場その場でやりたい放題の政治が行われるという可能性が非常に強い。
日本の政策決定プロセスを見ると
明治以来、霞が関が一極的に支配する中央集権的な色彩が濃かった歴史がある。
旧来の制度を前提とした政治姿勢では意味がない。
それでは結局、役人の筋書き通りの政治になってしまう。そうした制度ではよくない。という国民の意識がどの程度浸透してるのか・・?
この日本社会が、一部の官僚の思うままにされている、これでは日本の将来はないという意識をぜひみんなに持つべきだ。
これまで、霞が関自民党の長期政権によって好き放題やってきた。
天下りは元より、国民を見ず「既得権益」を守ることに、ずっとその頭脳も力も使って来た。
そんな、思想が日本をこんな歪んだ国家にしたと言える。

さて、この勢いで行くと、「夏の参議院選挙」は自公とそれに連なる勢力とが

一緒になって、参議院においても議席を占めるということになる・・。


本当に、「その場その場でやりたい放題の政治が行わ

れるという構図が極めて強くなり危険な状況」になると

僕は感じる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自公が全員当選 民主は第4党に転落 都議選
東京新聞   2013年6月24日 01時13分  
イメージ 1
   東京都議選(定数127、42選挙区)が23日、投開票され、自民党は59人全員が当選し、第一党に復帰した。

  公明党も全員当選し、猪瀬直樹知事を支える与党として、両党で過半数を18議席上回る84議席とした。共産党は17議席と倍増し、第三党に。

 第一党の民主党は改選前からほぼ3分の1に減らす惨敗。34人を擁立した日本維新の会は、2議席と敗れた。

  安倍晋三内閣の発足後、初の大型選挙は国政与党が完勝し、7月予定の参院選にも影響を与える。
 投票率は43・50%。前回の54・49%を10・99ポイント下回り、過去二番目の低さ。
 前回選で40年ぶりに第二党に転落した自民党は「東京を取り戻す」を掛け声に、前回を1人上回る59人を公認。内閣支持率が好調な中、安倍首相らが応援に入った。
 自民が50議席以上を獲得したのは、小泉純一郎政権誕生直後に行われた2001年の53議席以来で、59議席は1963年の69議席に次ぐ大量当選となった。
 都議選での自民の全員当選は初めて。定数2の港区で議席を独占したほか、定数3に2人を立てた目黒、墨田区でも勝った。
 前回選で54議席と躍進し、国政での政権交代につなげた民主党は、前回より14人少ない44人を擁立。ハードルを低くし、大敗した昨年12月の衆院選からの反転攻勢を目指したが、中央、港区などで現職が次々に落選。01年の22議席も下回り、第四党に転落した。
 公明党は6回連続の全員当選。支持母体の創価学会を中心に、手堅い組織選挙を展開した。 
 共産党は過去3回の減少傾向に歯止めをかけ、現有8議席から17議席に躍進した。
 地域政党生活者ネットワークは5人を擁立し、北多摩二(国分寺国立市)などで議席を守った。
 都議選に初めて挑んだ日本維新の会は、橋下共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言の影響で、改選前を1議席下回る2議席と伸びなかった。
 橋下発言を受けて維新との選挙協力を解消したみんなの党は、江東区、八王子市などで7議席を確保した。
 生活の党と社民党みどりの風議席を得られなかった。