再稼働より汚染水対策!

たんぽぽ舎です。【TMM:No1948】
2013年9月3日(火)地震原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.再稼働より汚染水対策! 9・11規制委前抗議行動
   参加を呼びかけます    再稼働阻止全国ネットワーク
★2.汚染水問題で国会審議延長?????
   オリンピック招致に悪影響ということで国会審議延長という
   あきれてものが言えない、国会議員の低レベルさに。
               成瀬伊佐夫(メルマガ読者)-投稿-
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆9/14トークイベント
   「史上最悪のプロパガンダ~メーカー責任と原発広告~」開催
  ◆9/29第11回原発はいらない西東京集会&デモ
         場所:西東京市田無庁舎 市民広場
★4.新聞・雑誌より2つ
  ◆福島第1の汚染水漏出
   五輪招致への影響指摘も 海洋流出脅威、各国が報道
                (9月2日茨城新聞より抜粋)
  ◆汚染水に厳しい世界の視線
   ピアニスト デッドバイラー 扶美(ドイツ 43)
                (9月3日朝日新聞より)
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※9/5(木)学習会にご参加を! 『反原発と反TPPについて』
 お 話:金子 勝さん(慶應大学経済学部教授)
 日 時:9月5日(木)19:00開会
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:800円
     好評予約受付中、残り枠17名様です。
     ご予約は、TEL 03-3238-9035(たんぽぽ舎) までお願い致します。

1.再稼働より汚染水対策!

 |  9・11規制委前抗議行動 参加を呼びかけます
 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク

○フクイチ事故は拡大している!
 東電・福島第一原発の大量の汚染水流出問題は、規制委自らレベル3の重大な異常事象と確認する非常事態となっている。フクイチ事故は収束どころか、「レベル7+3」へと拡大している。
 海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水は、福島をはじめとする東日本の漁民を恐怖と絶望へ陥れているのみならず、今では全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない、今現在日本の最大問題なのだ。

○規制委は汚染水問題に責任を負え!

 規制委は発足以来、この問題に見て見ぬ振りをしてきた。だから規制基準の中に汚染水対策は一言も盛られていない。そしてこの問題が重大問題として明るみに出たとき、田中委員長の発言は、人ごとのような海洋投棄を容認するものだった。
 原発の安全と事故に責任を負うと自負する規制委は、今この汚染水問題に全面的に責任を負って、全力で取り組むべきだ。

○再稼働適合審査を中止して、全人員を汚染水対策に注ぎ込め!

 汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を急いでいる。人員配置も適合審査には約100名を配置し、さらに増員を予定しているが、フクイチにはたったの50人(現地には10人)しか配置していない。
 事故が拡大している事態の中で何が再稼働審査だ!今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策、そして事故収束に向けるときだ!一丸となって新チームを作って、現場にはりつくべきだ!

9・11規制委前抗議行動に多数の参加を! 怒りの声を叩きつけよう!
「再稼働より汚染水対策!」
9・11規制委員会前抗議行動日時:9月11日(水)12時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
              (
http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
協力:原子力規制を監視する市民の会

再稼働阻止全国ネットワーク
     
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛、と明記下さい)
 (東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)

原子力規制を監視する市民の会
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/
@kanshi_chu


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┗■2.汚染水問題で国会審議延長?????

 |  オリンピック招致に悪影響ということで国会審議延長という
     あきれてものが言えない、国会議員の低レベルさ
 └──── 成瀬伊佐夫(メルマガ読者)-投稿-

1.オリンピックは、ヒットラーが全くクーベルタンの理想とするオリンピックの性格を変えた。国家主義ファシズムのためのものなった。1936年に開催された第11回ベルリン大会は、オリンピック史上、最初に政治の直接的な影響を受けた大会として知られている。
2.ヒトラー率いるナチス政権が、オリンピックを国家宣伝の道具とした。ドイツの国家的イベントとして「成功」した「ヒトラーのオリンピック」とは、ナチスによる大会の政治的利用が徹底された。ベルリンオリンピックナチスプロパガンダは、表裏一体だった。何しろオリンピックの映画を作った女性映画監督は同時にナチの宣伝映画も作ったのだ。ヒットラーの愛人だったといわれている。 1934年のナチ党大会の記録映画『意志の勝利』が、ナチによる独裁を正当化し、国威を発揚させるプロパガンダ映画 。監督はレニ・リーフェンシュタール。『オリンピア』も。『民族の祭典』『美の祭典』の2部作も同じ監督。
3.その後は、国家の威信をかけ、メダルの争いになり、国家主義の宣伝の場になったオリンピック。
 まさかと思ったいたがあらゆる政党が賛成とはこの国は恐ろしい。あきれた。
それより原発事故の問題の方が国際社会から注目されている。
汚染水対策は時を争っている。そんな時に国会審議延長に共産党も大賛成なのか?。あきれてものが言えない。開いた口が塞がらない。この国の政治家は、ほとんど無能だ。危機感もない。地球規模の環境破壊であり、汚染だ。その対策すら立たない。
 あるいは日本は、地球死滅のために先導者になるかもしれないという危機感は全くない。本当に世界の英知を集めて対応策を練る時に、情報を隠蔽してはならない。オリンピックだと騒いでいる。あきれてものが言えない。天に唾する日本の政治家


 ◆9/14トークイベント
 

 「史上最悪のプロパガンダ~メーカー責任と原発広告~」開催

3.11まで、莫大な資金を投じてメディアに流された「原発広告」。
この戦後最大の「原発プロパガンダ」により、「安全幻想」はいかに植え付けられたのか。元博報堂の広告マンで現在作家の本間龍さんとグリーンピース・ジャパン事務局長・佐藤潤一トークイベントを開催します。

【日 時】9月14日(土) 16:45~19:15(16:15開場)
【場 所】TKP有楽町ビジネスセンター
       東京都千代田区有楽町2-2-1ラクチョウビル5階カンファレンスルーム5A
【入場料】1000円(グリーンピース・サポーターは無料、要予約)
【主 催】グリーンピース/PRESS JAPAN
【サポーター予約・問合せ】03-5338-9800(佐藤たいしょう)
             
sjp@greenpeace.org


 ◆9/29第11回原発はいらない西東京集会&デモ

  9月29日(日)西東京市田無庁舎 市民広場
             (西武新宿線田無駅南口徒歩3分)
 集会 15:30~  デモ出発 16:00~
 デモコース:西東京市役所田無庁舎 市民広場~市役所通り
        ~踏切~アスタ東~青梅街道~東伏見交差点~
        調布保谷線~都立東伏見公園
 ゲンパツイラナイト 17:00~18:00(都立東伏見公園)
        参加ミュージシャン:シバイナオミさん
 主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
    
http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/


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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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 ◆福島第1の汚染水漏出
  
五輪招致への影響指摘も 海洋流出脅威、各国が報道

 東京電力福島第1原発で汚染水が海に漏出している問題が、各国メディアの注目を集めている。深刻な海洋汚染の脅威が現実となりつつある事態が連日報じられ、東京がマドリードイスタンブールと争う五輪招致への影響も指摘されている。(中略)
 「約千個あるほかのタンクの耐久性にも疑問を生じさせる」とした米紙ニューヨーク・タイムズは、一連の問題が東電への視線を厳しくし、海洋放出の合意形成を難しくしたとの見方を伝えた。(中略)
 事故後、2022年末までの脱原発を決めたドイツでは、保守系フランクフルター・アルゲマイネ紙が「透明性は皆無」の見出しで、東電の変わらぬ隠蔽体質を批判。「約束した社内改革は口だけにすぎなかった」と、広瀬直己社長の指導力に疑問を投げかけた。(中略)
候補地を抱えるスペインの地元メディア、エウロパ・プレスは「原発の問題が未解決であることは東京の五輪招致にも影響を与えるだろう」との元閣僚の発言を報じた。(中略)
  国営通信の新華社は「原発の危機が東京の招致に暗い影」と報道。安全性を訴える猪瀬直樹東京都知事の発言などを伝える記事を「日本政府は危機を見くびり続けているが、内外で高まる懸念にIOCが耳を傾けるかどうかが注目」と結んだ。(後略)(9月2日茨城新聞より抜粋)


 ◆汚染水に厳しい世界の視線
  ピアニスト デッドバイラー 扶美(ドイツ 43)

 最近、ドイツでは毎日のようにトップニュースで、日本の福島第一原発の汚染水漏れが「世界最大のスキャンダル」として報道されています。日本に一時帰国していますが日本政府の反応の鈍さに愕然としています。
 2年半前の東日本大震災の時には、ドイツ人や隣国のスイス人の見知らぬ人からも、励ましの言葉をかけられ、募金をしてもらいました。そして、日本国民の震災後の対応に感動している、とニュースでも報じられました。
 ところが、今では原発再稼働、推進、諸外国への売り込みなど、被害に苦しむ国民を抱え、同原発周辺を放射能で汚染している国とは思えない無責任な決断をしている日本政府とそれを許している国民は、ドイツでは理解されません。
 日本が地球と人間、生物を放射能で汚染していることに世界中が注視し、恐怖を抱いています。日本政府は有効な対策を取り、脱原発に向け信用を取り戻さねば、世界は日本を同等の相手としては見てくれないでしょう。一日本人として、心配でたまりません。(9月3日朝日新聞より)