映画『A2-B-C』自主上映のお知らせ〜

私たちの仲間からのメッセージ 〜 映画『A2-B-C』自主上映のお知らせ〜

おはようございます!
すきとおるような 青空がひろがっています。
秋晴れ、ですね。
今日は映画の自主上映会のお知らせです。
以下にご案内を貼り付けさせていただきます。
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奈良・市民放射能測定所 主催
映画「A2-B-C」自主上映会のお知らせ
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皆様こんにちは、
奈良・市民放射能測定所の須藤と申します。
この度、奈良・市民放射能測定所で
映画上映会を企画しましたので、お知らせ致します。
「A2-B-C」という映画をご存知でしょうか。
監督は日本在住アメリカ人のイアン・トーマス・アッシュ氏。
A2、B、Cとは、甲状腺検査で発見される
のう胞やしこりの大きさによる判定レベルのことです。
本作では
ガラスバッヂをぶら下げて
無邪気に外国人監督に話しかける子どもたち
「私たちは騙された、裏切られた」と、
怒りと不安を訴える母親たち
震災後の福島の厳しい現実と、
福島に住む人々の切実な訴えが
カメラを通して静かに映し出されます。
私は関東からの自主避難者ですが、
事故直後、福島で起こっていることは
遠くで起こっていること、
対岸の火事だと思っていました。
福島の人達大変だな、かわいそうだなと…
しかしそうではなかった。
知らない間に、
私たちも見えない煙に巻かれていました。
子どもに体調の異常が表れて初めて、
私はそのことに気付いたのです。
我が子と同じように
事故当時関東に住んでいた子からも
A2、Bという判定が数多く出ており、
沢山のお母さんたちが不安な思いを抱えています。
放射能汚染は、
実はここ奈良にも、音もなく忍び寄って来ています。
食品や肥料、その他思いもよらない所からです。
ですから、奈良に住む皆さんにも、
今福島で起こっていることは
決して他人ごとではないと知ってほしい。
1人でも多くの方にこの映画を見ていただいて、
日本で起こっている現実を受け止めて欲しい。
ご自分や、お子さん、お孫さんを絶対に守ってほしい。
そう思い、この企画を立ち上げました。
福島に住む勇気ある方々が顔と名前を公開し、
厳しい現状をお話しされています。
映画に対して良く思われない方がいる事もあり
出演者をできる限り守る為の配慮するよう
上映委員会からも言われております。
今後、販売やレンタルされる可能性は低いと思います。
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映画 「A2-B-C」 自主上映
日時:2014年11月1日(土)
午前の回 会場9:30 開演10:00~
午後の回 会場13:00 開演13:30~
上映時間:71分
場所:奈良市 音声館(近鉄奈良駅から徒歩15分)
入場料:大人1,000円 小学生500円 未就学児無料
定員:90人/1回
定員以上は入場できません。
メールかお電話でお申込みをお願いします。
—【お問い合わせ・お申込み】——————-
メール:naracrms@gmail.com
電話:090-6538-1177(すどう携帯)
1.お名前(フルネーム)
2.連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
3.午前・午後、どちらか鑑賞希望の回
4.人数(座席が必要な人数、大人・小学生の数)
以上4点をお知らせください。
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○上映後ミニトークディスカッション(40分位)
を予定しています。
○来場いただいた大人の方には
食品や土壌の放射能を測定できる、
無料測定券をプレゼントします。
皆様のご来場をお待ちしています。
奈良・市民放射能測定所
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ご案内は 以上です。
今回の提案をしてくれたのは
関東から ここ・奈良に来てくれたスタッフ。
私たち 奈良・市民放射能測定所は、
避難・移住を決めて 実行されたひとたちと、
奈良県に以前から住んでいたひとたちがいっしょになって
ボランティアで運営されています。
この映画のことを、
今回の企画をつうじて私は初めて知りました。
いろんな思いがあります、
また このブログでお伝えできれば。
そして、みなさまのお話をうかがえることを
のぞみます。
当日、ぜひ、奈良市音声館でお会いできれば
とてもうれしく思います。
また、詳しい内容や 会場へのご案内など
引き続いてアップしていきます、
どうぞよろしくお願いいたします。
スタッフ・ふた