皆様、今年もありがとうございました

そろそろ店じまい・・と思いながらも、転載したい記事があって、
 なかなかお終いにできません・・・><
 
今年は1月に、突然、ギランバレー症候群という恐ろしい病気に
罹り、もうこれまで・・?と思うような体験をしました。
 
なにしろ、急に手足に力が入らず、目が二重に見え始め
翌日は立てなくなり、次第に目も口も開かなくなるという状態・・・
 
慌てて、次男に遺言を始めました。
連絡する人、告別式、保険、銀行のキャッシュカードの暗証番号
喪中はがき・・家の処分のこと・・
近日中に約束のあった人への連絡は口述メールで次男が・・。
 
(断捨離できてなくてごめん・・。
エンディングノートも書いておくべきだった・・。)
これが、死に臨んでの一番大きな反省でした。
 
ギランバレー症候群は、風邪などが原因で免疫機能が狂い、
自分の運動神経を間違って攻撃し、殺していく難病です。
 
奈良では、三日間救急車に乗っても病名がわからず、
大阪の病院に次男が車で連れて行って、やっと助かったのでした。
 
あのひどい状態から、後遺症もなく復帰できたのは、神様が救ってくださったのだと思いますが、何よりも、家族や友人達、そしてブログを読んで心配してくださった皆様からの励ましや祈りがあったからこそ・・と感謝しています。
うーん・・・愛と祈りの力というのでしょうか。
目に見えないそんな力に癒されたと思っています。 .
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ヴォーリズ建築 大阪教会のステンドグラス
後半は、ヴォーリズと出会い、ヴォーリズからも多くの学びがありました。
あまり多くて一言では語れませんが、ヴォーリズは苦難にあっても苦難と思わず、泣くべきところも笑って乗り越えていくような人でした。
「(苦難にも)、きっと解決の方法はある。楽観的に考え、祈りつつ前進して行こう」というのが、ヴォーリズの考え方です。
 
あと、どの宗教も、戦争のない平和な世界を願うべきであり、その共通の願いのもとに一つにならなければならないというようなことも言っています。これからの世の中に必要な考え方だと思います。
 
      ヴォーリズ病院の礼拝堂ステンドグラス
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今年の貴重な体験を、来年はもっと生かしたいです。
 
そろそろ、お正月の準備を始めます。
子供二人と私のたった3人だけなのに、お節など作っても・・
と思われるでしょう?
ところが長男は、夫が亡くなってからは、お節を味見するには自分の務めと思っているようです(笑)
いつも、作ったものは一つ残らず味見をして、「これで責任果たしたぞ・・」みたいなことをいって関東に帰って行きます(笑)
面白い子ですが、まだ結婚する気はないようで、それをいうと、
「親とは、木の上に立って子どもを見守っているものやろ・・」と逆にお説教されてしまいました。さて、今年はどうなることでしょう・・。
 
皆様、今年は特にお世話になり、また、励ましてくださってありがとうございました。お会いしたこともない方々からの励まし、本当に嬉しかったです。拙いブログですが、来年も細々と続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。
皆様も、どうぞよき新年をお迎えくださいませ。