恋するにゃんこ
昨日は暖かくて良い気持ち・・・。
外もぽかぽかでした^^
こんな日は、
猫にでもなって、あちこち、お散歩に行きたくなります♪
もし、生まれ変わって
猫になり
大好きなあなたのおうちに行ったら・・・
飼ってくれますか?
ウソです(笑)
そんな猫の思い出話。
奈良公園で子猫を拾ってきた友人から
「飼ってもらえないかな?」と頼まれました。
夫は動物大好き人間。
犬もいるというのに、
「よっしゃ、うちの猫になり。」と即決!
この子は、すごくかわいい猫なのですが
子どもにも・・。
私のそばに来るのは
おなかがすいたときだけ。トホホ・・
食べ終わると、すぐに大好きな夫のそばにとんで行って、
夫をうで枕にして寝るという・・・夫に恋する?猫でした。
(下にいるのは夫です^^)
子猫(ミューちゃん)は、いつも夫のそばで暮しました。
夫は、末期癌のため、家で療養中。
夫の行くところはどこにでもついていき
付き添ってくれたミューちゃん。
↑夫が写した写真↓
ミューは、好奇心いっぱい。
いろんなことをして寝たきりの夫を楽しませてくれました。
障子に穴をあけてそこから出入りするのが大好き♪
お正月張り替えたばかりの障子も出入り口を作られてしまいました。
「この子(雌猫)はきっと、昔、貴方のことが大好きだった女性の生まれ変わりかも・・」
・・・なんて話もしました。
障子に穴をあけて出入りするだけでなく、
(この様子がまるでサーカスのようで可笑しい)
いろんな面白い芸当?をいっぱい見せてくれて、
痛みに耐えている夫を、楽しい気持ちにしてくれました。
「猫は見てたら、飽きないなぁ~(^^)」と夫
笑いは免疫力を上げてくれます。
・・・・
・・・・
夫は看病の甲斐なく
医療事故で亡くなりました。
ミューは、夫亡き後、
預けていたお友達の家から、
ふらっといなくなってしまいました。
夫を探して、旅に??
その後の消息は分からずじまい。
でも、
生まれ変わりの話が本当なら、
一時でも大好きな夫のもとで暮せて、
幸せな猫だったかもしれません。
夫に楽しい療養生活をプレゼントしてくれた
天からの贈り物でもありました。