今日のtweet…特攻「上官は出撃せず、上官に目をかけられている人間は指名されなかった。」他

今日のtweet…

「今日のtweet」と言いつつ、ひとさまのtweetを勝手に紹介するだけのお手軽エントリー、

それではさっそくいってみよう!
特攻 美しくない「勇ましさ陶酔は簡単」/元特攻隊員(琉球新報
「志願ではなく事実上の強制」
「上官は出撃せず、上官に目をかけられている人間は指名されなかった。
強者が弱者を矢面に立たせることを実感した」

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素朴に考えて、自ら進んで死にたいと思う人はいないと思うので

死ぬことを「志願する」というのは、そもそもあり得ないはずなんです

だから、死ぬことが確実な特攻への「志願」は、

目に見えない(…というか、目にも十分見える)強制の結果でしかなく

特攻は若者に死を強制した…という、国家の恥ずべき許し難い行為だと、ぼくは考えます


なので、「形式的な志願」を自発的なものにつくりかえ、かつ、

その「強制された死」を美しいものと評価することも、

ぼくには、「歴史の作りかえ」としか思えません

自衛隊が人質を救出できるようにすべきとの国会質問は現実味に欠けている(朝雲 2/12)
http://asagumo-news.com/homepage/htdocs/column/sungen/sungen150212.html
自衛隊の専門誌が自衛隊による人質救出は不可能であると断じている。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20150219/20150219125357.gif
海外での人質事件に自衛隊(軍隊)…って、

そんなことで人質が奪還できるわけないやんと、素人のぼくは素朴に考えるんですが

それは専門家でもおなじ…というお話です

(でも、安倍ちんはわからない…)

安倍首相、「新自由主義」を否定=地方・労働者にも配慮(時事 2/18)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015021800615&g=pol
「われわれは新自由主義的に政策を進めていく考えはない」
このスットコドッコイが。アドリブで喋らすと滅茶苦茶やな。
「あることをない」と言う人(=「客観的事実を事実と認めない」人)とは

およそ「議論など成り立たない」とぼくは思ってますねんけど、

誰が見たって新自由主義(的)政策を推し進めてるにもかかわらず、

「そんなことしてない」とのたまう安倍ちんは、

新自由主義(の内容)を知らないのか、あるいは、自分がやってる経済政策を知らないのか、はたまた

物事の一致・相違の識別能力がないのか…のいずれかに違いないと、ぼくは思います

(そうそう、もう一つの可能性は、安倍ちんが「単なるウソつき」ってことね…と書きつつ
そんなん、いずれにしたって、やっぱり安倍ちんは「議論のできる相手やない」やんけ!)

アパルトヘイトをめぐる Daily Beast の記事から(内田樹
http://blog.tatsuru.com/2015/02/18_0935.php
「このように低調な知性の持ち主に定期的なコラムを掲載していた新聞が存在し、
そのような人物を教育政策の諮問機関に『有識者』として登用してきた政府が存在するという事実」
ここは、リンク先の内田さんのコラムからちょっと抜き出して紹介してみよう…
アパルトヘイトをめぐるThe Daily Beast の記事から

曾野綾子産経新聞のコラムに掲げた「アパルトヘイト支持」発言について、海外のメディアはこれを大きく取り上げない日本の主要メディアと政府の不誠実さに対してつよい懸念を抱いている。~
曾野綾子の知性が不調なのは、彼女の個人的信念が世界標準では「許されない非人道的なもの」として認定されているという「事実」を勘定に入れることを怠った点にある。
そして、さらに問題なのは、このように低調な知性の持ち主に定期的なコラムを掲載していた新聞が存在し、そのような人物を教育政策の諮問機関に「有識者」として登用してきた政府が存在するという事実の方である。~

The Daily Beast の記事はその記事内容の適否とは違う水準で「このような記事が海外メディアで配信されているという事実がもたらす国益損失」がどういうものかを教えてくれる。

記事原文はこちら。
http://www.thedailybeast.com/articles/2015/02/16/south-africa-scolds-japanese-author-for-endorsing-apartheid.html

南アフリカ、日本の作家をアパルトヘイト支持を糾弾

曾野綾子が人種隔離体制を称賛して、これを日本がめざすべきモデルとして示唆したコラムが憤激と反響を巻き起こしている。
2月11日、著名な作家であり、日本の総理大臣の教育政策についての元アドバイザーである人物が日本の全国紙の一つのコラム内で南アフリカにおける人種隔離政策(アパルトヘイト)を日本の移民政策のモデルとして称賛する文章を発表した。~

だが、日本最大の日刊紙である保守系讀賣新聞曾野綾子安倍晋三首相の教育政策についてのアドバイザーであった事実も、彼女が日本の文科省によって昨年全国の中学に配布されたテキストブックに大きく取り上げられた事実も報道しなかった。この「私たちの道徳」とタイトルされたテキストブックの中で彼女は「誠実」のモデルとして取り上げられていたのである

日本の主要メディアが曾野および産経新聞の批判に及び腰である理由の一つは安倍首相が日本のメディアグループのトップたちと定期的にほぼ同時期に(たいていは重要な政治的アナウンスメンや政治的決定の直前に)ワインとディナーを共にしていることにあるように思われる。そのように親密な関係を構築することでメディアが首相や首相周辺の人物を批判することに気後れや困難さを感じる雰囲気が日本文化の中に醸成されてきている。~

安倍首相は問題発言をする人々とのかかわりやレイシストを閣僚に指名したことで同様のニュースをたびたび提供している。~

曾野は長きにわたって安倍首相が総裁である自民党のアドバイザーであり、首相夫人の友人でもあると伝えられている。
The Daily Beastは、曽野綾子について「安倍晋三首相の教育政策についてのアドバイザーであった」と

誠に正確な記述をしているところ、綾子さんはそう書かれたことがたいそう気に入らないらしく

「私が安倍総理のアドヴァイザーであったことなど一度もありません」というコメントを寄せてますねんけど

安倍(内閣)の私的諮問機関である教育再生実行会議の委員であった綾子さんは

正真正銘「安倍晋三首相の教育政策についてのアドバイザーであった」わけでして

綾子さんも安倍ちん同様に、自分が委員をしてた会議の性格を知らないのか、あるいは、

アドバイザーという言葉の意味がわからないのか、はたまた、単なるウソつき…の

いずれかに違いないと、ぼくは思います

(ということで、やっぱりこんな人とも、およそ議論なんかできません…って、
議論でけへん人間が委員やってたのは、いったいどんな会議やねん!)


でやっぱり、曽野綾子さんが問題…というより、こんな人が首相のアドバイザーやってたり

文化功労者に選ばれたり、道徳の教科書に出てきたり、大手新聞社でコラムを書いてたり、

(…というか、そんな大手新聞社があったり)…ということが問題なんだと思います

おい。「誠実」とは? RT @××:
道徳の教科書に登場する主な人物と狙い これは外国に知られたらマズい

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20150219/20150219130541.jpg
確かに外国に知られたらマズい…けど、それ以上にマズいのは

こんな人が道徳の教科書に「手本として」紹介されてることやんね…

このtweetでは、2枚目の写真と3枚目の写真をよく見て欲しいと思います

(たくさんあるでしょ、米軍基地…特に沖縄にね)

安倍首相の歴史観で日米関係にかげり 訪日米議員が漏らす http://on.wsj.com/1Do8sPd
「首相の歴史観が日米関係の将来にとって最大の懸念材料になっている」
「日本が慰安婦問題やその他の終戦時期あたりのいくつかの問題で
逆戻りをしていると見なされないことが本当に重要だ」
え~、日本に来る議員というのは、日本のメディアお得意の言葉で表現すると

親日派」(あるいは「知日派」)ということになると思いますけど、そんな人たちでさえ…
安倍首相の歴史観で日米関係にかげり 訪日米議員が漏らす

(ウォールストリートジャーナル日本国内版:2015.2.18)

ダイアナ・デゲット下院議員(民主)は16日、一部の記者団との会見で、「第2次世界大戦終戦70周年に関連したこれらの問題の一部が両国関係にひびをもたらす可能性がある」と述べた。同議員は「日本が慰安婦問題やその他の終戦時期あたりのいくつかの問題で逆戻りをしていると見なされないことが本当に重要だ」とし、慰安婦問題に関する米国歴史学者と日本政府の間の論争に言及した。~

ジェームズ・センセンブレナー議員(共和)は~安倍首相の「修正主義歴史観」は「近隣諸国との関係」に打撃を与えていると述べた。~

デゲット議員は~「なぜ第2次大戦のころの問題がまだ現れてきているのか困惑させられる」と話した。

同議員は特に、安倍首相の言葉が4月末か5月初めに予定されている首相の訪米に暗影を投げかける可能性があるとしている。同議員は「この訪米にわれわれは懸念している」とし、「首相はこれらのネガティブなセンチメントを引き起こすようなことはしてはならない」と語った。

日系のマーク・タカノ議員(民主)は、ひどく2極化された米国の政治環境の中でさえ、安倍氏歴史観超党派の反発を引き起こしかねないと警告した。~
…と言うてるので、安倍ちんの歴史への態度はアメリカの親日議員からも不信の目が向けられている…

というのが、客観的な状況ということですわ

NHK会長が民主と応酬=籾井氏、追及に激高(時事 2/18)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015021800439&g=pol
「こんなことで呼ばれるのはごめんだ」
「なぜ蒸し返して1年前に戻るのか」
「あなたが言っているのはへ理屈だ」
早くこいつをやめさせろ。
籾井さんも、綾子さんに負けず劣らずのエンターテイナーやで

そやかて、従軍慰安婦問題に関して

「政府のスタンスが見えないので、放送は慎重に考える」って自分で言うたるのに、

「これだけワーワー言われているから、慰安婦問題をああだこうだ言うわけがない」

(=慰安婦問題に関しては言及しない)って、まるっきり正反対のことを、

民主党の国会議員が並ぶ前で言うねんもん…

(この人も、自分の言うてる言葉の内容が理解できない人みたいね…って、
なんでこんヤツがNHKの会長やってんねん!)

ユダヤ人がパリの町を10時間歩いたら…(動画)(ハフポスト 2/18)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/17/10-hours-of-walking-in-paris-as-a-jew_n_6702708.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
「『Jew』『Homo』『パレスチナ万歳』といった言葉を投げつけられ、唾を吐きかける人や、後をつけまわす人もいた」
この動画は、かなり微妙で紹介すべきかどうか迷ったんですけど

反ユダヤ主義」(という根拠のない差別)はもともとヨーロッパ起源のものである一方、

イスラエル建国以来のイスラエル政府によるパレスチナ人迫害から生じている、

イスラム教徒のユダヤ人(正確にはシオニスト)への悪感情は「理由のあるもの」ですので

そこはしっかり押さえておきたいものです


で、昨今のヨーロッパにおける反ユダヤ感情の高まりを受けて、

イスラエルの首相、ネタニヤフは

ユダヤ人はすべての国で保護されるべきです。しかし、すべてのユダヤ人のみなさん、
イスラエルはあなた方にとっての故郷です。
私たちはヨーロッパからの大量移住を受け入れる用意があります」

…と言うのだけれど、彼が言うところの「ヨーロッパからの大量移住を受け入れる用意」とは

ヨルダン川西岸や東エルサレムへの更なる「(移住者用の)入植地の建設」ですので

そんなもの(=占領地のさらなる侵奪)は「用意」とは言いません