お試し改憲」なんだってさ…

「お試し改憲」なんだってさ…

憲法という国の…と言うか、市民の最も重要な基本法を「試してガッテン」…やなかった、

「試して改憲」というのが自民党の方針なんだそうです…

改憲2段構え」自民鮮明 まず3条項合意狙う 憲法審(朝日:2015年5月8日)

 衆院憲法審査会(会長=保岡興治元法相)で7日、初の本格的な討論が始まった。自民党は、大災害時の国会議員の任期延長などを規定する「緊急事態条項」など各党が合意をしやすい項目から改憲に着手する姿勢を打ち出した。~

 来年の参院選後に憲法改正に向けた国民投票の手続きを始めたい自民はまず、多くの党が必要性で一致している緊急事態や環境権、財政規律の3条項の新設などでの改憲をめざす。2回目以降で、9条改正などを実現させる「2段階戦略」で臨む方針だ。~

 この日の審査会では、党憲法改正推進本部の船田元本部長が3条項について「優先的に議論してはどうか」と提案。憲法改正に積極的な維新の党の井上英孝氏は「緊急事態条項を検討することは喫緊の課題」と同調。次世代の党も賛意を示した。~

 ■<視点>お試し改憲、次は9条

 自民党が、改憲の「本丸」と位置付ける9条改正を当面封印するのは、一度でも憲法改正を実現すれば、国民にとって改憲が「怖いもの」ではなくなり、2回目以降で9条を含む本来の目標を実現できると見込んでいるからだ。~

 自民は2年前、9条改正の「本丸」をにらみ、まず国会発議のハードルを3分の2以上の賛成から過半数に下げる96条の先行改正を持ち出したが、批判されて撤回した。3条項の「お試し改憲」も、とにかく改憲したいという点で、同じ発想に立っていないか。~

一番やりたい改憲内容を隠したまま、「まずは一度お試しを…」と自民党さんたちは言うんですけど、

まずは一度お試しを…って、スーパーの「お試しセール」やあるまいし

あの人たちはなぜに憲法をこんなに軽く考えてはるんでしょうかね…

(為政者が憲法を軽く考える…って、それは反則っちゅうもんでっせ)


自民党憲法改定の主眼は言うまでもなく、現憲法平和憲法たる根拠条文である「憲法9条改定」と

硬性憲法を規定する96条の改定にあるんですけども、憲法9条…というか、日本国憲法について、

日読んだブログにめっちゃええコトが書いてあったので紹介しておきます…

平和憲法は、日本人が考え出したものではないとか、
アメリカ人に与えられたものだと言う人がいます。

しかし、誰にもらったかは問題ではありません。

平和憲法は、私たちが進むべき未来を示しています。

たとえ宇宙人がくれたものだとしても、
これは全人類にとって大切なものです


アレン・ネルソン(ベトナム戦争従軍経験をもつ、アメリカの元海兵隊員)