戦争法案関連…今日の一枚の画像「いっぱいいる」まとめ

戦争法案関連…今日の一枚の画像

ひとさまのtweetから…


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ちなみに、高知新聞衆院憲法審査会で集団的自衛権行使は違憲だと言った憲法学者の長谷部教授の

インタビュー記事が出てまして、そのなかでこんなやりとりがありました↓

記者…「衆院憲法審査会の後、政府・与党側から参考人の「人選ミス」との声が出てきました。
     安全保障関連法案を合憲という憲法学者もたくさんいる、と。実際、いるんでしょうか。

長谷部…「圧倒的多数、99%の学者は違憲の立場ですよ。少なくとも集団的自衛権はそう。

      残る1%はどんな人かと? 私の口からは申し上げられない
      あまり付き合いもないし、学会でも会わない…。かなり偏った立場です

日本政府は憲法学会の「かなり偏った1%の立場に立つ」のだそうです…

(これって素朴に、政権与党そのものが「かなり偏ってる」って話やん…)





※せっかくのなで、高知新聞の記事のおいしいところを転載しときます…

・長谷部教授は、安全保障関連法案の成立を目指す自民党の推薦ながら国会で「違憲」と述べた理由について「聞かれたから、自分が思う通りに話した集団的自衛権に関しては丸ごと違憲」と語った。


・「憲法が再び根本的に変われば大戦争が起きる可能性は常にある」
 「憲法のことを日々考えずに済む国民は大変ハッピーだが、今回は根幹を変える話。
  いずれ日々考えるようになるかもしれない」

・「(集団的自衛権については)99%の憲法学者違憲との立場。
  (人選ミスと言うなら)合憲だという学者を探してください、という
話。
  立憲主義について語る素養があって、かつ、合憲だと言える人がどこにいるのか

憲法9条によって(日本の)武力行使は原則ゼロになっています。
  しかし国民の生命、財産も守れない、というわけにはいかない。
  それはどこの政府も最低限やる活動だろうということで、『9条の範囲でどこまで許されるのか』で
  個別に法律を作ってきました。その際も9条があるから、認められるのは個別的自衛権
  わが国が外国から攻撃されて、ほかに手段がないときは最低限の実力行使は認められるという話でした。」

・「しかし、集団的自衛権は早い話、他国の防衛のために武力行使をすること。
 9条があるのに、これを認めることはあり得ない。
 いや、これは私だけが言ってるんじゃなくて、歴代の政府がずっとそう言ってきたのです。
 集団的自衛権を行使するなら憲法を改正しないと駄目だ、と

  繰り返し確認されてきた話です。解釈を変えるのは、まっとうな手段とは言えません」

・「与党の方々は『抑止力を高める』とおっしゃるが、こちらが高めると、
  向こうはさらに軍備を増強するかもしれない。
  第1次世界大戦も第2次世界大戦も、抑止力競争の結果として始まりました。
 『抑止力を高めれば平和になる』というのも希望的観測です」

・「憲法とは、そのときたまたま首相になった人の考えで、やたら動かしてはいけない。そのための憲法です。
  だから、なかなか変えにくくしているのです。
  安倍首相は今のサミットで『人権、民主主義、法の支配を守る』とおっしゃったけど、
  法の支配を守るなら、今の憲法を守るべきです。自分で破っておいて『守る』とは。
  言ってることと、やってることが違います