戦争法案関連…ここまでくると、「なくてもいい」というより「あったら有害なNHK」

戦争法案関連…ここまでくると、「なくてもいい」というより「あったら有害」やな

まずはこのニュースを読んでください…

安保法案 参院審議前に賛成派・反対派が集会(NHK:7月24日)

 安全保障関連法案の審議が来週から参議院で始まるのを前に、国会周辺では法案に賛成する人たちと反対する人たちがそれぞれ集会を開きました。
このうち、法案に賛成する人たちの集会には主催者の発表でおよそ1500人が参加し、「日本の安全保障政策は穴だらけだ」とか「平和安全法制を推進すべきだ」などと訴えました。参加した70歳の男性は「日本は経済大国なのだからアメリカとともに世界の平和に積極的に貢献すべきだ。憲法には実行力がなく国民を守るためには安全保障関連法が必要だ」と話しました。また、19歳の男子大学生は「中国や北朝鮮など、日本を取り巻く環境が変化し、平和が脅かされる今、万全の備えが大切だ」と話しました。

 また、法案に反対する学生グループなども24日夜、集会を開き、国会周辺でプラカードを掲げながらラップ調のリズムに乗せて「戦争法案、絶対反対」とか「憲法を守れ」などと訴えました。初めて集会に参加したという19歳の女性は「これまで政治には興味がありませんでしたが、友人がSNSで反対の声を挙げているのを知り参加しました。私たちの子どもの世代が戦争に行くようなことになってはならないと思います」と話しました。また25歳の大学院生は「解釈で集団的自衛権を認めるのは立憲主義を無視している。必要があるなら憲法改正の手続きを踏むべきだ」と話しました。

このNHKのニュースね、めっちゃ奇妙なことがたくさんあるでしょ

すぐに気がつくのが、戦争法案賛成派の集会については「1500人」という具体的な参加者数を明記しておきながら

反対派の集会については、参加者の数が抜け落ちてる…(って、なんでなの、NHK?)


それはやっぱり、反対派の集会の参加人数が万人単位であるために、それを正直に書いてしまうと

街頭に繰り出した人の賛否の差が歴然としてしまうから…なんでしょうけど

NHKはこういうコトを絶えず気にしながら、ニュースを編集してるんですな


で、それは誰のためか…と言えば、明らかに安倍ちん(政権)のため…ということで

NHKは報道機関の看板を掲げながら、視聴者たる市民のことを気にしないで

為政者のことばっかり気にしてる…と、そういうコトですわ


ここまで堕落してしまうと、とてもじゃないけど「報道機関」とは口が裂けても言えないし

「こんなんやったら、なかってもええな、NHK…」と思わんでもないし

それどころか、「あったら有害やんけ、NHK…」とさえ思います




※そう言えば、最近のNHKは「日本気象ニュース局」のような様相になってて

朝から晩まで「気温上昇」や「大雨情報」や「台風情報」や「火山情報」を延々と流してますよね

そらもちろん、それらのニュースも重要ではある…とは思いますけども

ニュース番組には基本的に気象情報の時間枠がちゃんと設けられてるんですから

その枠をはみ出してトップニュースで長い時間かけて気象情報を報じてばっかり…というのは

なんだかとっても違和感を感じます

(そやかて、その分、気象以外のニュースを報道する時間が削られるわけですので…)


こういう気象重視報道(気象偏重報道)は、昔にはなかったことで、

最近はもう、NHK以外でも目に余るように感じてるんですが

これもやっぱり「肝心なことは伝えたくない」…っていう、「政権への配慮」の一種なんですよね…?