戦争法案関連…アンタ、磯崎に苦言できる資格あんのか?

戦争法案関連…アンタ、磯崎に苦言できる資格あんのか?

なんか、ぼく、聞いてて、めっちゃ呆れるんですけど…

首相、磯崎氏に苦言「疑念持たれる発言は…」(読売新聞 7月28日)

 安全保障関連法案は28日、参院平和安全法制特別委員会で安倍首相が出席して総括質疑が行われ、実質審議に入った。

 首相は「切れ目のない平和安全法制を整備し、日米同盟が揺るぎないものであることを内外に示すことで、日本の平和と安全を守り抜いていく」と述べ、安保法制の整備が抑止力につながるとの考えを示した。

 首相は日本を取り巻く安全保障環境について、「残念ながら南シナ海で中国は大規模な埋め立てを行っている。東シナ海におけるガス田の問題についても(日中中間線に隣接するガス田を共同開発するなどとした)2008年の合意が守られていない」と述べ、中国の海洋進出に警戒感を示した。

 首相はまた、礒崎陽輔首相補佐官が安保関連法案に関して「法的安定性は関係ない」などと発言したことについて、「法的安定性の確保は当然のこと。疑念を持たれる発言は慎まなければならない」と苦言を呈した。また、各種世論調査で関連法案に対する国民の理解が深まっていないことについて、「(法案が)果たして必要なのか、肌感覚では感じにくい。誤解されている点も多々ある。参院の委員会(審議)で説明を尽くしたい」と強調した。

安倍ちん、アンタね、「法的安定性」…というか、法的整合性を思いっきり無視してる超本人が

「法的安定性の確保は当然のこと」って言うんですか…

(そら、いくらなんでも反則が過ぎるやんけ…)


それに、磯崎くんの(トンデモ)発言は、親分である安倍ちんのしてることを

わかりやすくそのまんま解説しただけやなのに

当の安倍ちんに苦言を呈される…っていうのも、磯崎くんに気の毒やんか


…ということで、あまりにも気の毒な磯崎くんのために、ぼくが安倍ちんの発言を添削しつつ、

安倍ちんに苦言を呈しておきましょう


安倍ちんね、それを言うなら…

「法的安定性の確保は当然のこと。疑念を持たれる法案は慎まなければならない」

って言わんとあかんのよ…

(…と言いつつ、戦争法案が違憲であることは、「疑念」なんてレベルを超える「確定判断」やけどな)





※念押しで言うときますが、安倍ちんは、平和友好条約を結んでる中国を名指ししてまで

「日本を取り巻く安全保障環境(の変化)」を強調し、戦争法案への賛意に繋げようとしてますけども、

安全保障環境が変化したら憲法違反しても構わない(違憲の法律をつくってもかまわない)…

ということには絶対の絶対になりません


それに、南中国海でのコトは「日本の安全保障」とは関係がないし

東中国海の「争いのない中国の排他的経済水域」で中国が資源開発をすることは

これまた、「日本の安全保障」とはまったく関係がありませんので

関係ない話を持ち出してまで「中国脅威論」(=中国が敵だ)という話をでっちあげるのは

聞いてるこっちが恥ずかしいので、もうええ加減にやめてよね


(そやかて、市民の権利を脅かす本当の脅威は、国の外側にあるんじゃなくて、国の内側にあるんですから)



よりいっそう世論の反対を盛り上げつつ、内閣支持率をガタ落ちさせて、なんとか法案を阻止する…ということを考えたいと思います。

http://www.hatena.ne.jp/images/guest_icon.gifchotto 2015/07/28 23:20 そうですね、mzpontaさんのおっしゃるように、まだ希望を捨てたらいけませんよね。
ニュースを見聞きする度に「私のような小市民が声をあげてもな…」と諦めムードに陥ってしまいそうですが、まだ間に合う今のうちにぶ厚い壁で行きてを阻止させたい、と思うところです。
できれば…、首相くんの口から「”万が一”この法律が違憲との判断が出たら、私を含め立法府全体として、こういう形で責任を取ります」との言質をいただきたいですね。合憲性に自信満々のご様子なのでその程度のことを言うのは簡単だと思いますが