この世に「絶対はない」からこそ、やめないとアカンねん

この世に「絶対はない」からこそ、やめないとアカンねん

ひとさまのtweetから…
絶対安全とは 申し上げないし、 事故 ゼロだということは 申し上げられない

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いや、そらね、この世に絶対はありませんよ

そんでも、この世に絶対がないからこそ、

発電所の過酷事故は今後もあるものとして考えてもらわんとあかんわけで

こんなコメントは単なる「開き直り」というか、「責任逃れ」にしか聞こえませんねん

(ぼくらはあのとき「絶対安全」なんて言わなかったよ…って、後から言うつもりなんでしょうから)


発電所の過酷事故はあってはならない

でも、「絶対はない」んだから、過酷事故はある…と考える

とすると、再びフクイチのような過酷事故があってもよいのか…という観点から

核発電の将来を考えなあかんのに、「絶対全然とは申し上げない」…で話はお終いですか


そんでもね、フクイチだってまだ進行形なんですよ↓

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こういう光景があるのに、「絶対安全と申し上げられない」核発電所を動かすっていうのは

もう「怖いもの知らず」としか言いようがありませんわ


でも、怖いものは怖いのが人情ってもんで…

いったい誰が、原発の過酷事故の際には自分の命を投げ出せ…って言えるんですか

(だから、「避難計画」なんかつくったところで、
 そんなんどこまでいっても実効性が担保できない「絵に描いた餅」でしかないんです
 …と言いつつ、避難計画の策定さえ、稼働条件になってないねんけど…)


発電所の過酷事故は、誰も責任のとりようがないくらいに取り返しのつかないコトになる…

それはフクイチで十分経験してることやないですか

責任のとりようがないことはしたらあかんのです

(そやかて、この世に「絶対はない」んですから…)




※今回の川内核発電所の再稼働について、政府はまたもや

世界最高水準の厳しい審査基準に適合…なんて説明をしてますけど

フクイチの事故が起きた後、核発電所関係者の命の綱だった「免震重要棟」が

なんと、川内核発電所には「まだない」んです

ってことは、「今はないけど、これからつくると言うてるので審査合格にします」というのが

原子力規制委員会の審査基準?でありますので

そのようなデタラメな審査基準?が、世界最高水準に厳しい…なんてコトを言うのは

冗談が過ぎるんやないですか…?

(ちなみに、NHKの7時のニュースでは、新しい審査基準にしたがって「新しい防潮堤ができた」…とか
「非常用の発電設備が備わった」…なんて解説をしてましたけど、現時点で「免震重要棟がない」ということは
 見事に素通りでしたわ…)