9月19日の怒りを持ち続け、戦争法をなくすまで闘おう」
21- 安保法廃止成立1カ月、市民団体が街頭で訴え 佐賀
「9条壊すな」「戦争させない」と書かれたプラカードを手にした参加者は次々にマイクを握り、「9月19日は日本の憲法、民主主義が蹂躙(じゅうりん)された屈辱の日で決して忘れない」「戦争法を発動させず、必ず廃止に追い込む」「安倍政権を倒すため、参院選では与野党逆転を勝ち取る」などとアピールした。
同委員会は今後も毎月19日を基本に、安保法制撤回を求める街頭活動に取り組む。
■「怒り維持し闘う」 国会前で反対集会
安全保障関連法成立から1カ月となる19日、市民団体が「私たちは諦めない」として、国会前で反対集会を開き、参加者は「戦争法、今すぐ廃止」とシュプレヒコールを繰り返した。
主催した「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」によると、約9500人が参加。「憲法破壊、絶対反対」と声を振り絞った。実行委メンバーの高田健さんは「9月19日の怒りを持ち続け、戦争法をなくすまで闘う」とあいさつした。
ベビーカーを押し、5歳と2歳の兄弟を連れて来た木谷直香さん(32)=埼玉県八潮市=は「安倍(晋三)首相が米空母に乗ったニュースを見て、やっぱり戦争がしたいんだと思った。法成立後、不安と怒りは大きくなっている」と話した。