原発はコスト膨大で廃止するのが合理的 大島堅一教授 講演で
2016年2月10日水曜日
原発はコスト膨大で廃止するのが合理的 大島堅一教授 講演で
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「原発廃止が合理的」事故費用でコスト膨大
大島・立命大教授が経済面から指摘
毎日新聞2016年2月8日
東日本大震災から5年を前に、「さよなら原発ヒロシマの会」の総会が7日、広島市中区であった。立命館大国際関係学部の大島堅一教授が「経済から見る原子力発電」と題して講演し、事故リスクやコストを考えると「原発をなくす方が合理的だ」と話した。【高橋咲子】
講演では、
原発コストは安い
再稼働させないと経済がだめになる
再稼働させないと電気料金が上がる
東京電力福島第1発電所の事故費用については、現時点で約12兆億円に上っており、本来なら東電の破綻は避けられないにもかからわず、国は原子力損害賠償・廃炉等支援機構を通じて「上限を設けず、何度でも援助する」(11年の閣議決定)仕組みを設けて支援。その費用は国民の税金や消費者が払う電力料金でまかなっている−−と、チャート図を見せながら解説した。