安倍首相に難題を課す天皇陛下のお言葉 (天木直人のブログより)
蜂の巣をつついたような騒ぎになるだろう。
その前に、いつものように書きとどめておきたい。
そしてその責任は安倍政権に大きくのしかかる。
だからこそ安倍首相はこの問題の政治化を極力抑え込もうとするだろう。
みずからの責任ではなく、今まで以上に有識者の意見を聞いて、その意見にまかせて国民的合意を図ろうとするに違いない。
そして、その結論をできるだけ先送りしたいに違いない。
ところが二つともそうはいかない。
生前退位問題は、安倍首相の支持基盤である「保守」にとって大問題であり、しかも意見が分かれる問題だ。
神社界とそれを基盤にする日本会議などからすれば、認めがたいことだ。
安倍首相は苦渋の決断を迫られる。
それだけではない。
いたずらに先延ばし出来ないのだ。
生前退位を世論の8割以上は支持している。
おそらくそうだろう。
そうなれば、安倍首相は、文字通り天皇陛下をないがしろにすることになる。
そんな事が許されるだろうか。
メディアはそこまで安倍首相に協力するのだろうか。
すべては、きょう8月8日午後3時に公表されるお言葉から始まる(了)