下村博文大先生に質問 なんで11口(くち)なんですか?

「11」の謎…

下村博文大先生に質問です

なんで11口(くち)なんですか

それは、20万円を超えるパーティー券を購入した者はその名前を政治資金収支報告書に記載せなあかんところ
200万円をもらったけど名前は書いてない…ことの言い訳として

200万÷11=18万1818円…という逆算のもとで、だから名前書いてないのよ…ということにしたかったんですよね?


でも、政治資金規正法では「20万円を超える」ってなってるから

11口なんていう中途半端な数字じゃなくて、ギリギリ20万円以下にできる10口でよかったんじゃないですか?

(この点、巷ではパーティー券「20万円以上」なら名前を記載…との誤解が一部ありますけど、
「20万円を超える場合」は名前を記載…が正解です)


えっ? それだとあんまりギリギリで不安だからって?

いや…、その…、何が不安なのか、ボクにはわかりませんけど

もしかして、下村大先生も「20万円以上は名前を記載」って誤解してますのん?

それとも、あんまりギリギリのドンピシャだと、世間に怪しまれると思ったんですか?

(う~ん、それでも「怪しさ」は変わらんと思うけどなぁ…)


ともかく、下村大先生は「あれこれといろんなことを考えて」11口にした…んでしょうけど

残念なことに、あれこれと考えて準備したわりには、ほころびが目につきますねん

そやかてね、昨日の記者会見で下村大先生は

「『パーティーをやるのであれば協力しましょう』と、
加計学園の元秘書室長が)お知り合いの方々に声をかけていただいたと理解している」(毎日:6.30)
と説明してはったでしょ

これを素直に受け止めると、元秘書室長の「下村大先生のパーティー券、買わへんか?」という知人への「お声がけ」は
(パーティー券購入の)「あっせん」ということになるところ、

「一の政治資金パーティーの対価に係る収入のうち、同一の者によつて対価の支払のあつせんをされたもので、
 その金額の合計額が二十万円を超えるものについては、…あつせんをした者の氏名、住所及び職業…」(政治資金規正法第12条1項のチ)を政治資金収支報告書に記載せなあかんのに、やっぱり、名前書いてないですがな…

それに…
#加計学園 下村博文クン ボロ出してますね。 『加計孝太郎の名前が無い』のは、確認したのに、 『11の個人・企業名』の確認はまだしてない? 何を確認して、『加計孝太郎の名前が無い』のを知ったのかな? おかしな話だ。
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この写真のなかのボードを見ると、下村大先生は「11の個人・企業名の『確認は』努力したい」と言うてて
「11の個人・企業名の『公表は』努力したい」とは言ってないので
まだその特定はできてない…と自らおっしゃってるにもかかわらず

なぜか、「加計孝太郎さんの名前はない」ということだけはしっかり確認できてる…というのも不思議な話です

(それはやっぱり、下村大先生が加計孝太郎さんと連絡を取り合って
 双方の立場を「確認し合った」から…なんじゃないのかね?)


また、「加計事件」の取材から逃げまくってる加計学園がこの件に関しては即座に反応し、
「当学園は献金をしたことはないし、パーティー券を購入したこともない」
「学園と関係のある個人や会社の計11のパーティー券代を元秘書室長が預かり持参した。そのお金を学園が負担した事実はない」
(元秘書室長が現金を預かった経緯については)「上京し下村事務所に寄るついでがあったためと聞いている」
(それぞれの名前については)「プライバシーなどがあるので回答は差し控えさせていただく」(朝日:6.30)

…というコメントを発表した…というのも、なんだか不思議である…し

やっぱり、「加計学園自民党中枢部の結びつき」は、

偶然とは到底思えない「不思議な縁」(≒ありすぎる縁)を感じます…

(それにしても加計学園の秘書室長が「下村事務所に寄るついでがあった」という、その用事って どんな内容やったんか、それも気になるな…)