「三極」じゃありません、「二極」です…

2017-10-05

「三極」じゃありません、「二極」です…

日本のメディアは次期衆議院選挙の構図について、

みんな揃って、ボクたちに「三極」という解説をしてますね

で、メディアが使ってる「三極」なる(政治)用語は、要するに、投票における「三択」を意味するところ

メディアは勝手にボクたちに「自民か希望か立憲民主か」という三択を迫ってきてるんですが
これほどデタラメな話はありません

だって、「三極」と言うからには、本来、その三つの選択候補主要政党のなかに
「選択肢を分けるほどの政策の違い」というもんがなければならないはず…なんだけど

じゃ、「自民と希望と立憲民主」との間で、明確な政策の違いがあるのか…を考えてみると…↓
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三つ巴というけど、これ見てわかるように完全に二極化やん。 #スッキリ

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(↑ひとさまのtweetより)

違憲立法である戦争法」に対する賛否と、憲法9条を含む憲法改定への賛否という、

極めて重大な事柄に対する姿勢に関しては、日本の政界が「三つの立場に別れてる」(=三極)のではなくて

「真っ二つに別れてる」(=二極)だけ…でありまして

メディアが勝手に「三極の一つ」にカウントしてる希望は

実は、国政の最重要事案に関して「自民と公明と維新」と同じ立場にある…


したがって、次期衆議院選挙の構図は「自民か希望か立憲民主か」という三択…ではなく

「自民・公明・維新・希望」の「戦争法追認憲法9条改定連合」か

「立憲民主・共産・社民」の「戦争法廃止憲法9条改定阻止連合」か…の二択と考えるとよろしいかと思います

…と、海外のメディアも言うとるがな…↓

はい、海外メディアのほーが 俄然、ま、と、も、(。・ω・。)

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では、ここから、ひとさまのtweetを参考にしながら、衆議院選挙関連のネタを拾ってみましょう…
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小池氏が出るか出ないかの話題より、こいつら、どうにかしろよ!

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なんかね、メディアがボクたちに強制的に見せてる「小池劇場」のおかげで

その他の(重要な)ことがずいぶんと忘れ去られてますねんけど

このたびの衆院解散は、そもそも、でんでんの「ボク難突破解散」やったんや…

ということで、「モリカケ事件」はけしからん話やんけ!…という気持ちでいる方は

次期国会で「モリカケ事件」をしっかり追及してくれる政党に入れる…という別の選択基準もあります…

(先の国会を見てたらわかるけど、自民は当然として、公明も維新も
モリカケ事件」の追及にはまったく熱心やなかったよね…?
 特に、維新に関しては「モリトモ事件」の当事者やったよね?)


また、次期衆議院選挙においては「核発電をどないすんねん」という、これまた極めて重要な政治課題があるところ

(→というか、このテーマはこれから国政選挙のたびに主要な争点となるでしょう)

希望は「脱原発」という公約を出すようなんだけど…
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公約よりも前に作成した「立候補予定者との政策協定書」のなかには

なぜか、「脱原発」は入ってない…


じゃ、希望が政策協定書のなかにどんな項目を入れてるのか…と言えば、例えばこんなの…です↓
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希望の党の性格露わにした「政策協定書」――幻の外国人参政権を踏み絵に
/韓東賢 https://news.yahoo.co.jp/byline/hantonghyon/20171003-00076506/ … 
希望の党を排外主義的な政党と位置づけるに十分だろう」 
希望の党、「寛容な保守」とかお笑いでしかない。
まさにここがかなめ。

ここは是非、リンク先の記事を読んでほしいんですけど

都議選において「ダイバーシティ(=多様性)」という標語を使いながら

その「多様性」から「外国人」(→正確には「韓国・朝鮮人」)を排除する姿勢を示し

(→「韓国人学校への都有地貸与撤回や関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺被害者の追悼文送付拒否」など)

さらには、最近、ほとんど政治課題にあがらなくなった「定住外国人地方参政権」を「わざわざ取り上げて」

定住外国人地方参政権に反対すること」を立候補予定者に求める…というのは

「韓国・朝鮮系市民」への排外指向を強く打ち出すもので、

このような政党とその代表が、「寛容(な保守)」を語る…というのは

タチの悪い詐欺…でしかありません

(希望は、党首である小池の個人的排外指向と歴史改ざん指向が強く反映された極右政党でっせ…)
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前原「無所属で出れば希望の党から対抗馬を立てないので立憲民主党には加わらないでほしい」 「何が何でも、どんな手段を使ってでも安倍政権を倒す」ともっともらしい事言いながら自分が裏切った仲間に刺客。やはり「どんな手段を使ってでも倒したい」のは党内リベラルだった模様。

【卑劣】希望の党立憲民主党に脅しか?「無所属なら対抗馬は立てないが、立憲民主党に行けば刺客を送る」⇒ネット「あれ?希望の党の敵は自民党じゃなかったの?」

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少し前まで、「前原は小池に騙された」…なんてコトを言うてた人もいましたけど

前原は「小池と一緒になって」民進党内のリベラル派議員を騙してただけ…ですわ

(だから、希望の党はいろんな意味で「排除の党」と言ってもいいね…)


しか~し、前原はこともあろうに、自分が代表を務める党を空中分解させたことを正当化しとる…↓

前原代表「民進党ではせいぜい50議席」 妥当性を強調
朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASKB45CYLKB4UTFK00G.html … 
与えられた職責を全うせず自らを選んだ同士を売り渡した平成日本の秦檜のセリフがこちらです

「自分が民進党の代表になって衆院選を戦っても、せいぜい50議席しか取れません」…と今頃言うならば

じゃ、なんでアンタは代表選挙に出てきたの?…という話になるんやけど

もう、この前原ってヤツの言うことは、でんでんや菅並みにデタラメになってきとるな…


いや、「言うことデタラメ度」では、この人を忘れたらアカン…↓

『「特に辻元氏は元社民党なので、立憲民主党は第2社民党だ」と述べました』 
代表の松井知事は元自民党なので、日本維新の会は第2自民党、ということですね。ええよく分かります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171003/k10011166231000.html …


(そういうトコも、でんでんくんと一緒やな…さすがは「第二自民党」…)


そして、あの党だって、「政治行動デタラメ度」では負けてないよね、これ…↓ 
公明・斉藤氏、与党敗北なら希望と連携も(産経:2017.10.5)

 公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は4日のBSフジ番組で、衆院選で自民、公明両党が過半数を割るなど敗北した場合、希望の党日本維新の会と連携する可能性に言及した。「安定した政権を続けるために、いろいろな話し合いは当然起きてくる」と述べた。希望や維新について「消費税増税凍結と言っているが、安全保障などの政策は大きな違いはない」とも述べた。

政治信条はおいといて、国政でも地方でも、「何が何でも与党」が至上命題…という行動原理は

「(政界)処世術」とは言えても、政治信条とは言えません…

(って、政治信条もない集団が政党こさえとるんか!?)


では、最後に、小池ゆり子は「極」は「極」でも「極右」である…ことを再確認しておきましょ…
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(ここに出てくる「そよ風」ってのは、ヘイト集団「在特会」の関連団体であり
「しきしま会」もまた、それ自身がヘイト団体です…)