東京へ

3連休の最終日は、次男と東京へオーママのお見舞いに行った。
オーママという呼び方は、grandmama から。
祖父が自分をオーパパと呼ばせていたので・・祖母はオーママになった。

関東に住む長男と合流、3人で食事を。
食事は御茶ノ水駅付近の「アケビの実」というお店

化学調味料を使わない、無農薬の野菜とお惣菜中心のビュッフェレストラン。
デザート、ドリンクバーつきで1620円はお値打ち価格に思えた。

関東に住む長男は「オーママはお花が好きだから・・」と、プリザーブドフラワーを用意していてくれていた。気が利くなぁ

今、病院では生花を禁止するところが多い。
花瓶の水には緑膿菌などが存在する恐れがあり、体力の低下している患者さんが感染することがあるとのこと。水替えや水をこぼしたときの負担もあり、仕方ないことかもしれない。病院内が乾燥しているのでお見舞いにはペットボトルのお茶や水なども添えると喜ばれるそうだ。

病院に行く前に、ニコライ堂に行って、3人でお祈りを・・・。
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ニコライ堂の正式名称は「日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂教会」
正教会カトリックでも、プロテスタントでもなく、ハリストス(キリスト)に始まる、初代教会の信仰を正しくそのまま継承してきた、唯一の教会。日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭の聖ニコラスにちなんでニコライ堂と呼ばれている。日本で初めてのビザンチン様式の教会といわれ、国の重要文化財に指定されている。関東大震災で被災し、その後6年かけて復興された。

この建物は若いころから見てきた建物だったが、中に入ったのは初めて。
大きく美しいステンドグラス、心洗われるたくさんのイコン。外国の教会を訪れたような荘厳な雰囲気に思わず手を合わせたくなる。
撮影は禁止なので・・ネットから
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ニコライ堂の敷地内にある
「ニコライ学院」は、ロシア語を学べる学校として多くの著名人が
 通ったそうですが、1996年に閉校しました。
 このニコライ学院で一時教鞭をとっていたのが、「日本のシンドラー
 として知られる杉原千畝(すぎはらちうね)です。
 彼は正教徒でした。
  

これはこちらのブログから。ニコライ堂についてもとても詳しい
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検診は良くないと言う人も居るが、病気が早く発見されれば早く回復できる。
病名を知っている母の一言一言が、
心なしか遺言のように聞こえてしまう。
でも、あまりマイナスに考えないようにしよう。
私や息子たちに「前向きにね!」という励ましの言葉は、
母が自分自身にも言い聞かせているように感じた。

帰りは、ヴォーリズ建築山の上ホテルで、ティータイムを

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建物や細部のデザインは素敵だけれど、ホテルなので値段は高め。

長男が「お昼はご馳走になったので、ここは僕が…」と、
支払いをしてくれた。

週末は息子たちと予定を合わせながら、できるだけ東京に行こうということになった。
母は食欲がないそうなので、次回は、食べやすく、栄養のあるものを作って持って行こうと思う。