河井寛次郎展(京都国立近代美術館)にすべりこみ!(6/2まで)

昨日は、写真が落ちてしまってアップできなかったので、再度転載で。


 
 川勝コレクション 鐘溪窯 陶工・河井寬次郎展

 京都国立近代美術館は、近代日本を代表する陶工・河井寬次郎作品(川勝コレクションを多数所蔵。本展では、川勝コレクションの中から河井寬次郎作品の名品約250点を一堂に展示すると共に、当館所蔵の河井と交遊関係のあった濱田庄司バーナード・リーチ、富本憲吉らの作品を併せて紹介します。2019年4月26日(金)~6月2日

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陶芸の知識はないのだが、それでも美しい作品は伝わってくるものがある。
文化勲章を辞退。名声よりも一人の職工として生きることを理想として、多くの作品を残した河井寛次郎
川勝堅一氏は高島屋総支配人などを務めた人物で、河井寛次郎とは初個展から亡くなるまで友人であり、よき理解者であった。その川勝氏のコレクションを河井自らが「二人の友情の結晶」と言っている。
「彗星のごとく現れた河井寛次郎」についてはこちらの解説を・・
大きく拡大してどうぞ。
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初個展の大正期の作品。すでに完璧なまでに美しい作品ばかり
 写真OKでしたので、幾つかを写真でどうぞ。
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釉薬の研究者でもあったので、色の出し方も美しい。
几帳面であり、絵も上手だったのが、ノートや手紙でもよくわかる。
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几帳面さと丁寧さ、根気強さは、何事も大成させるための基礎だと感じた。
その他の有名な作品
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わからないなりに美しい作品に触れられて、心豊かな時間であった。
民藝のメンバーの作品なども、たくさん写真を撮ってきたのに、なぜか写真が載せきれず残念。