山菜の晩ご飯(コシアブラ)

先日、群馬のお友達から、コシアブラという山菜をたくさん送っていただきました。

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最近、山菜の王様タラの芽をさしおいて、…人気者になっているそうで、今は山菜の女

王と呼ばれているのだとか…、これは山菜というより、木の若芽です。

ネットで調べてみたら、ついに「家庭でも健康若木を育てましょう。1980円也」

コシアブラ若木が販売されていました。驚きです!

このコシアブラ、友人はてんぷらが一番美味しいとのこと。

揚げることで、あくぬきも不要。卵も入れずに、薄力粉と水だけの薄い衣をつけてカリッと揚げます。

やや固そうに見えた茎もサクッとした歯ごたえが美味しく、

口の中に山菜の香りが広がり…幸福~・・・これを中国語で「口福」と言います!

口福 (kǒufú)は「ごちそうにありつく運」という意味なんだそうです。口福~♪

この日は、そのほかに山ウドとゴボウ、さつまいもをてんぷらに・・。

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てんぷらだけではそんなにたくさん食べられませんから、残りは、すべて茹でて、

コシアブラご飯とごま和えを作りました。

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コシアブラご飯は薄く醤油味をつけたご飯を炊き込みます。その中に、あくぬき

するために、軽く茹でて、細かく切ったコシアブラのバター炒めを作り、ご飯に

入れて混ぜ込むだけ…コシアブラは油物との相性が良いので、山菜にバターの香

りとお醤油がマッチした洋風な味わいのご飯になりました。

簡単なのに、お代わりをしたくなる美味しさです。バターの風味にしっかりとし

た山菜の香りが効いて、なかなかgooでした!

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ごま和えはゆがいて、オリゴ糖とダシ醤油を少し入れて白ごまをたっぷりふるだ
け…これも、食感が優しく、柔らかく、しかも香り高く……さすがに女王様の味
わいです!
日頃は質素な我が家も、今宵は女王様のお越しで、豪華な食卓になりました。^^

このコシアブラは、群馬の草津温泉の近く、吾妻のあたりで採取されたそうです。

このあたりは標高が高く、気温も低いところ…

山菜摂りと言えば早春のような気がしていましたが、このコシアブラは冷涼な土地ゆえに、5月か

ら6月はじめ頃まで採取できるそうです。

…毎年家族で山菜取りに出かけるのだとか。うらやましい話ですね・・。

自分の手で摘んだ山菜は、売り物の山菜とはまた違ったおいしさでしょう。

お裾分けありがとうございます・・自然の恵み、美味しくいただきました~♪