目覚めよ、日本国民

 3 11からほぼ一ヶ月。
その間に、改めて日本と言う国の奥深い歪を知った。

「政治・官僚・財界・学・報」による利権癒着構造。
 そこに窺える「哲学」には国民の生活や命さえもが
「利用する存在、搾取される階層」としか
 扱われていないと言う事実である。


 その現実がまざまざと表面化したのが原発利権構造。
 長年に亘って国民を実に巧妙に騙して出来上がった
 特定階層による「金儲け」の巣窟を見た。

 *安いと宣伝された原発による電気料金が
  世界一高価なこと。
 
 *作るほど電力業界が儲かる原発の存在。
 
 *このレトリックを隠蔽する為にマスメディアを
  抱き込んだ膨大な広告費
 
 *原子力を是認する者だけが優遇される学問の世界。
   
 *原発周辺にたむろする官僚の天下り構造。
  
 *「想定可能」なことを「想定外」と言い訳できる法律の偽装。
 
 *原子力を国家の大目標に祭り上げて注入された膨大な税金。
  (私たちの血税です)
 
 *利権に絡む官僚にいとも簡単に懐柔されて
  利権集団の仲間に入る政治家。


結果、上手に騙されて
  国家財政が破綻寸前と教え込まれた国民。

  この大惨事を目の前にして 
  彼らによる催眠から目覚めない国民。

  災禍から日本が立ち直るには
  利権構造を批判する前に国民こそが催眠状態から
  脱却し、真の情報を自ら求めて覚醒しない限り、
  この国の未来はこれまでと変らない事を知った。

 今、海外から日本国民が

  「従順な民族」という当初の評価から

  「怒る事を知らない暢気すぎる民族」と冷笑される

  事になったが、それを跳ね返す事が出来るのだろうか。


  今日もTV,新聞が虚報を流す。
  御用学者が裏付けの無い偽者の解説を語り続ける。


  それを「まとも」と信じて目覚めなかったら
  311前と後には何の変化も現れないに違いない

転載元: アメブロ 神秘の杜
 

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