関西テレビのニュースアンカー(大飯の再稼働の問題点)

永岡です。
関西テレビのニュースアンカー、今日は6時台も原発特集、大飯の再稼働の問題点の特集がありました。
 福井で、原発事故が起こったらどうなるか?
滋賀県が国に結果を出せと言っても全く出さず、業を煮やした滋賀県が独自に計算、福島事故と同じ放射能が大飯から出たとしての予測をしました
大変な結果で、滋賀県高島市は屋内退避の必要な100ミリシーベルトになり、さらに京都の中心も大変なことになり、大阪の東半分も50ミリシーベルトの結果です。これを見て、滋賀だけでなく、京都、大阪も再稼働に反発しています(この内容は、以前にも放映されましたが、福井で事故が起これば関西は琵琶湖だけでなく全滅なのです)。
で、大飯を大阪の府市統合本部が視察し、非常用電源を高台に置くと言うものの、その裏は崖であり、地震で崩れたら一巻の終わり・・・さらに、防波壁を8mにする(今は5m)と言うものの、工事の完了は2年後です。
 
政府は、大飯再稼働を画策し、今週末にも枝野氏が福井を訪れ、また藤村氏は地元の同意はいらないという旨の発言をしていますが、地元は大変な反発です。
 
京都府の山田知事、保安院の説明を受けたものの、30項目の改善が実現しない段階での再稼働は出来ないと言います。
 
その一つがフィルターベントの実施、ベントの際に、福島ではフィルターなしで、放射能が出たわけですが、これにフィルターを付けて放射能の放出を防ぐもの、さらに、福島のような免震重要棟を作るのですが、これが完成するのは2015年、つまり3年後です。
 これに山田知事だけでなく、滋賀の嘉田知事も批判的です。
 それでも、野田政権は大飯を再稼働させるために動いていますが、この特集を見て、キャスターの山本浩之さん、再稼働は早くて3年後であるとコメントされました
その後、NHKで野田政権が大飯再稼働に動く模様のニュースが流れましたが、実態は安全でもなんでもないのです。皆様には釈迦に説法ですが、こういうものがテレビで流れる価値は高いです。これを、お知らせいたしました