史上最強 安倍内閣の閣議決定が半端ない(Everyone says I love you !)
史上最強 安倍内閣の閣議決定が半端ない(Everyone says I love you !)
ブログ Everyone says I love you ! が
「史上最強! 安倍内閣の閣議決定が半端ない! ~ 」とする記事を出しました。
そこには『珍閣議決定』が多数紹介されていて、安倍内閣の閣議決定が如何なるものなのかその実態がよく分かります。
原文には豊富な写真版が添付されていますので、興味のある方はそちらをご覧になってください。
史上最強! 安倍内閣の閣議決定が半端ない!
「安倍首相は当然ポツダム宣言を読んでいる」から「島尻大臣は歯舞という漢字が読めない、ということはない」まで(笑)
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/65d0e2344d568398ce1fd45f3173ae67
Everyone says I love you ! 2020年2月3日
安倍内閣が閣議決定で何でもかんでもありにしてしまうイメージってあるじゃないですか?
この週刊ポストの記事で思い出したんですが、これは笑うわ(笑)。
『安倍首相はかつて党首討論で、志位和夫・日本共産党委員長からポツダム宣言の条文について質問され、「まだその部分をつまびらかに読んでおりません」と答弁したことがある。
日頃、目の敵にしている共産党に背中を見せたことがよほど悔しかったのだろう。野党の質問主意書で質されると、こんな閣議決定がなされた。
〈安倍内閣総理大臣は、ポツダム宣言については、当然、読んでいる〉』
ポツダム宣言をなぜ安倍首相は読んでおくべきなのか。大事件をテレ朝以外のテレビ局は報道しなかった。
もちろん、安倍政権の閣議決定で一番ひどかったのは、それまで半世紀にわたって、集団的自衛権の行使は憲法9条に違反して違憲だとしてきたのをいきなり閣議決定だけで
「集団的自衛権の行使も憲法9条で許容される自衛の措置である」
と決めちゃったことです。
自衛隊ができた時からずっと専守防衛、つまり日本が攻められた時だけ自衛権は行使できるってことで、個別的自衛権の行使しか許されていないとしてきたのに、法制局長官を変えて、アメリカが攻められた時に日本がアメリカを守るために相手国を攻めてもいい集団的自衛権の行使も許されるとしてしまいました。
その結果、閣議決定で何でもできると味をしめた安倍内閣の珍閣議決定は以下の通り。
・銃剣道は軍国主義の復活や戦前回帰の一環との指摘は当たらない
・教育勅語を教材に用いることは、憲法や教育基本法に反しない形である限り、否定されない
・警察庁は現在も共産党の暴力革命の方針に変更はないと認識している
・「2020年改憲発言」は自民党総裁としてのもので、首相の職務として行われたものではなく、立法府軽視には当たらない
・安倍首相が国会演説中に自民党議員らが起立、拍手したのは、 自衛隊員などに心から敬意を表そうと呼びかけたもので、猛省すべきとの指摘は当たらない
・「そもそも」という言葉には「基本的に」という意味もある
・森友学園の国有地払い下げで政治家からの不当な働きかけはなかった
・安倍首相の妻・昭恵氏は公人ではなく私人
・島尻沖縄北方大臣が「歯舞」の読み方を知らないという事実はない
・安倍首相はポツダム宣言を当然読んでいる
島尻大臣が歯舞を「はぼまい」って読めるもん!っていう閣議決定っていったい(笑)。
実は憲法学上、閣議決定による憲法解釈は「有権的解釈」=権力を持っている政府の解釈、として、それなりに重みをもって扱われてきていました。
しかし、安倍内閣になってから、珍閣議決定が連発するのでもう誰も有権的解釈という言葉さえ使いません。
最近では、桜を見る会について、
『政府による「反社会的勢力」という言葉の過去の使用例と意味について「国会答弁、説明資料などでの、使用のすべての実例や意味について、「網羅的な確認は困難」である』
つまり、反社会的勢力って定義があいまいだから、僕や私が反社を呼んだとはわからないもんねえ!?と言い出しました。
小泉進次郎氏のセクシー発言に関しては
『セクシーの正確な訳出は困難だが、ロングマン英和辞典(初版)によれば『(考え方が)魅力的な』といった意味がある』
いらねえだろ、この閣議決定!
憲法学者の水島朝穂・早稲田大学法学学術院教授は
「安倍晋三という『無知の突破力』をもつ首相が長期在職していることによって引き起こされた異常事態」
とおっしゃってますが、安倍内閣はアラビア湾への自衛隊派兵も国会の承認なしに閣議決定で決めてしまいました。
これほど馬鹿な内閣総理大臣をこのままにしておくと、私たちの生命が危ないです。
閣議決定を打ち出の小づちみたいに使っている安倍内閣ですが、おかげで閣議決定の重みが地に堕ちました。
っていうか、大平首相とか宮澤首相のころにあった、内閣総理大臣というものに対する敬意の念が、もう小学生とかに全然ないよね、今!(笑)
*********
もうばかばかしくってやってられない・・ですね。
何時まで幼稚園児にソーリ大臣やらせているのでしょう・・。
ネットで優良業者を探した話
年末に、お風呂の給水口の水漏れを発見。
これはどうしたものか?と、
イオンや大阪ガスのお風呂のリフォームコーナーを見に行くと…
いきなり1700000円?とか、1200000円とかいう値段にびっくり‼️
@@
いやいや、お風呂場のリフォームではないのだから…
と、今度は落ち着いて、ネットで調べてみる。
水漏れは、電磁弁の故障によるもので、電磁弁の効果だけなら25000円程度とあった。
やれやれ…
早速、製造元のNORITZに連絡して来てもらった。
ところが、「もうこの部品は製造されてません。給湯器ごと買い換えてください」とのこと。「ガス会社を通すと高額になるので是非ウチで…」と見積もりをいただいたが、
それでも15万円もする。
またまた、えー‼️である。
何でも、給湯器は10年ごとに買い替えるように・・と、政府の方針で決まっているのだとか?
電化製品だけでなく、パソコンも次々新しい機種が出る。
古いものを大事に使おうと思っても、もう部品がありませんと言われて、
泣く泣く捨てたパソコンもあった。
日本は古いものを大事にという視点はなく、どんどん買い換えてもらおうという方針?
消費者目線ではないし、商売優先なのだろうか?
愛用品、お気に入りは長く大切に使いたいのに・・。
話がそれたが、トイレのウォシュレットからの水漏れも始まった。
どちらも20年目。
よく長持ちしてくれた・・と思えば感謝なのであるが、こちらも15万円ほど。
経済力のない私には、一度に30万円は痛い!
もう少し安く、丁寧な対処をしてくれる業者をネットで探せないだろうか?
優良給湯器販売業者で検索して知ったのが、奈良限定の「あしながおじさん」という会社。評価はほとんど星5つ、★★★★★
ブログ友達の「短足おじさん」のブログが更新されました・・というお知らせメールの下に 「あしながおじさんです」というメールが入った😊
短足おじさんも親切で良い方だけど、あしながおじさんも親切。
メールを出すとすぐに返事がきて、見積もりに来てくれた。
詳しい説明と親切で気持ちの良い対応。お値段も良心的。
ここにお願いすることにした。
愉快なサプライズ割引。@@
該当すれば1000円割引しますとのこと
①ペットを飼っている
mimi:あら残念。このマンションはペット不可なんです・・・・と言いながら
でも、アゲハ蝶、飼っていました・・。
妖精みたいで可愛いでしょう?と、亡き蝶々の遺影を(笑)見ていただく。
おじさん「いやぁ‥きれいなアゲハ蝶・・これはペットでオッケーですよ!」
期せずして、ペット割引1000円が適用された♪
②阪神タイガースのファンである
mimi:夫は阪神の大ファンでしたけど、今は天国に単身赴任です・・。
おじさん「それもいけますよ~!」
結局、お客さんとのコミュニケ―ションで割引できるものは割引しましょうというサービスのようだった。
いろいろ割引してくださって、提示された値段から更に4000円の割引。
なるほどサプライズ割引だ。商売上手です。
楽しい話題で、大金の支出も、ちょっと心が和んだ。
今はネットの時代で、評判は口コミでどんどん書き込まれる・・
ホテルの利用、歯医者さんもネットで探したが、給湯器の交換もネットの口コミで、
地域で優良業者が見つけられる時代になった。
トイレは、イオンリフォームの無金利の分割払いが適用されることになった。
やれやれやっと一段落^^。
検察の反乱が官邸に潰された! 安倍内閣が“官邸の番犬”黒川弘務・高検検事長を違法に定年延長、 検事総長に就任させIR捜査潰し
- 黒川氏の定年延長は 官邸が検察との暗闘を制したということ(LITERA)
政権が検察のトップ人事に関与するなどということは許されない非道です。
LITERAがこれまでの官邸と検察との暗闘を解説する記事を掲げました。
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検察の反乱が官邸に潰された!
安倍内閣が“官邸の番犬”黒川弘務・高検検事長を違法に定年延長、
検事総長に就任させIR捜査潰し
LITERA 2020.02.03
安倍政権がこの2月に退官が予定されていた検察ナンバー2の黒川弘務・東京高検検事長の定年を半年間、延長することを閣議決定した。検事長の定年延長はこれまで前例がない。夏に交代が予定されている検事総長に黒川氏を就任させるため、官邸が検察人事に無理やり介入したのだ。
これはどう見ても、官邸によるIR汚職捜査ツブシだろう。黒川検事長といえば “安倍政権の番犬”としてつとに有名な法務官僚。菅官房長官ときわめて近く、小渕優子経産相(当時)の選挙法違反">公職選挙法違反疑惑で秘書のみが在宅起訴で終わったのも、贈賄側の実名証言まであった甘利明経済再生相(当時)の口利きワイロ事件で、甘利本人はおろか秘書すらも立件されなかったのも、すべて、黒川氏が捜査現場に圧力をかけ、潰した結果だといわれてきた。
しかし、本サイトが1カ月前、秋元司衆院議員逮捕の動きをスクープした記事でも指摘したように(https://lite-ra.com/2019/12/post-5158.html)、黒川検事長の扱いをめぐっては、この間、黒川氏を総長にしたい官邸と、黒川追い落としを図る検察の間で激しい暗闘が繰り広げられていた。そして、東京地検特捜部がIR汚職で秋元議員を逮捕できたのも、この暗闘が関係していた。
話を少し前に戻そう。法務省事務次官→東京高検検事長と、検事総長コースを歩んできたようにみえる黒川氏だが、実は法務・検察内部では同じ35期の林眞琴氏(現・名古屋高検検事長)が検事総長最有力とされており、2016年の人事では、林氏が法務省事務次官に昇格する予定だった。ところが、当時の法務省が官邸に人事案を提出したところ、官邸が当時、法務省官房長だった黒川氏を事務次官に据えるよう求めてきたのだという。
「これは、黒川氏がその直前に、官房長として小渕恵子や甘利明の事件を潰したことへの論功行賞人事といわれました。特に甘利明の事件では露骨でしたからね。東京地検特捜部が政界捜査に着手するときは、その前に、本省(法務省)の官房長に捜査の詳細をあげて根回しをするんですが、地検が甘利の事件でUR(都市再生機構)の職員の立件を決めて、黒川氏にお伺いをたてたところ、『権限に基づく影響力の行使がない』という理屈で突っ返されてしまった。それで、現場は、『あっせん収賄罪』に切り替えて捜査しようとしたんですが、これについても黒川氏は『あっせん利得法違反で告発されているんだから、勝手に容疑を変えるのは恣意的と映る』などと拒否した。特捜部の現場では『黒川にやられた』というのが合言葉になっていたほどです。そして、不起訴が決まった2カ月後に、官邸の意向で、強引に黒川氏の次官昇格が決まったというわけです。一説には黒川氏と親しい菅官房長官が直接乗り出したともいわれています」(全国紙司法担当記者)
特捜部がIR汚職で秋元逮捕に踏み切れた背景に法務・検察が進めていた“黒川切り”
だが、ここにきて、法務・検察内部ではその黒川氏を切り、今回の検事総長人事で林氏を戻して総長に昇格させる計画が進んでいたのだという。
「黒川氏については、そのあまりに露骨な官邸との癒着に、内部、とくに検察の捜査畑出身者の間で相当な不満が高まっていた。一方、林氏はもともと法務省の本流でありながら、政界と距離を置いているため、法務官僚だけでなく捜査畑の検事からも支持されていた。そこで、法務・検察が一体となって、黒川氏の検事総長就任を阻止し、林氏をラインに戻して総長に据えようとする動きが本格化したんだ。具体的には、現検事総長の稲田伸夫氏が今年2月以降も総長職にとどまり、夏に総長を交代するというもの。黒川氏と林氏は入省が同期でだが、黒川氏が1学年上の2月生まれで、林氏は7月生まれ。検察は総長だけが定年65歳で、他の役職は63歳のため、検事総長が2月以降も総長職にとどまれば、黒川氏は総長人事の前に定年を迎えることになる。ようするに、法務・検察は官邸に圧力をかけられないよう、黒川を先に退官させてしまうことを狙ったわけだ」(検察関係者)
これに対して、官邸は自分たちの意のままに動き、政界捜査をつぶしてくれる黒川氏をどうしても総長に据えようと動き、検事総長交代時期を早めるよう圧力をかけていたという。だが、年末に稲田総長の2月以降の続投が決定。黒川退官、林検事総長誕生は確定的といわれていた。
そして、この流れの中で出てきたのが、東京地検特捜部によるIR汚職捜査の着手、秋元議員逮捕だった。「中央政界の疑獄捜査じたいがタブーになってしまった」とまでいわれていた近年の検察にあって、今回、特捜部が現役の与党議員を収賄で逮捕した背景にも、この“黒川退官の決定”が大きく関係していた。
今回のIR汚職捜査を主導しているのはもちろん、特捜部長の森本宏氏。森本氏は『政界の不正を摘発するのが特捜部の使命』と公言する最近ではいないタイプの特捜部長で、かなり前からIR汚職に狙いを定め、内偵を進めていた。ところが、その森本氏は、昨年、地方の地検検事正に異動されそうになっていたのだという。
「これに対して、森本部長自ら『やり残したことがある』として上司に続投を申し入れたらしい。黒川氏の権力が盤石なら絶対に認められない話ですが、その頃には検察内部で黒川氏を2月退官させるという噂が広まり、発言力が低下。それで、森本氏の特捜部長続投が決まり、IR汚職に踏み込むことができた」(前出・全国紙司法担当記者)
しかも、秋元逮捕以降も特捜部は「秋元は突破口にすぎない」という姿勢で捜査を続行しており、このまま黒川氏が2月に退官すれば、特捜部の捜査は政権中枢にまで伸びるのではないか、という見方まで流れていた。
“官邸の番犬”黒川弘務の定年延長はIR捜査潰し、しかも検察庁法違反だ!
ところが、こうした検察の動きに対して、官邸は今回、冒頭で紹介したように、黒川氏の「定年延長」というウルトラCを打ち出して対抗してきたのだ。これで、黒川氏が今年夏の人事で、検事総長に就任するのはもちろん、IR汚職捜査などの動きが一気に鈍るのは確実だろう。
「実際、黒川氏の定年延長が判明した途端、検察内部では一斉に、『秋元逮捕だけでIR汚職捜査もおしまい』という声があがっています。ジャパンライフ再捜査も難しくなるでしょう」(前出・全国紙司法担当記者)
こうした流れを見れば、今回の人事介入が“官邸の番犬”である黒川氏を論功行賞として検察トップに据えるというだけでなく、その復権によってIR汚職捜査を止めるという目的があったことは明らかだろう。そう、これはどう考えても、安倍官邸による検察への捜査圧力だったのである。
しかも、官邸はそのために、違法行為まで働いた可能性がある。前述したように、検事長の定年延長は前例がないのだが、それもそのはず。今回、安倍政権は国家公務員法の規定にもとづき、黒川氏の定年延長を決めたとしているが、元東京地検特捜部検事の郷原信郎氏によれば、検事長の63歳定年は「検察庁法」で決められていることであり、例外は認められていない。したがって、検察庁法違反の疑いがあるという。
まさに、独裁国家並みの人事介入だが、しかし、マスコミはこの人事について、ごく一部のメディア以外、ほとんど取り上げていない。韓国のチョグク前法相の捜査への圧力や韓国の検察人事の問題にはあれだけ大騒ぎしたテレビも、安倍政権のこんな重大な検察への圧力、人事支配にはダンマリを決め込んでいるのだ。
メディアがこんな調子では、日本が本物の独裁国家になる日もそう遠くはないだろう。 (田部祥太)
金曜トークサロン「お遍路さん講座・歩きお遍路の達人山下会長を迎えて」
<お遍路さんのイメージが変わった>
私の「お遍路」さんのイメージは暗く、原風景は映画「砂の器」だった。
ハンセン病ゆえに故郷を追われた父と連れ立って歩く幼い少年。
二人がお遍路姿で放浪巡礼する姿・・・。
そんなイメージしかなかった私の前に現れた山下さん。
やはり白装束に菅笠,金剛杖のお遍路姿ではあったが、元気発剌。
日に焼けて黒光りした顔にとびきりの笑顔!
お遍路さんの暗いイメージはいっぺんにふき飛んだ。
ご覧下さい、この笑顔。
写真はネットから・・。(ブラタモリにも出演されました。)
お年はもう75歳を超えているけれど、お人柄を感じさせる笑顔は慈愛とパワーに溢れている。ご尊顔を拝するだけで元気になれます。
お遍路とは・・弘法大師の足跡をたどる88か所のお寺への巡礼の旅のこと。
徒歩で1200キロ。(うち土の道は100キロだけ,舗装道は足に堪える。)
マメが大敵で慣れた人は川で冷やす。
トンネルは危険、山道、崖道も多く、いつ死んでもおかしくない旅。
途中で行き倒れになったお遍路さんは無縁仏に・・
ゆえに、「白装束はそのまま亡くなる時の衣装で、杖は墓標になる」とのこと・・。
・・アワアワ・・
とはいえ、今はお遍路は、ブームなのだそうだ。
外人もお遍路に参加。夫婦で。孫と、ペットも一緒に・・などなど。
今は、昔の暗いお遍路とは違って、みんなで行くとちょっと楽しそうでもある。
いろんな目的で・・「自分探し」「悩みごと」「健康増進」「朱印集め」・・
いろんなスタイルがある
*歩きお遍路(1200キロ)・・45日ほど。途中の食費、宿泊費など費用は高め。
体力も必要だが、達成感がある。友人ができる。
*観光バスツァー…12日程度。日程や宿泊施設が決まっていて手軽にチャレンジできる
*車遍路・・10日ほど、札所からはずれた観光もできるが、細い道は入れない。
*数日間だけの区切り打ちもある。
<山下さんは歩くお遍路の達人>
歩き遍路は13回(通し打ち6回、逆うち3回,*逆うちとは88番目から回る逆回りのこと,)
山下氏いわく・・
「スタートは鳴門、10日で室戸岬、20日で足摺岬、30日目で松山・・
でもどこから始めてもオッケー。荷物は10キロ。宿につくまで、夜も歩く・・・。
最後の寺でお礼のお経を唱える。
八十八すべての霊場を回り終えることを結願(けちがん)と言い、
結願すると、お四国病にかかる。もう一度行かないと治らない。
もう一度行くことをお四国病院に入院するという・・(笑)」
(どこまで本気か冗談か?わかりませんが・・汗)
途中の観光、グルメ、癒しスポットも楽しみのうちだとか・・。
お遍路マメ知識
<同行二人とは>
お遍路さんの合言葉として「同行二人(どうぎょうににん)」という言葉がある。
本来のお遍路は厳しい修行だったため、途中で亡くなってしまう事もあった。
そこで、「同行二人」という言葉は,いつもお大師様と一緒という気持ちで、お遍路さんの心の支えとなった。キリスト教にも、「神はいつもあなたと共にいる」・・という考えがある。
山下さんのプロフィール
1944年8月生まれ 広島県出身
広島県立呉商業高校から住友銀行入行
55歳で定年退職、57歳で、初めての歩き遍路(36日間)
60歳で夢であった大学入学を果たす。
現在の主な活動は・・
四国八十八か所霊場会・公認先達(歩き遍路さんのガイド)
公認先達歩き遍路の会会長、昔の遍路道の修復作業中
高知兼あしずり遍路道保存会 遍路道復元
その他、ボランティアで、あちこちの遍路道の復元作業にかかわっていらっしゃいます。素晴らしいですね!
最後に、山下さんが惹かれる「お接待」という文化について・・
<お接待>とは・・
お接待とは、飲み物や食べ物などを無償で提供してくれることを言い、四国に根付く文化です。1200キロを歩くお遍路さんが大変だということは、四国に住む人たちはよく知っています。お遍路さんを応援する気持ちがお接待。また、「同行二人」の考えから、弘法大師へのもてなしにもなり、お接待は、一切見返りを求めないギブ・アンド・ギブの精神です。
山下さん曰く・・
「お接待がお遍路を支え、またお接待する人も、お遍路さんが困るのでやめられない。
このような助け合いの精神、貧しくても「お接待」をするのは人の優しさ。
小学生の励ましもほっこりするし、嬉しい。先達として、このような文化を世に引き継ぐのが自分の使命。四国全体の小学校にお接待の文化を広めたい」と。
初めの「砂の器」に戻ると、実際はハンセン病のような病気の人たちのお遍路は、受け入れてくれるところは少なく、(小説とは違うが)おそらく受け入れて世話をしたのは、四国ぐらいではなかったのか?とあった。
お接待とは、四国の人達の優しさが生んだ文化なのだろう。
お遍路と言えば、四国八十八か所を指すようになったのは、弘法大師の修業が始まりではあるけれど、四国の人達の温かいお接待に支えられ、長く生き続けた文化なのだと思った。
お遍路さんのイメージ、だいぶ変わりましたが・・・
さすがに、まだ1200キロを歩きとおせる自信はありません。
優しい「賢治さん」
人にお借りしたこの本。
来週にはお返しするのだけれど、しばらく温めておきたいような本だった。
著者は賢治さんの後輩であり、後に友人となり、畏友となったと書いてあり、
全編を通して、尊敬する「賢治さん」のエピソードが満載。
心優しく、人のために尽くした「賢治さん」のあれこれの話は、読んでいて心が温まった。
昔の教科書にも幾つか掲載されたそうだ。
「雨ニモマケズ」の手帳に書かれた言葉は、賢治さんの生き方そのもの。
自分のことは勘定に入れず、ただ友人、生徒、困っている人たちのために最善を尽くした。
質屋に借金しに来た人には質に入れたものの値段以上に必要なだけお金を渡してしまう。
(お父さんが困って、質屋をやめて金物屋に職替えしたのは有名な話・・。)
盗みを働く生徒には、「自分と兄弟になろう」と言い、
「金が欲しかったら兄弟になった俺がやる。だから盗みはしてくれるな。俺の月給は90円だが、入り用なら90円全部やる。何かにつけ、入用もあるだろう。これからは自分が小遣いをやろう。遠慮はいらない。兄弟だからな」と本気でお金を手渡そうとする。
生徒は泣いて謝罪し、「これからは決してしませんから。お金もいりません」と小遣いも辞退。
その後、生徒は何事も賢治先生に相談し、隠し立てをしない明朗な生徒に変わったという。
罰を与えるだけでは、人間は変わらない。
人を変えるのは愛の力である。賢治さんは深い愛の持ち主であった。
誰とでも、どんな人とも差別なく交際し、謙遜で、人を非難する事は全くなく、
人の為に心から尽くす人だったようだ。
先生としても学識豊かで、授業も明るく詩的なものがあった。
英語の時間など、「7月」という単語を教える時は「クローバー芳し7月の宵」というような句にして教え、知らずしらずのうちに、生徒の心にしみていくようにしたので、どの先生の授業よりも賢治さんの講義が生徒に喜ばれたそうだ。
こんな授業受けてみたいですね〜。
絵もお上手です。
クスッと笑える話もあった。
肥料の設計に畑に出かけると、賢治さんは、遅れてやってきて、
「あんまり蕎麦の花が綺麗なのでちょっと蝶々になって飛んでみました」と、さも楽しそうに
両手を広げ、蕎麦の花を撫でるように大きく輪を描いて、飛ぶような格好をして見せたそうだ。
子供の心もずっと持ち続けた人なんだろうと思う。
この賢治さん、一昨年、東北旅行に行った際、ウィリアム・モリスとも繋がっていたと知って驚いた。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない・・」で、有名な
「 農民芸術概論要綱」は、モリスの環境芸術の思想を読み、語り伝えたかったからだという。賢治さんにも、モリスの思想が流れているという不思議。
この辺りをもっと調べてみたい。
彼が菜食主義者になったのは、 盛岡高等農林学校在学中、隣の獣医科で動物の屠殺実験があり、その「苦しむ動物たちの声を思うとかわいそうで、肉を食べる気にはならなくなった」と書かれていた。
ただ、あまりに自分の生命や身体へのケアに無頓着で、ほとんど食べない日があったり、
寒い日に身体を冷やすこともしばしば。家からの仕送りも送り返し、いつも栄養失調状態であったので、早く亡くなったのも当然だったろう。もっと長生きしてほしかったものだ。
心温まるエピソードで、難解な童話のイメージの強かった「賢治さん」に親しみが持てた。
「司法は社会の良心」であるべき・・
「何も食べられないような苦しい状況で、少量の食べ物を盗むのは犯罪ではない」という判決が、イタリアの最高裁判所で下された。
ホームレスのロマン・オストリアコヴさん(36歳)は、2011年にイタリア・ジェノヴァにあるスーパーマーケットで、パンの支払いをしようとしながら、約500円相当のソーセージとチーズをジャケットの下に隠していた。気付いた客が警備員に知らせ、逮捕された。そして2013年、有罪判決が下され、懲役6カ月の実刑判決が言い渡された。
しかしながら2016年5月、イタリアの最高裁判所はこの有罪判決を覆す決定をした。「飢えをしのぐために少量の食物を盗むことは、犯罪には当たらない」という理由からだ。
「盗みが起こった時、被告は今すぐにでも何かを食べなければ生きていけないような状態にあった。必要にせまられた行為であることは明白だ」という最高裁判所のコメントをCNNが伝えている。
消費者団体「Codacons」のカルロ・リエンツィ会長は「経済危機により、スーパーマーケットでは、万引きせざるを得ない人々が、特に高齢者の中で急増している」と、ガーディアン紙に説明している。
「最高裁判所は、とても大切な原則を示しました。飢えをしのぐための少量の盗みは、犯罪に相当しない。生きるためには食べる必要があるのです」と同氏はコメントした。
イタリアの新聞「コリエーレ・デラ・セラ」によると、イタリアでは、貧困に苦しむ人の数が毎日推定615人ずつ増加しているそうだ。
同紙は論説欄で、「法律は、現実に沿ったものでなければいけない」という考えを示した。
この事件は、フランスの小説家ユゴーの作品「レ・ミゼラブル」の主人公ジャン・バルジャンに例えられてきた。
イタリア国内では「多くの人たちが貧困の危機にさらされる中で、人道的な判決だ」最高裁判所の決定を讃える声もある。
…………………………
「司法は社会の良心」であるべきで、それは、日本国憲法にも記載されています。
日本の司法について調べてみると・・・
第七十六条
1,すべて司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。
2,特別裁判所は、これを設置することができない。行政機関は、終審として裁判を行ふことができない。
3,すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される
(裁判官はそれぞれ独立して職務を果たすことが期待されており、その権限の行使にあたっては、行政権力および裁判所内部の上級者からの指示には拘束されないものと憲法上は定められている)
*しかし、日本の裁判所においては、最高裁判所事務総局という司法行政の中枢機関が
全ての裁判官の人事権を独占しており、最高裁判所事務総局は行政の方針に批判的な判決を書いた裁判官を過疎地の小さな裁判所へ左遷するなど、人事面や給与面において裁判官たちに様々な拘束や圧力をかけている。
日本の裁判官たちが実際に「良心に従い独立してその職権を行う」ことは極めて困難であり、ほとんどの裁判官は最高裁判所事務総局による左遷を恐れて、最高裁判所の意向に沿った権力者側に都合の良い判決だけを書き続けなければならず、日本国憲法第76条第3項は最高裁判所事務総局によって完全に死文化されているとする批判も多い(カレル・ヴァン・ウォルフレン著:『日本/権力構造の謎』(早川書房)
イタリアのような貧しい人への人道的な判決も、日本では困難でしょう。
原発事故後も、全く企業寄りの判決が多いのもこのような理由からです。
三権分立の仕組みが機能せず、司法がこのようでは、訴えても正しい判決は得られないし、民主的な国とは到底言えません。
ここもメスを入れないといけないところですね。
<アメブロでは何度直しても、エラー記事になりました。>
山本太郎の活動を記録した映画「Beyond the Waves」が奈良、大和郡山城ホールにて 1/11土曜日、14時から自主上映
山本太郎の活動を記録した映画「Beyond the Waves」が奈良、大和郡山城ホールにて、1/11土曜日、14時から自主上映されます。