卒業

卒業シーズンです!
今日は電車の中で、着物に袴姿の女性を何人か見かけました。
中学校の卒業式では、生徒は「旅立ちの日に」を歌ったそうです。
卒業生は、この歌を歌いながら、三年間に思いを馳せ…、自分を支えてくれた友達や仲間との思い出をかみしめたのでしょう。
…涙する生徒が多かったと聞きました・・・。

旅立ちの日に」の歌詞です。(二番がちょっと泣けるかな・・)

白い光の中に 山並みは萌えて
遙かな空の 果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い 空に心ふるわせ
自由をかける鳥よ 振り返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もない いさかいに 泣いたあの時
心通ったうれしさに 抱き合った日よ
みんな過ぎたけれど 思い出強く抱いて
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

(※)今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
   はずむ 若い 力信じて
   この広い 大空に
(※)繰り返し


若い力、未来への希望、いいものですね。
若い方々の可能性に、明るい未来を期待したくなります。

若い方々は、これからの社会を背負っていかれる方々です。

学ぶことや働くことの意味を、心にとめて、
「若い力」を
大いに社会に生かしていだだきたいなあと思います。



・・・・・・・学ぶこと、働くことの意味・・・・・・・・・・・


 たまたま、日本睡眠改善協議会のインストラクター三島治さんの
「どうぞ、蚊帳の中へ 祝・卒業」で、こんな文章を見つけました。

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・・・・・働くとは、自分のためばかりでなく、周り、はたを楽にする
のが「働き」であること。(→はたらく)

学問も、世の中の役に立ってこそ生きるものであり、お金儲けのためだけの学問は、結局、人々を不幸に陥れるものだと、今、大人たちは思い知らされています。

学問のあり方、働くことの本当の意味、企業のあり方など、その全ては、相手に、社会に、役立てようとする、お互いが、お互いを思いやるやさしい心が、出発点であるべきものだと思います。・・・・・・・・・

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こういうことを、家庭や学校で、繰り返し子供たちに伝えていってほしいなぁ・・と思いました。

医療ミス、企業の不正、事故の隠蔽、・・・何か、今の日本は、お金儲けや自己保身にエネルギーを費やし、本来の「他者を思いやる心」や「他者の役に立つ喜び」という原点そのものが、忘れられつつある世の中になっているような気がします。

「心を育てること」は一朝一夕にはできない課題ですが、この世の風潮にストップをかける、心ある若者が育ってほしいですね。一番大切なものはやはり「心」だと思います。
 
「心」が育っていてこそ、その若い力と可能性に期待もできるというものでしょう。

(若者を、優秀な知能と立派な学歴の持ち主に育てたとしても、・・・心が育ってないために、優秀な能力が正しく使われなければ、逆にとても怖い結果を招くこともあるのだということを、心にとめておきたいのです。)

今夜は横道にそれて・・堅苦しい文章になってしまいました。お許しを・・。