毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」除染、2年以内に半減、年間1ミリ以下を長期的に目指す計画について、小出先生「ふざけた国だ!」

10/10(月)

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会と、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。

 原発のニュース、放射能汚染の除染、20ミリシーベルト/年未満の地域に、2年後までの除染を環境庁が始めています。被曝線量の半減を目指し、子供の被曝を60%減少させ、長期的に1ミリ/年を目指すのですが、警戒区域など、除染特別区域は2013年3月を目指します。


 そして、小出先生のお話、この除染について、2年内に半減させること、半減は居住区は出来ないことはないが、いったい何を国が言っているのか、国は年1ミリ以上の被曝を禁止しているのに、20ミリを半減させても10ミリなのです。20→10になれば除染が出来たと言うのは、おかしいセシウム134は半減期が2年であり、ここから来ている(放っておいても半分になる)のです
限られた生活空間の除染は出来るかも知れないが、山も、田畑もある、出来ないのです。


 子どもたちのために学校、公園の除染を優先し、被曝線量60%減少なのですが、それでも8ミリであり、
何の責任もない子供にこんな被曝を許すと言うのか。

 年間1ミリ以下を長期的に目指すといい
小出先生、「ふざけた国だ」と言われました。

環境省政務官が言っており、「ここは専門知識を持っていない」と平野さん指摘されました。
でも、環境庁なので、環境に強いとイメージされ、これが利用されたわけです。


 中間貯蔵施設を作らないといけないのに、具体案なし、除染されたものは困る、受け入れる自治体を国が探している。
小出先生、昨日滋賀で講演され、京都の方が質問され、「汚染物を京都市が受け入れるのは不安?」と聞かれて、小出先生、「福島の事故で、膨大な瓦礫が生じ、福島だけで処理できない、福島に子供も住んでいる、子供の被曝を避けたい、なら、全国で引き受けるしかない」と言われて、怒られたそうです。
「京都にも子供がいるのに、焼却センターで処理して、被曝する」
小出先生、「現在の焼却施設で処理してはいけない(放射能が廃棄に出る)、廃棄に高性能フィルターを付けて、空気中に放射能が出ないようにして、全国に分担するしかない」のです。


 そのフィルターの費用は、東電に払わせたらいい。


 松明とか、全国で不幸なことになっており、除染は原発事業者(東電)にやらせるのが一番と平野さん言われて、東電の食事は汚染物でやるのと同じでと言うと、福島原発の敷地に持ち込むことは必要で、福島第2原発もある、悲惨なことにはならなかったが、もう使えない、ここを核の墓場にしたらいいのです。
が、福島第2周辺の住民のこともあり、しかし放射線は何百メートルは飛ばない、周囲の人の被曝は減らせるのです。適切な処置を東電の金でやらせる、倒産するまですべての力を出し尽くさせるべきなのです。


 ごみ焼却センターの人、周囲の人が被曝するので、注意しないといけない、無防備だったのを、作業員に被曝対策を講じないといけない。周囲に放射能が飛び散らないようにフィルターがいる、灰の中の放射能の処理もあるこの灰を、福島第1に石棺&防壁がいるので、それに灰を使ったらいいと言うことなのです。


 しかし、放射能のがれきを動かすのに被曝するのですが、放射能でもう日本中汚れている、瓦礫だけで、汚れるわけではない。


 遅くなりましたが、小出先生のお話をお届けしました。