【呼吸による内部被ばく】意識と無意識、その差はどうなの?
【呼吸による内部被ばく】意識と無意識、その差はどうなの?
放射能汚染から子どもたちを守ろう! 様からの転載
呼吸による内部被ばく】意識と無意識、その差はどうなの?
http://after-311.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2012/09/023579-150x150.jpgスーパーの食品売り場には、だんだんと秋の味覚が並びはじめました。
僕の大好物は栗ごはんなのですが、去年は一度も食べる事はありませんでした。栗は割と放射性物質を取り込み安い食材であり、関東東北産の栗からは数十ベクレルのセシウムが検出されていたためです。
今年も千葉県産で1キログラムあたり26ベクレルが検出されたというデータが厚生労働省より発表されていましたので、引き続き注意が必要です。
もちろん、国の規制値以下なので食べたい人は自己責任でどうぞ。
http://after-311.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2012/09/023579-150x150.jpgスーパーの食品売り場には、だんだんと秋の味覚が並びはじめました。
僕の大好物は栗ごはんなのですが、去年は一度も食べる事はありませんでした。栗は割と放射性物質を取り込み安い食材であり、関東東北産の栗からは数十ベクレルのセシウムが検出されていたためです。
今年も千葉県産で1キログラムあたり26ベクレルが検出されたというデータが厚生労働省より発表されていましたので、引き続き注意が必要です。
もちろん、国の規制値以下なので食べたい人は自己責任でどうぞ。
僕は今年も 「意識的に」 自粛します。
■ 意識と無意識
放射性物質による健康影響は主に外部被ばくと内部被ばくという二つの経路からもたらされます。
気になるのは内部被ばくと言う事になるわけですが、内部被ばくも摂取経路は複数あります。
その中で主なものは以下の二つ。
その中で主なものは以下の二つ。
1.食べる・飲むことにより取り込む【経口摂取】(意識的)
2.吸い込む・呼吸により取り込む【吸気摂取】(無意識)
このような経路で口や鼻から取り込まれた放射性物質は腸管や肺胞から血液やリンパにのり全身に運ばれます。そしてその性状により親和性のある臓器や組織に沈着すると言われています。
ポイントは「食べる事」や「飲む事」は自分でその行為をコントロールできるということです。
無意識の呼吸
一方、「呼吸」についてはどうでしょうか?
「さて息を吸おう。そして今度は吐き出そう。」なんて考えながら呼吸をしている人はいませんね。当たり前のことですが呼吸をしなければ人間は死んでしまいますから、意識などせずに呼吸を行なっています。
つまり自分でその行為をコントロールすることはできないのです。
ポイントは「食べる事」や「飲む事」は自分でその行為をコントロールできるということです。
無意識の呼吸
一方、「呼吸」についてはどうでしょうか?
「さて息を吸おう。そして今度は吐き出そう。」なんて考えながら呼吸をしている人はいませんね。当たり前のことですが呼吸をしなければ人間は死んでしまいますから、意識などせずに呼吸を行なっています。
つまり自分でその行為をコントロールすることはできないのです。
「そこにある空気を吸い込むしかない」わけです。
この当たり前のことを意識せずに生活していくのはどうなんでしょう?
そんな疑問が湧いてきました。
関東東北の広い範囲に放射性物質がぶちまけられて、身の回りにはたくさんのセシウムやストロンチウムをはじめとする放射性物質がたくさん落ちているのです。
食品に取り込まれているかもしれない放射性物質は意識すれば減らす事ができそうです。
そんな疑問が湧いてきました。
関東東北の広い範囲に放射性物質がぶちまけられて、身の回りにはたくさんのセシウムやストロンチウムをはじめとする放射性物質がたくさん落ちているのです。
食品に取り込まれているかもしれない放射性物質は意識すれば減らす事ができそうです。
より取り込み易い食材を避ける事や産地の土壌汚染度を把握しておくことでゼロにはできないけど、減らす工夫はできそうです。
しかし、呼吸はどうしようもありません。 せいぜいマスクをすることぐらいでしょうか?困ったものです。
しかし、呼吸はどうしようもありません。 せいぜいマスクをすることぐらいでしょうか?困ったものです。
■ 子ども達は土ぼこりと共に
http://after-311.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2012/09/3956f6ba7a72befd4acce84b38f083b0-300x200.jpg子ども達の暮らす環境というのは、我々大人の生活環境と違い、土に囲まれています。毎日学校に通うことは、土ぼこりの中に子ども達を送り出すことになります。今はアスファルトに囲まれた住環境のところが殆どかもしれませんが、本当に子ども達は土とともに生活しているのです。
だからこそ、学校の校庭はどのくらい汚染されているのか、表面にどのくらいの放射性物質が散らばっているのか、乾燥した時にどのように土ぼこりが舞うのか、どうすればそれを軽減することができるのか、そんな事を我々大人が絶えず考え、対策を打って行かなければならない状況なのです。
しかしどれだけの大人がその事に気がついているのでしょうか?
もし気がついていても、黙っていれば何もしていないのと一緒ですよ。
そしてやはりこの呼吸による内部被ばくに影響を裏付ける記述も見つけました。
米国の規制では、核関連施設の敷地外の住民の吸う空気中に存在することを許されるプルトニウム239の最大量は、1リットル当たり2×10(-5)乗ピコキュリーである。米国の原子力規制委員会(NRC)は、この濃度の空気に一年間曝された人は0.5ミリシーベルト(50ミリレム)の被曝をすると計算している。水中のプルトニウム239についての同様の規制値は、一リットルあたり20ピコキュリーである。空気中の許容濃度の方が低いのは、主として、吸入されたものの方が経口摂取されたものよりも生物学的取り込み率が高いということによる。また、人間が吸い込む空気の体積の方が摂取する水の体制よりも大きいためでもある。
プルトニウム:核戦争防止国際医師会議+エネルギー環境研究所 著 より引用
この内部被ばくの健康影響がどの程度なのかは誰にも分かりません。
「大丈夫、まったく問題ない」と言う人もいれば、「チェルノブイリよりひどい汚染だ。未知の体験だ」ということを言っている人もいます。
関東地方でも、掃除機のフィルターから数千ベクレクから数万ベクレルが検出されたという話や、エアコンのフィルターや車のフィルターからも数万ベクレルが検出され、しかもセシウム以外のアルファ線核種までもが検出されたという話もあるわけで、我々の肺という名のフィルターがまったく何も取り込んでいないとは考えづらいのです。
子ども達は大人に比べて放射線の感受性が強いと言う事は誰もが認めていることですので、まだしばらくは警戒を解かず、注意深く状況を見極めた方がよいと思っています。
そのためには、意識して防ぐことのできる余計な被ばくは出来るだけ避け、無意識に取り込まざるを得ない呼吸による内部被ばくへは、自分の住む土地の汚染度を把握して、できるだけの防御策をとっていくしかありません。
思考を止めたら、いつも間にか体内に放射性物質が溜まってしまう、そんな世の中になってしまいました。
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こういう記事が目に留まるのも、私自身の体調の悪さかもしれません。
病院では異常なしと言われたのですが・・・7月頃から、時々、息苦しさを感じています。
私も見習って、まず食生活から改めていこうと思っています。