今村くんは「寄り添うゴッコ」遊びがヘタだっただけ…なんだと思う

今村くんは「寄り添うゴッコ」遊びがヘタだっただけ…なんだと思う

ひとさまのtweetから…
#TBS「#ひるおび」
田崎「大臣は被災地に寄り添ってるふりはしないといけない」
出た!田崎の失言、暴言、不適切発言。 そんな考えで気持ちで公共の電波でコメントしてるから、 不適切なコメントばっかりで、真面目なコメントできないんだよ。 不適切発言の責任とって、公共の電波から去れ!

TBSおよび系列の局でお昼の時間帯に放送してる「ひるおび」という番組はもう、東の「どこまで言って委員会」と言っていいくらいの劣悪な番組…だと、ぼくは思ってます

(だから、この番組は「情報バラエティ」ではなく「扇動バラエティ」と形容した方がええ…)


だって、司会者の恵なんか、みのもんたを若くしただけ…みたいなヤツやし(そやかて、あの人、みのもんたのスタイルをソックリ真似とるがな…)
居並ぶコメンテーターと称する人たちもロクなのがいてないので
(「日和見八代」は言うまでもないし、最近加わった落語家だってもう…)
そんな連中が出てきて、マトモな「情報バラエティ」になるわけない…

で、そのコメンテーターのなかでも最悪なのが、でんでん安倍の寿司友である通称「田崎スシロー」…

もともと、「首相べったり」が羞恥の…ではなくて周知の人物を
三者のフリをさせてコメンテーターをやらせてる時点で、こんな「忖度番組」は終わってる…んだけど

tweetに出てきた田崎スシローくんの「寄り添ってるフリ(はしないといけない)」という言葉は一面の真実でもある…

というのも、この国の首相を始め大臣は、好んで「寄り添う」という言葉を使ってはいるものの
それが真に「寄り添う気持ち」から出てない…なんてことは、もう、それこそ周知の事実やないですか?

そう…、でんでん安倍くんの「寄り添う」だって、「全く当たらないマン」菅ちんの「寄り添う」だって
その他の大臣あるいは与党の政治家から出てくる「寄り添う」という言葉だって
みんな「そう言っておくのが無難」…というくらいの「自己保身の意味」しかなくて
これは言ってみれば、与党の政治家がこぞって「寄り添うゴッコ」遊びをしてるだけ…

そして、その「寄り添うゴッコ」を始めたでんでん安倍くんはじめ、菅ちんもこの遊びは得意…なんだけど
どんな遊びにだって、それが不得意な人がいるのは避けられず、今回の今村くんはその代表的人物であっただけ…
ちなみに、でんでん安倍くんは今村大臣辞任後の記者会見でも、得意の「寄り添うゴッコ」をやってます…↓

(以下の引用部分は、記者会見でのでんでん安倍くんお発言の一部文字おこしです…)
東日本大震災からの復興は政権発足以来、安倍内閣の最重要課題であります。そして、被災地の皆様の心に寄り添いながら復興に全力を挙げる。
これは揺るぎない内閣の基本方針であります。
にも関わらず、昨日、今村大臣の講演において、被災地の皆様のお気持ちを傷つける極めて不適切な発言がありました。
興大臣にとって最も大切な被災地の皆様の信頼を失う重大な発言であり、辞職したいとの今村大臣の意向が示されましたので、辞表を受理することと致しました。

内閣総理大臣として改めて被災地の皆様に深くお詫びをしたいと思います。
また、任命責任は、もとより、内閣総理大臣たる私にあります。
こうした結果となりましたことに対して、国民の皆様に心からお詫びを申し上げます。
復興はいまだ道半ばであり、多くの方々が大変な困難にいまだに直面をしてございます。
一日たりとも停滞は許されません。


「東北の復興なくして日本の再生なし」…この基本方針のもと、東北の復興、福島の再生に全力で取り組んで参ります。~

でんでん安倍くんは「東北の復興なくして日本の再生なし」という「空疎なコピー」を唱えつつ
「東北の復興、福島の再生に全力で取り組んで参ります」と言うんだけど
「東北の復興、福島の再生」を遅らせる結果にしかならない「東京五輪」を率先して招致したのは誰で、その招致成功を誇ってたのはいったい誰やったんですか?


そもそも、「復興はいまだ道半ばであり、多くの方々が大変な困難にいまだに直面」しているなかで
大きな土木工事を代表として、人的物的ニーズを東京に振り向けてしまう五輪を開催することは
どない考えても「東北の復興、福島の再生に全力で取り組んで」ない証拠…

(なのに「全力で取り組んで参ります」と真顔で言ってのけるんだから
 こんなの、どない考えても被災者の気持ちに寄り添ってへんがな…)


そう…、これは単なる与党の政治家の「寄り添うゴッコ」遊びであり、
そんな言葉には何の意味もなくて、それは単なる「(政治的)言葉の遊び」…
そして、今村くんは、そんな「ゴッコ遊び」がヘタだった…わけだけど
じゃ、この「寄り添うゴッコ」遊びが得意なでんでん安倍くんや菅くんは今村くんを責められるのか…と言えば

そりゃ、内輪の「ゴッコ遊び」がヘタ過ぎだろ!…と咎めることはできるとは思うけど
そんな遊びが得意だ…ということは、何も褒められた話ではなく
こんなの、どこまでいっても「どっちもどっち」の話だと、ぼくは思います
(「どっちもどっち」っていう表現は、こういう場合に使ってほしいな…)
※ちなみに、今村くんが辞任したのは…
政府は今村氏を続投させた場合、国会審議が停滞し、共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案などの成立が危ういと判断した。(産経:2017.4.26)
…ためであり、決して「被災者の皆様の心に寄り添えなかった」ことが原因ではありません

※今回の今村くんの「本音トーク」に関して、

「発言の一部を切り取ってどうのこうの…」という反撃?をする人がチラホラいるようですが

以下のtweetの指摘がすべてだと思います↓
「首都圏での震災では、東北での被害と比較しても甚大な被害が予想されるので、万全の準備をしなければならない」という趣旨の発言をするのに「東北だったからよかった」という文字列を垂れ流す必要がどこにあるのか。
(↑ひとさまのtweetより)


ちなみに、「(大震災が起きたのが)まだ東北でよかった」発言に対しては

被災地の方々のみならず、心あるみなさんなら、きっとたいそう怒ってはることでしょうが、
「東北でよかった」という発言は、東京のための電気を作る原発を、関東ではなく、あえて東北に置いた理由とも重なる。
(↑ひとさまのtweetより)

ぼくたちは「(核発電所のような)大きなリスクを誰かに転嫁すること」について気がつかないフリ…をしてたのでありまして

今回の今村発言は決して「今村だけが酷いヤツ」と片づけて、

(自分は関係ない…で)お終いにしてはいけないと思います
そして、それは何も核発電所の立地だけの話ではなく…↓
震災は「東北でよかった」。それはおそらく、米軍基地は「沖縄でかまわない」という考え方とも地続きだと思う。

(↑ひとさまのtweetより)

「沖縄への基地の集中(=押し付け)」もまた、ぼくたちの「沖縄だからよかった(沖縄なら構わない)」心情が

辺野古新基地建設を強行している政府を後押ししている…のでありまして

その「動かし難い事実」に気づかないフリをするのであれば、

沖縄に「寄り添うフリ」の政府とおんなじである…と思うところです