天平衣装体験してきましたよ~♪ (^^)

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以前から気になっていた、天平衣装。

この時代、貴族たちは美しい絹織物の豪華な衣装に身を包んでいました。

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南門広場にある『天平衣装貸出所』。
受付時間9時~15時半
1時間、300円(子どもは200円)。

記念になるので、思い切って友人と天平衣装体験をしてきました!

300円払って、更衣室に進むと、係員のお姉さん達が親切に着替えを手伝ってくれました。
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・・と言っても、実際は、マジックテープなどで、簡単に止めて着られる作りになっているので、自分の服の上から、橙色(深緋)の「からぎぬ」を重ね、現在のスカートに当たる「裙」(も)をつけて、ベルトで止め、白い比礼(ひれ)を手に持ってできあがり・・。だいたい5分もあれば完成です。

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この時代の衣装は、身分によって使われる色も決まっていました。
このオレンジ色は、四位にあたる深緋(ふかきひ)
女官も、実家や夫の家柄に応じた色の服を身につけたそうです。

簡易衣装ではありますが、色合いが美しく遠くからでも映えるので・・、

「写真を撮りましょうか?」
「この衣装、どうしたのですか?」
「どこにいったら着られますか?」
 
・・等々、道行く女性からずいぶん声をかけられました。

 こんな衣装体験は女性の憧れですよね。

「南門広場で・・」と教えてさしあげると、嬉しそうに借りに行かれました。

この衣装に身を包み、天平人になった気分で大極殿周辺を散策します^^。


もう一つ、平城京なりきり体験館でも、衣装を貸してくれます。
写真代が入るのでこちらは500円


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こちらは、衣装を着て写真を撮ってくれるのが目的なので、外に出ることは出来ませんが、さしは(扇のようなもの)も貸してくれて、その場ですぐに写真も焼いてもらえます。
写真は、背景が決まっていてこんな合成写真・・。ハガキサイズです。

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記念写真としてはよいかもしれません。

でも、個人的には、こちらでの衣装体験よりも、1時間300円の貸衣装での体験の方が

楽しかったです。

天平衣装を着て、実際、平城旧跡を歩いてみると・・・、

昔も、古都をこうして歩いていたんだなぁ・・という天平人気分になれるというものです。

体験してみて、面白いことがわかりました!
女性は肌を見せてはいけなかったようです。
この時代からなのでしょうか??

この女性用の天平衣装、そでが、1メートル半ほど有ります。
この長さ・・、女性は手も見せてはいけなかったとか・・!
この扇にも似た「さしは」も、顔の前に置いて、顔を隠すのが役目・・。

女性は顔や肌を見せない・・・どこかの国とよく似ています。
でもこの時代のそんな風習が、女性は顔を見せない・・という平安時代にも続いていくのでしょうね。

衣装体験は女性ばかりでなく、男性もお子様も体験できます。

家族のような貴族達の姿も結構見かけましたが、周りの建物に映えて、なかなか良いものでした。

私たちも、天平人になって1時間。  楽しい体験でした♪^^