よみうりテレビ小出先生、核のゴミの話

永岡さんが今日の読売テレビ夕方のニュース書き起こししてくださいました。
 『10万年先まで危険が続く…核廃棄物の現実』

永岡です、読売テレビのニュースTENにて、核のゴミの特集がありました。冒頭、小出先生が福島の何でもない土を分析されて、小出先生が京都大原子炉実験所でいつも扱っているもの以上の放射能があることを示されました。
 核のゴミは、40年以上前から、原発を動かした時から出ているものであり、現在は再処理を日本はイギリス、フランスに任せて、そして核のゴミ、高レベル廃棄物の返還も行われています。が、これの最終処分地はもちろん未定であり、2006年に滋賀県、2007年に高知県が名乗りを上げたものの住民の反対で挫折しています。
日本国内では処分地なし、六ヶ所村と、東海村で保管し、もうあふれるばかりです。
 
 

 その六ヶ所村、今度の大地震で一時電源が止まり、エライことになりかけました。
幸い、非常電源が動きましたが、ここ、再処理工場を誘致して財政的に豊かな町になっていますが、それでも、反対運動は続いています。
 そして、国は最終処分場の実験を行い、岐阜の地下300mに試験場を作りましたが、そこは地下水だらけで湿度100%のところです。そんなところに、核廃棄物は
置けません。
 
ところが、読売テレビが取材したら、国は、核廃棄物は100年保管したら安全になるという姿勢なのです。100年たったら後は放置なのです。
これについて、小出先生、「人間が近づけるまでに10万~100万年かかると言われているもの(現状では人間が近づいたら即死!)」なのにです。
 
原発は、トイレのないマンション」と、小出先生と元原子炉技術者の後藤正志さんも証言されています。

 核のゴミは処分方法がなく、読売テレビのスタッフは、こうなったら、原発を持っている国が話し合い、誰もいないところに置くしかないのかも知れないとのコメントもありました。
 
国が、核廃棄物の管理は100年でいいと考えていると知り、絶句しました。
ましてや、100万年後など、何も分かりません。
 以上、お知らせいたしました。