『福島メルトダウンの放射性降下物に対処する放射線防御自然療法』 食事・サプリメント編
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/843.html
投稿者 爺さん 日時 2011 年 5 月 12 日 01:23:43: pkMRoq8j2xu8g
http://www.asyura.us/peterimg/1003.gif
Sott.netのガブリエラ・セグラ医学博士Gabriela Segura,M.D.の記事です。
まず、事故の環境への影響についてから始まります。
サプリメント・添加物には副作用が見込まれる物もあります。それらの使用に際しては、国内の関連した医師やPSRなどに相談してください。
PSRのサイトにはボランティア・アドバイザーの博士たちの連絡先が掲げてあります。
Physicians for Social Responsibility ノーベル平和賞受賞アメリカ医師団体
http://www.psr.org/
。
原文
http://www.sott.net/articles/show/226021-Detoxify-orDie-Natural-Radiation-Protection-Therapies-for-Coping-With-the- Fallout-of-the-Fukushima-Nuclear-Meltdown
訳文
環境への影響についての注意
チェルノブイリ事故による放射性核種が、環境システムから急激に除去され崩壊により減少するという予想は、すべて誤っていました。
放射性核種は環境システムの中を何回も循環するため、環境からの減少は、予想されたよりもずっと長い時間を要します。
水・空気・土壌の全部を含む汚染状態は非常に変動します。ストロンチウム90・セシウム137・アメリシウムによる汚染が23年後もいまだにあると言うダイナミクス(力学)は、チェルノブイリを研究する科学者達を驚かせています。
『セシウム137・ストロンチウム90・プルトニウム・アメリシウムが、植物が根を張る土壌層にいまだ23年後も蓄積している結果、放射性核種は最近になっても植物の中に含まれ続けています。
以前に地表から地中へと消え去った放射性核種は、植物の地表から上の部分へ根から水とともに移動することで、食用となる部分に濃縮します。この再循環によって、放射性核種の残存量は時間とともに自然崩壊により全体として減少するにもかかわらず、人々の体内被曝と被曝線量率のレベルは増加しました。』
効果的な体内放射線除去(解毒化)の立証された処方箋試案
野菜と海草
チェルノブイリでは、放射線の有害作用に対して、スピルリナが1日5グラム・45日間使われ有効でした。
クロレラも放射線防御効果を示しました。
ある研究によれば(原文リンク参照)、スピルリナはたった20日間後に尿中放射能レベルを50パーセント減少させました。
そこでベラルーシの放射線安全研究所は、100人の子供に20日間スピルリナを投与する特別プログラムを展開しました。
さらに、スピルリナの治療効果は、食品と水起源の放射線汚染だけでなく、体内に蓄積された持続的放射線にも有効でした。
殊に、高線量の放射性核種を体内蓄積した子供達に投与されたスピルリナは、放射性セシウムの体内量を減少させました。
副作用は記録されていません。
原料が重金属に汚染されていないことが確認されているスピルリナとクロレラを購入してください。
アルギン酸ナトリウムはいろいろな海草、特に昆布(kelp)に含まれています。アルギン酸ナトリウムは、ストロンチウム・カルシウム・バリウム・カドミウム・ラジウムなどの物質と強固に結合します。
海草の中には鉛や砒素に汚染されている物があります。深い海で採られた物や有害金属が含まれていないと検査済みのものを摂取してください。(南アフリカ西岸産の昆布など)
この抗放射線効果は、いくつかの日本における研究の中で注目されました。また、中国でなされた研究は、茶に含まれる諸成分が放射線の害を消すこと(radioactive antagonist)を示唆しています。
茶カテキンは他の抗酸化剤の特性と共同して、放射線放射の前あるいは後に摂取することで、放射線からの防護効果を発揮します。
ペクチンは、汚染された食品の摂取が避けられない場合、放射線からの防御手段として最も有効な物の一つです。
ビタミン・ミネラルを調合したペクチンは、体内組織に入り込んだ放射性核種の除去に高い効き目を示しました。
推奨される使用量は、年4期間、各1ヶ月間、1回5グラムを、1日当たり1回から2回です。
『ベルラドはこの食品添加物を製造し続け、2000年から、この添加物はベルラーシ健康省により推奨されています。』
『器官組織に取り込まれたセシウム137の著しい減少と、筋電図の顕著な改善が見られました。』
『1996年から2007年にかけて160.000人以上のベラルーシ人の子供達が、18日間または25日間にわたって(1日5グラム2回)、ペクチン食品添加物を処置されました。その結果、いずれのペクチン添加物投与期間後にも、平均して30から40%、子供達の器官内セシウムは減少しました。』 ネステレンコ、ヤブロコフ他著 「チェルノブイリ」より
抗酸化剤と硫黄化合物
硫黄は放射性物質への急性被曝に対する解毒剤(antidote)として長い使用暦があります。
抗酸化剤は私達の体の中で放射線の有害な効果を減少する能力があります。
アルファリポ酸、ビタミンE、C(アスコルビン酸)、B、セレニウム、Nアステルシステインや他の硫黄化合物はきわめて重要です。
それらのいくつかを組み合わせて使用することが大切です。それらはチームとして最も有効に作用します。
それに加えて、個々の抗酸化剤は、酸化されてしまうと酸化促進剤として作用します。したがって、個々の酸化剤は、生体組織と器官への放射線放射後の傷害を進行させかねません。
いろいろな研究が、放射線危機への効果的な治療法である、抗酸化剤の補給が重要なことを示してきました。
それは水溶性であるとともに脂溶性です。脳血管関門を通り抜けることもできます。
このことは、アルファリポ酸は、私達の脂肪組織、脳、さらに言えばすべての単一器官にに達しその傷害を防ぐ事ができることを意味しています。
ALAはまたDNAを修復します。
ALAはビタミンC、E、グルタチオンのような他の抗酸化剤を還元します、グルタチオンは解毒のために不可欠な抗酸化剤で、ミトコンドリアの中で合成されます。
このことは、放射線治療の後、放射線により引き起こされた傷害を軽減し回復するするために決定的に重要です。
推奨されるALAの服用量は、食事の際に1日100ミリグラム2回です。
300ミリグラムから600ミリグラムの間の高い服用量を処方している人たちもいますが。
下痢と腹部膨満の際は服用を1回減らしてください。
腸が鳴らないようならば、1日の服用量を増やすことができます。
ビタミンB複合体を摂取することも考慮してください。それは赤血球と白血球の数を正常化することを助けます。なぜなら、放射線による白血球の破壊は長期間続くことがあります。
ビタミンE1日あたり800-1000IU、セレニウム1日あたり200マイクログラムは大切です。酸化による損傷から防御するためのビタミンEとセレニウムの相乗作用が、放射線の研究から支持されています。
推奨服薬量は1日あたり50ミリグラムです。
亜鉛摂取を増やすことでもたらされる他要素の欠乏とアンバランスを避けるために、ミネラル複合体を補うことが必要になるかもしれません。
カリウムが欠乏すると、セシウム137・134・カリウム40・42のような放射性核種が選択的に吸収されます。カリウムサプリメント過多は危険でもあります。包装の指示を確認してください。
全身に放射線を放射された後メラトニン投与された動物は生存期間が増し、放射線により引き起こされた酸化傷害への防御作用が全身にわたって明白でした。
より重要なことに、メラトニンは経口投与されると、より高いレベルで体中を循環し、より急激に体組織に集積します。
被曝したらすぐ、放射線被曝後の風向きに応じて、やや離れた場所に住む人々は、メラトニンの経口投与により自分達を放射線から防御することができます。
メラトニンは必要であれば何回も繰り返して摂取することが可能です。